LINE証券で人気の投資信託10本、成績や手数料、特徴を比較【2021年12月】

日本株の低迷が続く一方で諸外国の株高は続いており、外国株の投資信託を購入する動きが加速しています。特にLINE証券でも米国株式や先進国株式など長期的な成長を見込める銘柄が購入上位となっているため、注目している方もいるのではないでしょうか。

この記事では、LINE証券で取り扱っている投資信託の購入件数ランキング上位の銘柄について、運用成績、手数料、特徴を詳しくご紹介します。LINE証券で投資を始めたい方や、すでに口座をお持ちの方は参考にしてみてください。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
※本記事は、2021年12月26日時点の情報をもとに執筆されています。最新の情報については、ご自身でもよくお調べの上、ご利用ください。

目次

  1. LINE証券の特徴
  2. LINE証券で人気の投資信託10本
    2-1.eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
    2-2.iFreeNEXT FANG+インデックス
    2-3.eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
    2-4.フィデリティ・USリート・ファンド・Dコース
    2-5.eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
    2-6.フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)
    2-7.アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース
    2-8.netWIN GSテクノロジー株式ファンドB(ヘッジなし)
    2-9.iFreeレバレッジ NASDAQ100
    2-10.eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
  3. LINE証券で投資信託を始める方法・手順
    3-1.証券口座を開設する
    3-2.入金する
    3-3.取引を開始する
  4. まとめ

1 LINE証券の特徴

LINE証券では、投資信託を1口100円から購入可能なほか、LINEポイントを1ポイント1円として証券口座に入金できるので、普段からLINEポイントを貯めている方であれば、現金を用意することなく低リスクで投資を始められるのが特徴です。

LINEポイントとは、LINEが提供する各種サービスを利用することで貯まる独自ポイントで、貯まったポイントは1ポイント1円換算で、LINE Pay決済やスタンプの購入などに利用できます。

また、LINE証券では、全体で約6,000銘柄ある投資信託の中から、プロが厳選した32銘柄のみを取り扱っています。運用コストやリスク、パフォーマンスなどの合計9つの項目について総合的に評価した上で選定しているため、投資初心者にも適した銘柄が多く取り揃っています。

2 LINE証券で人気の投資信託10本

LINE証券で購入上位となっている銘柄は、以下の通りです(※トータルリターンは2021年11月末時点に基づき計算しています)。

2-1 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

運用会社 三菱UFJ国際投信
投資対象 米国株式
ベンチマーク S&P500
基準価額 18,849円
純資産総額 9,230.12億円
トータルリターン(1年) 41.78%
トータルリターン(3年) 21.14%
トータルリターン(5年)
信託報酬 0.0968%以内

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、三菱UFJ国際投信が運用するインデックスファンドです。米国の主要産業を代表する企業約500社から構成されるS&P500指数に連動する運用成果を目指しているため、この投資信託1本を購入すれば、米国の経済成長の成長に伴う資産形成を図れます。

信託報酬が0.0968%以内と低コストなのも大きな特徴です。

2-2 iFreeNEXT FANG+インデックス

運用会社 大和アセットマネジメント
投資対象 米国株式
ベンチマーク NYSE FANG+指数
基準価額 29,366円
純資産総額 215.61億円
トータルリターン(1年) 46.73%
トータルリターン(3年) 46.17%
トータルリターン(5年)
信託報酬 0.7755%

「iFreeNEXT FANG+インデックス」は、大和アセットマネジメントが運用するインデックスファンドです。米国のテクノロジー企業FANGを中心に構成される「NYSE FANG+」に連動する運用成果を目指しており、次世代のテクノロジー企業約10銘柄に分散して投資できます。

FANGとは、Facebook(フェイスブック)、Amazon(アマゾン)、Netflix(ネットフリックス)、Google(グーグル)の頭文字を取った用語であり、米国株式市場におけるネット銘柄群を指します。なお、Facebook(フェイスブック)は2021年10月28日に社名をMeta Platforms(メタ・プラットフォームズ)に変更しています。

3年間のトータルリターンは46.17%とカテゴリ平均15.64%を大きく上回っており、高パフォーマンスが特徴の銘柄になっています。

2-3 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

運用会社 三菱UFJ国際投信
投資対象 全世界株式
ベンチマーク MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
基準価額 16,726円
純資産総額 3,902.16億円
トータルリターン(1年) 31.65%
トータルリターン(3年) 16.80%
トータルリターン(5年)
信託報酬 0.1144%以内

「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」は、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する運用成果を目指す投資信託です。このファンドを購入すると、日本を含む先進国および新興国の株式約50ヵ国に分散投資できるため、世界の経済成長に伴う恩恵を受けられます。

投資対象国別の株式組入比率は米国57.8%と最も多く、信託報酬は0.1144%以内と業界最低水準になっているのも特徴です。

2-4 フィデリティ・USリート・ファンド・Dコース

運用会社 フィデリティ投信
投資対象 米国不動産投資信託(リート)
ベンチマーク FTSE NAREIT エクイティREIT・インデックス
基準価額 25,824円
純資産総額 446.29億円
トータルリターン(1年) 49.25%
トータルリターン(3年) 13.30%
トータルリターン(5年) 10.01%
信託報酬 0.3%

「フィデリティ・USリート・ファンド・Dコース」は、フィデリティ投信が運用するアクティブファンドです。米国の不動産を対象とするFTSE NAREIT EQUIT REITSインデックスをベンチマークとしており、ファンドの配当利回りが指数を上回るよう目指します。

ファンドに組み入れられる米国リートはプロによって投資対象が厳選されるため、長期的な成長を見込める米国不動産に地域を分散して投資できるのが特徴です。また、トータルリターンは期間を問わず、カテゴリ平均を上回っており、運用成果も良好です。

2-5 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

運用会社 三菱UFJ国際投信
投資対象 先進国株式
ベンチマーク MSCIコクサイ・インデックス
基準価額 19,772円
純資産総額 2,933.87億円
トータルリターン(1年) 36.74%
トータルリターン(3年) 18.71%
トータルリターン(5年)
信託報酬 0.1023%以内

「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は、MSCIコクサイ・インデックスに連動する運用成果を目指す投資信託で、日本を除く先進国22カ国にまとめて投資できるのが特徴です。

国別の投資比率では米国71.9%とほとんどを占めており、組入上位銘柄にはアップルやアマゾン、マイクロソフトなどの米国成長株で構成されています。

2-6 フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)

運用会社 フィデリティ投信
投資対象 全世界株式
ベンチマーク なし
基準価額 21,083円
純資産総額 2,319.49億円
トータルリターン(1年) 33.04%
トータルリターン(3年)
トータルリターン(5年)
信託報酬 1.65%

「フィデリティ・世界割安成長株投信(Bコース)」は、フィデリティ投信が運用するアクティブ型ファンドです。アクティブ型は株価指数以上の成果を目指すものであり、1989年12月の運用開始以来、リターンは30年間で約55倍となっています。

世界中から将来の株価が10倍になると期待される成長株を組み入れることを運用方針としており、株価が割安で利益成長が期待できる銘柄群にまとめて投資できるのが特徴です。

2-7 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース

運用会社 アライアンス・バーンスタイン
投資対象 米国株式
ベンチマーク S&P500
基準価額 48,909円
純資産総額 5,508.42億円
トータルリターン(1年) 42.22%
トータルリターン(3年) 27.44%
トータルリターン(5年) 24.31%
信託報酬 1.727%

「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信(Bコース)」は、アライアンス・バーンスタイン社が運用するアクティブファンドです。

米国市場に上場している成長株に厳選して投資することで、S&P500指数を上回る運用成果を目指しており、15年以上も高いパフォーマンスを記録しています。積極的なリターンを追求したい方に適した銘柄です。

2-8 netWIN GSテクノロジー株式ファンドB(ヘッジなし)

運用会社 ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント
投資対象 米国株式
ベンチマーク なし
基準価額 26,525円
純資産総額 8,075.97億円
トータルリターン(1年) 35.90%
トータルリターン(3年) 30.17%
トータルリターン(5年) 26.43%
信託報酬 2.09%

「netWIN GSテクノロジー株式ファンドB(ヘッジなし)」は、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが運用する米国株式を対象としたアクティブファンドです。

テクノロジーの発展に伴い、コスト構造や収益面で競争優位性が期待できる企業に投資することでリターンを目指します。信託報酬は2.0%以上と高めに設定されていますが、それぞれの運用期間においてカテゴリ平均を上回っており、今後も継続的なリターンを期待できるファンドの一つです。

2-9 iFreeレバレッジ NASDAQ100

運用会社 大和アセットマネジメント
投資対象 米国株式
ベンチマーク なし
基準価額 41,513円
純資産総額 1,962.74億円
トータルリターン(1年) 71.41%
トータルリターン(3年) 64.83%
トータルリターン(5年)
信託報酬 0.99%

「iFreeレバレッジ NASDAQ100」は、大和アセットマネジメントが運用するレバレッジ型の投資信託です。NASDAQ100指数の2倍程度の値動きになるように運用されるため、NASDAQ100指数の上昇局面で高リターンを狙えます。

NASDAQ100指数とは、米国のナスダック市場に上場している銘柄のうち金融セクターを除いた時価総額トップ100で構成される銘柄群です。IT企業の比率が高く、組み入れ上位銘柄にはアップルやアマゾン、マイクロソフトなどが並んでいます。

3年間のトータルリターンにおけるカテゴリ平均は12.92%となっているため、今後も高パフォーマンスを期待できます。

2-10 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

運用会社 三菱UFJ国際投信
投資対象 国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リート、先進国リート
ベンチマーク 合成指数
基準価額 13,582円
純資産総額 1,288.82億円
トータルリターン(1年) 15.59%
トータルリターン(3年) 8.00%
トータルリターン(5年)
信託報酬 0.154%以内

「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は、三菱UFJ投信が運用するバランス型の投資信託で、日本や世界の株式や公社債、不動産など合計8つの資産に12.5%ずつ均等に投資できるのが特徴です。

株式だけではなく、公社債や不動産などの異なる資産クラスに、幅広く分散投資したい方に適した商品となっています。

3 LINE証券で投資信託を始める方法・手順

LINE証券で投資信託を始める手順は、以下の通りです。

3-1 証券口座を開設する

LINE証券の取引口座を持っていない場合、口座開設が必要です。無料口座開設からLINEアカウントにログインし、氏名・性別などの本人情報を入力した後、携帯番号の認証を行います。

認証が終わったら、本人確認書類を提出し、口座開設の審査が完了するのを待ちます。LINEメッセージまたは郵送ハガキで口座開設の完了通知が届けば、証券口座の開設は完了です。なお、本人確認をオンライン上で行うと最短翌営業日から取引可能になります。

3-2 入金する

LINE証券の入金方法では、「LINE Pay」「クイック入金」「口座振込」の3つから選べます。「LINE Pay」は、登録している銀行口座からLINE Pay残高にチャージを行うことで、証券口座に手数料無料で入金できます。

一方、「クイック入金」は、LINE証券が提携する金融機関のインターネットバンキングから手数料無料で入金できます。提携金融機関でインターネットバンキングの契約が必要となるものの、即時入金が可能です。

そして、「口座振込」はLINE証券が指定する口座に直接振り込む方法です。振込手数料は無料ではなく、自己負担のため注意しましょう。

3-3 取引を始める

LINE証券にログイン後、ホーム画面から「投資信託を探す」をタップします。次に、投資信託の画面にあるランキングから買付銘柄を検索します。買付希望の銘柄をタップ後、詳細画面下部にある「買う」をタップします。

購入金額や口数を指定したら、目論見書および注文内容を確認します。そして購入注文が約定すれば、投資信託の買付は完了です。

まとめ

LINE証券の投資信託は、運用コストやトータルリターンなどの観点から32銘柄に厳選されているため、初心者でも選びやすいのが特徴です。特に今後も成長の見込める米国株や世界経済に連動するファンドが多く揃っているため、長期の資産形成を図りたい方に適しています。

ただし、投資信託は元本割れの可能性がある金融商品です。各銘柄の特徴やリスクをしっかり確認した上で、購入を検討しましょう。

The following two tabs change content below.
HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

HEDGE GUIDE 投資信託は、投資信託に関する国内外の最新ニュース、必要な基礎知識、投資信託選びのポイント、つみたてNISAやiDeCoなどの制度活用法、証券会社の選び方、他の投資手法との客観的な比較などを初心者向けにわかりやすく解説しています。/未来がもっと楽しみになる金融・投資メディア「HEDGE GUIDE」