目次
1. クラウドクレジットの特徴
クラウドクレジットは、海外投資案件に特化したソーシャルレンディングサービスで、高度経済成長のステージにあり資金需要も旺盛な国のベンチャー事業者に対して、ソーシャルレンディングの仕組みを使い、日本の余剰資金をそれらの国々に供給することにより高利回りの実現を目指しています。投資額は1万円から、利回りは6.0%~9.8%(2024年1月時点)で、外貨建て案件にも投資可能です。
単なる貸付けの事業に留まらず、社会的な課題解決を行う企業への融資も積極的に行うことで、経済的なリターンだけでなく社会的なリターンも追求できる「社会インパクト投資」という取り組みも行っています。
なおクラウドクレジットでは、2021年後半にカメルーンファンドで大規模な返済遅延や元本割れが発生していますので、投資の際にはひとつひとつの案件を見極めることに加えて、分散投資を心がけることが大切です。
また、2022年12月28日には融資型クラウドファンディング(CF)「Bankers(バンカーズ)」を手がけるバンカーズ・ホールディングスがクラウドクレジット株式会社を買収し、現在はバンカーズのグループ会社となっています。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
サイト名 | クラウドクレジット |
運営会社名 | クラウドクレジット株式会社 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル802 |
設立 | 2013年 |
代表取締役 | 岩田 郷 |
資本金等 | 20億8,454万6千円(2018年11月30日時点) |
上場有無 | 非上場 |
サービス開始年月 | 2014年6月 |
参考利回り | 6.5%~9.3%(2023年10月時点) |
投資金額 | 1万円から |
投資実行額・応募総額 | 535億円超(2024年1月時点) |
運用期間の目安 | 7ヶ月~66ヶ月 |
※2024年1月時点の情報となります。最新情報に関しては上記サイトを御覧ください。
2. クラウドクレジットに関するニュース
- 2023/1/17丸井グループ「サステナブルファイナンス大賞」優秀賞受賞、応援投資やST債の取り組みなど評価
- 2022/12/30融資型CFのバンカーズHDがクラウドクレジットを子会社化
- 2022/9/6丸井グループ、ブロックチェーンを活用したソーシャルボンドの第二弾発行へ
- 2022/5/11クラウドクレジット、環境・社会課題解決を目指す「インパクト志向金融宣言」へ署名
- 2022/3/16クラウドクレジット、丸井グループ発行のSB向けプライベートファンドを組成
- 2021/10/29クラウドクレジット、ファンドの累計出資金額400億円突破
- 2021/8/30クラウドクレジット、社会的インパクト重視ファンドで貧困問題に貢献
- 2021/6/1クラウドクレジット、新ファンド「短期運用型パッケージ」を設定。分散投資をより身近に
- 2021/4/19貸付型CFのクラウドクレジットが総額11億円の資金調達
- 2021/3/29クラウドクレジット「社会的インパクト投資レポート:年次報告2020」発行。SDGs達成に向けた「世界を繋ぐ金融」目指す
3. クラウドクレジットのメリット
- ソーシャルレンディング大手のバンカーズのグループ会社
- マイクロファイナンスで社会的インパクト投資ができる
- 投資額1万円~、利回り6%~10%程度、海外投資案件メイン
- 口座開設・口座維持管理、ファンド購入時の手数料は全て無料
- 初心者向け、経験者向けでそれぞれ無料セミナーを実施
3-1. ソーシャルレンディング大手のバンカーズのグループ会社
クラウドクレジットは、ソーシャルレンディング大手のバンカーズのグループ会社です。
資本力のあるグループ企業ですので、他の中小のソーシャルレンディングサービスと比較すると、経営の安定性などは高いと考えられます。
3-2. マイクロファイナンスで社会的インパクト投資ができる
バンカーズのグループ会社となる以前のことですが、第一生命がクラウドクレジットに対して、1億円の「インパクト投資」を実施しました。第一生命のインパクト投資は、高い収益性とともに社会的なインパクトが大きいと見込まれる事業を手がけている企業に対して行われており、投資の際には第一生命から以下のようなコメントが出されています。
クラウドクレジットは、インターネットを通じて主に国内の個人投資家から募った資金を、資金が不足する発展途上国等の事業者・個人へ融資する「融資型クラウドファンディング」サービスを展開しており、グローバルな資金需給ギャップを解消することで、資金が不足する人々のより活発な事業活動等に寄与することを目指しています。
投資家から募った資金を発展途上国等の事業者・個人へ供給することにより、資金需要が旺盛な現地の人々の事業活動促進、また雇用の創出などに寄与していくこと(社会的インパクト)が期待されます。さらには、マイクロファイナンス事業者や再生可能エネルギー事業者等への融資を通じ、発展途上国の人々の生活水準向上に寄与していくこと(社会的インパクト)も期待されます。
当社は、本投資を通じて高い投資収益を期待するとともに、そうした社会的インパクトが期待されるクラウドクレジットの取組みを資金面からサポートします。当社は、引き続き運用手法の高度化・多様化によって資産運用収益の向上を図るとともに、責任ある機関投資家として持続可能な社会の形成に寄与すべく、ESG投資に積極的に取り組んでいきます。
3-3. 投資額1万円~、利回り6%~10%程度、海外投資案件に特化
クラウドクレジットの投資案件は、高度経済成長のステージにあり資金需要も旺盛な国の中小事業者に対して、ソーシャルレンディングの仕組みを使い、日本の余剰資金をそれらの国々に供給(マイクロファイナンス)を行うことにより高利回りの実現を目指しているサービスです。
少額かつ短期間で投資ができるため、まずは小さい金額で試してみたいという投資初心者の方の方にも向いています。
3-4. 口座開設・口座維持管理、ファンド購入時の手数料は全て無料
クラウドクレジットでは、会員登録・口座開設・口座維持管理・案件取引時の手数料はすべて無料(0円)となっています。クラウドクレジットの投資口座への振込手数料については投資家負担ですが、指定口座への払戻手数料は月1回まで無料、2回目以降は700円の負担となっています。
手数料 | 金額 |
---|---|
会員登録の手数料 | 無料(0円) |
口座開設の手数料 | 無料(0円) |
口座管理の手数料 | 無料(0円) |
ファンド購入時の手数料 | 無料(0円) |
投資口座への振込手数料 (お客様口座 → 投資口座) |
お客様負担 |
払戻しの手数料 (投資口座 → お客様口座) |
月1回目無料、月2回目以降700円 |
3-5. 初心者向け、経験者向けでそれぞれ無料セミナーを実施
クラウドクレジットでは、ソーシャルレンディングの始め方から、具体的なプロジェクトや投資リスク、確定申告などを解説する無料セミナーを月に数回実施しています。ソーシャルレンディングやクラウドクレジットのサービスに関して、疑問や不安がある場合は足を運んでみると良いでしょう。
また、動画コンテンツも充実しており、資産運用講座やソーシャルレンディングに関する解説動画、ファンドの運用報告会、著名人(マネックス証券代表の松本氏等)のパネルディスカッションの様子などが公開されていますので、興味のある方はセミナー内の動画コンテンツページをチェックしてみると良いでしょう。
4. クラウドクレジットの口座開設・投資実行までの流れ
- ユーザー登録
- マイページから投資家申請
- 本人確認郵便を受け取りアカウントを有効化
- 投資実行
5. クラウドクレジットの口コミ・評判
クラウドクレジットで無料口座開設をする
クラウドクレジットの詳細を知りたい方、無料資料請求、無料口座開設やファンド購入を希望される方は下記よりどうぞ。
ソーシャルレンディング・クラウドファンディング会社
HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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良い点は資本が伊藤忠で安心できること、海外ローンファンドが中心のため利回りが高いことです。今のところデメリットはあまり思いつきませんが、高利回り故にリスクの高い商品が多いことには注意が必要だと思っています。まだ新しいサービスで新規参入業者も多いので、クラウドクレジット内での分散投資はもちろん、クラウドクレジット以外にも2社に口座開設をしてみています。