不動産担保があるソーシャルレンディングサービス

ソーシャルレンディングの高い利回りの背景には、融資先から資金を回収できないという貸倒れリスクが存在します。そのリスクへの対処策として有効な手段が「担保」の設定です。担保は、融資先から資金の返済が滞った際にも債権を回収できるように設定されるもので、担保資産として最も代表的なものが不動産となります。

担保が設定されているファンドは元本を毀損するリスクが小さくなるので、運用の利回りもやや低くなりますが、いざという時には大きな安心材料となります。担保を設定する上で重要なポイントは、「担保に債権を回収できるだけの価値があるか」という点です。

不動産の場合は、不動産鑑定士という不動産価値を算定する専門家に不動産の価値評価をしてもらうことや、会社全体として不動産取引に関する実績が豊富かどうかといったことが重要になります。

この記事では、不動産担保のあるファンドに投資ができるソーシャルレンディングサービスをピックアップしてご紹介したいと思います。

不動産担保があるソーシャルレンディングサービス

金融大手のSBIグループが運営「SBIソーシャルレンディング

SBI証券など金融サービス全般を取り扱う総合金融グループ・SBIグループのソーシャルレンディングサービスです。担保力を重視した貸付額の設定と借手ごとの厳格な審査(たとえば、資本金5,000万円以上、直近6年間の貸し倒れ件数2件以内かつ2,000万円以内、過払い債務なし、貸金業の業歴7年以内など)を行った企業に融資を行うファンドなどを扱っています。また、投資額1万円からの運用が可能で、登録・開設・管理・販売が無料のため、初心者の投資家にも嬉しいサービスです。また口座に分配金が振込まれる際の手数料についても、SBIソーシャルレンディングが負担してくれます。


東証1部上場企業CREグループによるマスターリースや保証、担保権などの設定あり「CRE Funding」

CRE FundingCRE Fundingは、東証1部上場のCREグループが運用するオンラインファンドです。金融・不動産等の専門家による審査・モニタリングを行うことで、これまでプロしか扱えなかった物流不動産への投資機会を個人の投資家に提供しています。

投資額は1万円から、ファンドの運用期間は9ヶ月~12ヶ月程度、利益の分配は3か月毎となっています。また、CRE Fundingの利回りは2.5%~4%程度と他サービスと比べてやや低めですが、その代わりに、株式会社シーアールイーによるマスターリースや保証、物件の担保などが設定されています。これにより、投資家側は元本毀損リスクをおさえて投資を進めることができます。

2020年6月現在、CRE物流ファンド5号羽生ファンドでは、投資すればもれなく投資金額の0.5%がキャッシュバックされるキャンペーンが実施されています。(ファンド募集期間:2020年6月17日 19時00分 ~ 2020年6月24日 15時00分)キャッシュバック金額の上限もありませんので、これから投資を始めたい方はキャンペーンの活用を検討してみて下さい。


担保価値は東急リバブルの査定結果を利用「レンデックス」

レンデックスレンデックスは、10%近い高い利回りと1年以内の短期案件中心という点が魅力のソーシャルレンディングサービスです。1口2万円から小口で投資を始めることができ、大部分の案件に不動産担保が設定されています。担保の査定については自社だけでなく、東急リバブルの査定も利用することで、金額の信頼性を高める取り組みをしています。担保が設定されている案件では、査定結果の80%までを上限にファンドが組成されているので、担保不動産の価値の下落幅が20%までであれば元本割れが起こらない仕組みとなっています。会員登録手数料・口座開設手数料・口座維持管理手数料・案件申込手数料・払い戻し手数料などはすべて無料(0円)となっており、実際に投資を行う際の投資家口座への振込手数料だけを負担すればよいため気軽に利用を開始することができるサービスです。

東急リバブルの担保査定結果

まとめ

ソーシャルレンディング投資を進めるにあたっては、貸倒れリスクを無視することはできません。担保が設定されている案件であれば、仮に返済が滞ったとしても損失を小さく抑えることができますので、分散投資の選択肢の一つとして、ポートフォリオに組み込んでおくと良いでしょう。

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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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