証券会社10社の口座開設キャンペーンや比較表も【2024年8月最新】

これから資産運用を始める方や、始めたばかりの方の中には「証券会社が多すぎて、どこが良いかわからない」「口座開設を検討しているがどんなキャンペーンが実施されているのかわからない」と思っている方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、証券会社の口座開設キャンペーンの情報をまとめました。ひと言でキャンペーンと言っても、特典内容や条件は多様にあります。証券会社10社のキャンペーンをご紹介するので、口座開設をする際の参考にしてみてください。

※記事内の数値などは2024年8月時点の情報です。最新情報や詳細にについてはキャンペーンページをご確認ください

目次

1. 証券会社10社の口座開設キャンペーンの比較表
2. マネックス証券の口座開設キャンペーン情報
3. 楽天証券の口座開設キャンペーン情報
4. SBI証券の口座開設キャンペーン情報
5. SMBC日興証券の口座開設キャンペーン情報
6. 松井証券の口座開設キャンペーン情報
7. 岡三オンラインの口座開設キャンペーン情報
8. DMM株のアカウント登録キャンペーン情報
9. SBIネオトレード証券の口座開設キャンペーン情報
10. PayPay証券の口座開設キャンペーン情報
11. moomoo証券の口座開設キャンペーン情報
12. 証券会社のキャンペーンで注意しておきたいポイント
    12-1．証券会社とクレジットカードの組み合わせも考慮する
    12-2．証券会社の手数料を比較する
13. まとめ

1．証券会社10社の口座開設キャンペーンの比較表

まずは、証券会社の口座開設キャンペーンについて、各社の大きな違いを押さえておきましょう。以下は、これから紹介する各社の比較表です。

証券会社の口座開設キャンペーンで注目すべき点は以下の点です。

• 特典内容：現金 or ポイント or その他
• キャンペーン適用条件：口座開設のみ or 入金や取引必須

入金や取引不要の口座開設キャンペーンであれば、リスクはほとんどなく特典を受けることが可能です。また、上記の表以外にも細かい条件が設定されているため、次の章から証券会社各社の口座開設キャンペーンについて紹介していきます。

2．マネックス証券の口座開設キャンペーン情報

マネックス証券は1999年の設立当初からオンラインでの金融取引を運営しており、2024年5月末時点で総口座数が261万を超える大手の証券会社となっています。マネックス証券の口座開設数はインターネット専業証券会社の中でもSBI証券と楽天証券に次ぐ規模となっています。

マネックス証券の口座開設キャンペーン内容・条件

マネックス証券の口座開設キャンペーン内容や条件は以下の通りです。

マネックス証券の概要

1. 投資信託100円分から、毎日つみたて可、購入時申込手数料0円
2. 投資信託を保有しているだけでポイントが貯まる、NISAも対象
3. 国内株の手数料は税込55円から！定額コースも選べる
4. IPOは初心者に嬉しい完全抽選制！NISAにも対応
5. 外国株は米国株・中国株が購入可能、新興国ファンドや海外ETFも

3．楽天証券の口座開設キャンペーン情報

楽天証券は、楽天市場や楽天モバイルなどでおなじみの「楽天グループ」のネット証券会社です。

顧客満足度を専門に調査する会社「J.D.パワー」による「2019年個人資産運用顧客満足度調査」のネット証券部門で第1位を獲得しており、投資が初めてという方から投資経験がある方まで、多くのトレーダー・投資家に選ばれています。

楽天証券の口座開設キャンペーン内容・条件

楽天証券の口座開設キャンペーンについてご紹介します。

楽天証券の概要

1. 取り扱う金融商品が豊富である
2. ポイントプログラムが充実、楽天カードや楽天銀行など他の楽天グループとお得に連携できる
3. 国内株式（現物・信用）の取引手数料が無料、業界トップクラスの手数料の低さ
4. 投資に関わる情報やコンテンツが豊富で取引ツールが充実
5. 楽天FXが利用できる

4．SBI証券の口座開設キャンペーン情報

SBI証券はSBIホールディングス株式会社の100％出資子会社です。同グループでは証券・銀行・保険・住宅ローンなど様々な金融商品を提供しており、ネット金融業界では大手の企業となります。また、SBI証券はネット証券でもトップクラスの実績を誇っています。

SBI証券の口座開設キャンペーン内容・条件

SBI証券のキャンペーン内容と適用条件は次のとおりです。

SBI証券の概要

1. ゼロ革命の対象者は国内株式売買手数料0円
2. 強力な高機能ツール「HYPER SBI」での取引が可能、スマホアプリにも対応
3. IPO取扱銘柄数はトップクラス（2022年3月通期で117社の引受、全上場会社数のうち約97.5％の銘柄）
4. 提携ポイントが豊富でポイ活・ポイント投資に強い（Vポイント・Tポイント・Pontaポイント・dポイントなど）
5. PTS取引があるため夜間でも取引を行える

5．SMBC日興証券の口座開設キャンペーン情報

三井住友フィナンシャルグループのSMBC日興証券は国内でもトップクラスの規模となる証券会社です。取り扱う商品については株式・債券・投資信託・ファンドラップなど様々で、各商品はさらに細分化されているため、自分の投資スタイルに合った商品を選択することができます。

SMBC日興証券の口座開設キャンペーン内容・条件

SMBC日興証券の口座開設キャンペーンをご紹介します。

SMBC日興証券の概要

1. 投資初心者向けの「キンカブ」「日興フロッギー」で少額株式投資ができる
2. SMBC日興証券の財務体質・企業の信頼性を背景に長期の資産運用に向いている
3. AI株式ポートフォリオ診断やAI株価見守りサービスが利用できる（※ダイレクトコースのみ）
4. IPO（新規公開株）にも強い（2022年3月通期76社の引受、全上場会社数のうち63.3％）

6．松井証券の口座開設キャンペーン情報

松井証券は、1918年に創設された証券会社です。証券会社として長く事業を続けており、1995年に日本で初めて本格的にインターネット証券に参入した企業として知られています。1998年に本格的なインターネット取引サービスとして始まった「ネットストック」を皮切りに、信用取引や先物取引において時間や手数料、売買方法などの面で様々な業界初のサービスを提供しています。

松井証券の口座開設キャンペーン内容・条件

松井証券も、以下の口座開設キャンペーンを行っています。

松井証券の概要

1. 株式取引で一日の約定金額50万円以下なら売買手数料無料
2. 25歳以下は株式取引（現物・信用）のボックスレート手数料が無料(※1)
3. 商品の種類が現物取引・信用取引での株式、IPO、立会外分売、投資信託、先物・オプション、FXなどと豊富
4. 「ネットストック・ハイスピード」や「松井FP～将来シミュレーター～」などアプリやツールが豊富
5. 銘柄探し・投資判断をサポートしてくれる電話窓口も

※1：一日信用取引、NISA口座・ジュニアNISAでのお取引、単元未満株の売却、立会外分売での買付、電話での取引は別の手数料体系

7．岡三オンラインの口座開設キャンペーン情報

岡三オンラインは、岡三証券株式会社が提供するネット証券サービスで、現物株・単元未満株・信用取引・投資信託・先物・オプション・FX・CFD・IPO・NISA・iDeCoなどが利用できます。

手数料の安さやツールの使いやすさなどで投資家から支持されており、IPO申込時の事前入金が不要な点も大きなメリットです。

岡三オンラインの口座開設キャンペーン内容・条件

岡三オンラインの口座開設キャンペーンについても以下でご紹介します。

岡三オンライン証券の概要

1. 1日の取引金額が100万円まで手数料無料
2. IPO申込時の事前入金が不要、IPOに参加しやすい
3. 投資信託の購入手数料無料&キャッシュバックあり
4. 取引ツールが豊富

8．DMM株のアカウント登録キャンペーン情報

DMM株は、動画配信やゲームで知られるDMM.comのグループ会社が運営する株式投資サービスです。DMM.comのテレビCMは目にする機会も多く、エンターテインメント業のイメージを持つ方もいますが、DMM株はネット専業の証券会社としてグループ内でも比較的初期から行われている事業です。

DMM株のアカウント登録キャンペーン内容・条件

DMM株も、以下のアカウント登録キャンペーンを行っています。

DMM株の概要

1. 国内外で40種類以上の事業を行う「DMM.com」のグループ企業

1ポイントから現金に交換できる「株ポイント」が取引手数料の1%付与

2. 業界最安値水準の手数料
3. シンプルでわかりやすい商品体系（ETFを含む国内株と米国株の現物、信用取引のみ）
4. 24時間体制（メンテナンス時間は除く）でカスタマーサポートが利用可能

9．SBIネオトレード証券の口座開設キャンペーン情報

SBIネオトレード証券は、旧名「センチュリー証券」「アイディーオー証券」「ライブスター証券」などで知られるネット証券会社です。ネット証券各社の中でも特に手数料の安さやツールの使いやすさで知られています。

SBIネオトレード証券の口座開設キャンペーン内容・条件

SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)では2024年8月時点、新規口座の開設キャンペーンを実施していません。

SBIネオトレード証券の概要

1. 信用取引手数料は全銘柄無料
2. SBIホールディングスのグループ企業となり、IPO取扱銘柄数も増加
3. ツールの使いやすさや顧客の声を元にしたシステム改善

10．PayPay証券の口座開設キャンペーン情報

PayPay証券は、1000円から国内や米国の有名企業の株がスマホで簡単に買える株式投資サービスです。1株からIPOに申し込むこともできるため、投資初心者を中心に幅広く活用されています。誰でも手軽にスマホで株式投資ができるというコンセプトで設計されたサービスとなっており、タップ一回で人気企業の株式を購入できる手軽さが特徴です。

PayPay証券の口座開設キャンペーン内容・条件

PayPay証券の7月の新規口座開設のキャンペーンは次のとおりです。

PayPay証券の概要

1. 累計170万超DLのスマホ株式投資サービス
2. 1,000円から有名企業の株主になれる
3. ソフトバンク系列の子会社が運営
4. 送金手続き不要の「おいたまま買付」が利用できる

11．moomoo証券の口座開設キャンペーン情報

moomoo証券は米国のNASDAQ上場企業である「Futu Holdings Limited」のグループ企業です。米国株の取引に強みがあり、200株までどの銘柄でも米国株手数料が一律1.99ドルという非常に安い売買手数料に設定されています。また、手数料上限は約定代金の1％に設定されているため、少額取引の場合でも手数料のコストを低く抑えることが出来ます。

moomoo証券の口座開設キャンペーン内容・条件

moomoo証券のキャンペーン情報は以下の通りです。

moomoo証券の概要

1. 米国株手数料が一律1.99ドル
2. 月曜日8：30～土曜日6時まで24時間取引可能
3. アプリの利用料が無料
4. 米国株のリアルタイム株価が0.3秒ごとに更新
5. 約7,000銘柄の米国株の取引可能
6. 学習コンテンツが充実

12．証券会社のキャンペーンで注意しておきたいポイント

12-1．証券会社とクレジットカードの組み合わせも考慮する

証券会社のキャンペーンを活用する際は、クレジットカードのポイント還元率にも注目してみましょう。証券会社では提携クレジットカードで積立設定することで効率よくポイントを貯められることがあります。以下、主な証券会社とクレジットカードの組み合わせとポイント還元率をご紹介します。

12-2．証券会社の手数料を比較する

証券口座開設は無料で行えますが、実際に売買をする際には基本的に手数料が発生します。購入したい銘柄の種類と手数料を比較しながら開設口座を選んでみましょう。

手数料を比較してみると、各証券会社で取り組んでいる内容が大きく違うことが分かります。楽天証券とSBI証券は国内株式の取引手数料が無料なため、NISAなどで投資信託を購入したい場合には適した証券会社です。松井証券でも25歳以下であれば手数料が無料、PayPay証券は投資信託の購入手数料が無料です。

米国株に特化しているmoomoo証券では、米国株の取引手数料が0.088%～と他のネット証券と比較しても低い水準に設定されています。米国株を積極的に取引していきたい方に便利な証券会社と言えるでしょう。

まとめ

本記事では、2024年8月における証券会社10社の口座開設キャンペーン情報について解説しました。証券会社によってキャンペーン内容は大きく異なります。そのため、新規口座を開設する際は各証券会社のキャンペーン内容の特典や適用条件などを把握してから判断することが大切です。

8月はNISA口座に関するキャンペーンを実施している証券会社が多い傾向があります。NISA口座開設を検討している方は、マネックス証券、楽天証券、SBI証券、松井証券、岡三オンライン証券を選択肢に入れてみてください。各証券会社のキャンペーンによって入金や投資信託の積立、取引が必要です。キャンペーンにエントリーする際には注意しましょう。

本記事で紹介した各証券会社を含め、投資目的に合わせて証券会社を探してみましょう。

• 外国株（米国株など）が買えるネット証券会社
• IPO投資に強い証券会社、少額からIPOに参加できるサービス
• 25歳以下の現物株式の取引手数料が実質0円の証券会社
• 貯まったポイントを使って株式投資ができるサービス
• 大手証券会社が提供している株式投資サービス
• 少額で株式投資ができるサービス

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鈴原 千景

Webライター。内容として、わかりやすくを心掛けながら金融、不動産関係・ふるさと納税の記事を多く執筆している。日本株・米国株、投資信託、仮想通貨、ロボアドバイザーを運用中。

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