日興フロッギーの評判は?メリット・デメリットや始め方も解説

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日興フロッギーは、SMBC日興証券が提供する、企業紹介の記事やマーケット情報を読みながらそのまま株を少額で購入できるサービスです。購入できる銘柄は上場企業の株式やETF、REITなど幅広く、最低投資金額は100円です。また、NTTドコモが提供するdポイントを株式投資の購入資金に充てることができ、100万円までは購入手数料0円、2024年1月からスタートしている新NISA口座にも対応しているので、ポイント投資や少額投資を検討している方、税金の負担を無くしたい方にも向いています。

この記事では、日興フロッギーの特徴やメリット・デメリット、実績・評判、始め方について詳しくご紹介するので、興味のある方は参考にしてみてください。

目次

  1. 日興フロッギーとは?7つの特徴・メリット
    1-1.情報収集しながら投資できる
    1-2.100円から購入できる
    1-3.100万円まで買い手数料0円
    1-4.配当や株主優待が貰える
    1-5.dポイントで株式投資ができる
    1-6.NISA口座に対応している
    1-7.スマホで手軽に投資できる
  2. 日興フロッギーのデメリット・注意点
    2-1.100万円を超えると買い手数料が発生する
    2-2.指値注文ができない
    2-3.元本の保証はない
  3. 日興フロッギーの口コミ・評判
  4. 日興フロッギーの始め方
    4-1.SMBC日興証券に口座開設する
    4-2.日興イージートレードの契約を行う
    4-3.日興フロッギーで取引を行う
  5. まとめ

1 日興フロッギーとは?7つの特徴・メリット

日興フロッギーは、三井住友フィナンシャルグループのSMBC日興証券が提供する投資サービスで、記事を読みながら株を購入できるのが特徴です。具体的なサービスの特徴やメリットは以下の通りです。

dポイントで株式投資ができる「日興フロッギー」

会社名 SMBC日興証券株式会社
所在地 東京都千代田区丸の内3-3-1
設立 2009年6月15日
資本金 1,350億円(2023年12月29日時点)
従業員数 従業員数 9,129人(2023年12月29日時点)※SMBC日興証券単体
株主 株式会社三井住友フィナンシャルグループ100%
国内営業拠点 107店舗

日興フロッギーに関するニュース

1-1 情報収集をしながら投資できる

日興フロッギーでは、様々な企業が紹介されている記事やマーケット情報を読みながら情報収集ができ、その企業が気に入ればそのまま株を購入することもできます。日興フロッギーで購入できる対象は、東京証券取引所上場の株式やETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)などです。

通常、株式投資を行う場合は、企業やマーケットの情報について調べてから、証券会社を通じて株を購入します。しかし、市場調査や銘柄分析は投資初心者にとって難しく、具体的に何から始めればいいのかわからないという方も少なくありません。

一方、日興フロッギーでは、企業やマーケットに関する解説記事と株取引が連動しており、記事を読み進めていくうちに、様々な業界・企業や商品・サービスに関する知識が身に付きます。

記事の内容は、銘柄の紹介から最新の市場動向に関するわかりやすい解説、株主優待特集、上場企業の社長インタビューなど、2,000本以上に及びます。興味の湧く企業が見つかれば、1回タップするだけで株購入のサイトに移行できるので、投資が初めての方でも、投資を楽しく学びながら株取引の経験を手軽に積むことができます。

1-2 100円から購入できる

通常の株取引では最低購入単位である単元株数が決まっており、その単元株数を購入するためには数十万円から100万円以上などのまとまった資金が必要になることもあります。

一方、日興フロッギーでは、サービスの利用者と株式市場の間にSMBC日興証券が入ることで、利用者が100円から金額指定(100円単位)で株を買うことができる仕組みになっており、NISA口座にも対応しています。

おつり程度の金額があれば株式投資を行えるので、学生や専業主婦(主夫)の方なども家計への負担も心配することなく、ライフワークの一環として株取引が可能です。

1-3 100万円まで買い手数料0円

他のネット証券では株の購入時に数百円の手数料がかかるサービスもありますが、日興フロッギーでは、100万円までの株購入に手数料がかかりません。日興フロッギーの売買手数料は、以下の通りです。

概算注文金額 購入手数料 売却手数料
100万円以下 0% 0.5%
100万円超 1% 1%

配当金や売却益がせっかく出ても、取引手数料が高いと受け取るお金がそのぶん少なくなるので、株取引を行えるサービス選びでは取引手数料の金額もしっかりチェックすることが大切です。

1-4 配当や株主優待が貰える

日興フロッギーで株を購入すると値上がり益を狙えるだけでなく、企業の業績に応じて配当金を受けることもできます。

また、日興フロッギーには「自動スイング」という、保有株数が単元株数以上になれば自動的に単元株に切り替わる機能が最初からONになっています。同一企業の株を少しずつ継続購入して単元株に切り替えれば、他の個人投資家と同じように株主優待特典も受けることができます。

1-5 dポイントで株式投資ができる

dポイントはNTTドコモが提供するメジャーな共通ポイントです。ドコモの携帯利用やdカードによる支払い、dポイント加盟店でのショッピング、各種キャンペーンへのエントリーなどで貯めることができます。

dポイントの利用方法は、日興フロッギーにログインし、dアカウント情報を入力して連携をとれば、dポイントで株を購入することができるようになります。100ポイントから株の購入が可能で、「dポイント」マークがついた記事を読むだけでも、1記事あたり3ポイントが貰える仕組みになっています。

なお、dアカウントの取得は誰でも可能なので、ドコモユーザーに限らずdポイントを貯めて使うことができます。

1-6 NISA口座に対応している

NISA(少額投資非課税制度)とは、株式や投資信託などを売却して得た利益や配当金にかかる20.315%の税金が非課税になる制度です。2024年1月より新たなNISA制度がスタートしており、年間投資枠が360万円、NISA商品の保有限度額も1,800万円に拡大されたほか、運用期間も最大20年間だったのが無期限となりました。

新NISA(2024年1月から)

※画像引用:金融庁「新しいNISA

キンカブ(金額指定)で100円から株を買える日興フロッギーでは、NISA口座にも対応しています。キンカブで買付できるのは、NISA口座の成長投資枠であり(つみたて投資枠で購入できるのは、一定の要件を満たした投資信託のみとなるため)、年間240万円まで購入可能で配当金や売却益が非課税となります。キンカブは、100円から金額指定で購入できる仕組みなのでNISA制度と相性が良く、定期的に買付すれば、株価が低いときには多くの株数を購入し、高いときには少ししか購入しないため、平均取得単価を低く抑える効果が期待できます。

また、投資信託を購入したい場合は、日興フロッギーのサービスページ内にある「投資信託」のタブを選択すると、投資信託に関する記事の閲覧や、紹介されているファンドの購入に進むことができます。

「日興の投信NISA」では、投資信託の選び方からファンドに関する基本的な用語(目論見書、決算、シャープレシオ等)の解説、具体的な銘柄紹介、投資をしている30代女性の実態は?など、幅広いテーマの中から記事を読むことができます。そして、NISA口座で積立購入したいファンドがあれば、毎月1,000円から買い付け可能です。

SMBC日興証券の投信つみたてプランは、毎月一定額を口座から自動的に引き落とし、投資信託に投資できます。定期的に同じ金額を買付する手法は、時間分散効果により市場の変動リスクを抑えつつ資産を積み立てることができます。

毎月の買付金額は、1ファンドにつき1,000円以上1,000円単位と少額から始められ、購入するタイミングで悩む必要もないため、投資初心者や資金に制限のある方にとっても続けやすいのが特徴です。

投信つみたてプランで購入できる「つみたて投資枠」対応のファンド数は149本(2024年4月19日時点)と豊富です。もともと、NISAのつみたて投資枠は、長期・分散投資に適したファンドが厳選されているので、定額・定期の積み立て買付と組み合わせることで、値下がりリスクを抑えながら長期的な資産形成を図りやすくなっています。

1-7 スマホで手軽に投資できる

日興フロッギーは、初心者でもわかりやすく設計されており、手軽に株式投資の記事を読み、株を売買することができます。スマートフォンで簡単に利用できるため、通勤・通学途中や昼休みなどの空いた時間を有効活用すれば、日興フロッギーの人気記事で投資の勉強をしながら株式投資を行うことができます。

また、スマホ以外にもパソコンやタブレットでも利用可能なので、大きな画面で落ち着いて取り組みたい方にもおすすめです。

2 日興フロッギーのデメリット・注意点

次に、日興フロッギーには、どのようなデメリット・注意点があるかについて見ていきましょう。

2-1 100万円を超えると手数料が発生する

日興フロッギーでは100万円以下の注文の場合、購入手数料は無料ですが、100万円を超えると1.0%の手数料がかかります。例えば、300万円の株を買うと3万円の手数料がかかることになります。

他のネット証券では、300万円の株購入に対して手数料が1,000円以下のものもあるので、日興フロッギーは100万円以下の少額運用を考えている方に向いているでしょう。

2-2 指値注文ができない

株取引では株価のチャートを睨みながら、「○○円で買いたい・売りたい」と指値注文を出すことができます。指値注文によって希望価格まで下がったタイミングで購入出来たり、逆に売り注文を入れておくことで、一定以上の値下がりが起きた時のリスクヘッジとして活用することができます。

一方、日興フロッギーでは、指値注文や成行注文などの注文形態は採られていません。価格は注文時間によって平日午前の始値か午後の始値に自動的に決まることになっているため、株価の値動きを見極めながら自分のタイミングで売買するスタイルではないことを留意しておきましょう。

なお、日興フロッギーで注文できる時間帯は、営業日の場合、午前5時~11時半と16時~深夜2時、土日祝日の場合、午前5時~深夜2時です。通常の株取引の立会時間(午前:9時~11時30分、午後:12時30分~15時)よりも広くなっています。

このように、日興フロッギーは、指値注文ができないものの、100円から金額指定で購入できるため、「株価が高くて今購入すれば高値掴みになりかねない」といった注文タイミングに迷うことがないのはメリットです。

2-3 元本の保証はない

日興フロッギーは株式投資なので元本保証はありません。景気や相場の状況が良好な時期には購入した株の価格は上昇しやすいものですが、景況が悪化すると株価も下降しやすくなります。場合によっては購入した価格を割り込むこともあります。

日興フロッギーによる株式投資は、元本保証のない投資サービスであることを認識しておきましょう。

3 日興フロッギーの口コミ・評判

日興フロッギーを実際に利用したユーザーからは、次のような意見や感想が寄せられています。

「100円から株を購入できるので、初心者も気軽に始めることができる」
「記事を読みながら気になった株を購入することで、投資の勉強ができる」
「100万円までの購入は手数料がかからないので少額購入の際に活用している」
「日興フロッギーでdポイントを現金化できる」
「グロース株を日興フロッギーで買うようにしている」
「運営が大手証券会社なので、とりあえず利用を始めてみた」
「買値が自分で決められないので、短期売買には向かない」

※個人の感想です。サービスのご利用ついては、ご自分でも情報収集をされた上で最終的にご判断下さい。

日興フロッギーについては、100円の少額から投資ができること、投資の勉強ができること、100万円までは手数料がかからない点などが高評価です。また、購入時の価格は自動的に決められるので、特に投資初心者にとっては注文のタイミングで悩まなくて良いなどの意見もあります。

日興フロッギーは、学びながら気になった株を100円から購入できるサービスです。企業との出会いを通じて投資の勉強ができ、2,000本以上の記事が無料で閲覧できます。さらに、読むだけでdポイントが貰える記事もあるほか、口座開設すれば企業の業績や財務内容が詳細に書かれた会社四季報の最新銘柄レポートを無料で閲覧できるようになります。

このように、初心者でも気軽に始めることができる点が評判となっているほか、100万円までは購入手数料がかからないため、少額購入に適していると高評価です。運営が大手証券会社なので安心して利用できるほか、dポイントが貯まっていれば、日興フロッギーの購入資金として使用できるのも評判となっています。また、購入時の価格は自動的に決められるので、特に投資初心者にとっては注文のタイミングで悩まなくて良い点も好評です。

一方、買値が自分で決められないので、短期売買には向かない点はデメリットに挙げられることもあります。

4 日興フロッギーの始め方

日興フロッギーでは以下の3つのステップですぐに取引を開始することができます。

  1. SMBC日興証券に口座開設
  2. 入金
  3. 日興フロッギーで取引

4-1 SMBC日興証券に口座開設する

日興フロッギーで株式投資を始めるには、SMBC日興証券の口座開設を行う必要があります。日興フロッギーのウェブサイトで、「口座開設」ボタンをクリックすると、証券総合口座申込画面に移ります。

まずは、「お客様情報の登録」をします。氏名、性別、生年月日、電話番号、メールアドレス、住所、国籍、職業、出金先金融機関と口座番号などの情報を入力します。

次に、「本人確認書類の提出」をします。本人確認書類は、「マイナンバーカード」もしくは「通知カード+運転免許証またはパスポート」のうちいずれかが必要です。書類は、画面の案内に従ってアップロードします。

口座開設の申込みが完了すると、登録メールアドレス宛にSMBC日興証券からメールが届くので、メール内記載のURLから口座開設マイページにログインし、申込手続を完了させます。

なお、2021年7月よりスマートフォンでの口座開設に、スマホでかんたん顔認証(eKYC)が導入されているので、最短即日で口座開設が可能(ダイレクトコースのみ)となっています。

SMBC日興証券での審査が通過すると、登録住所宛に簡易書留が届きます。書類には口座開設の案内と日興イージートレード(オンライン取引)の申込手続完了の案内のほか、口座番号とログインに必要な仮パスワードが同封されています。

また、NISA口座も同時に申し込む場合は、税務署の審査に約2~3週間かかることがあります。すでにSMBC日興証券の口座を開設している場合は、新たにNISA口座開設書類の請求をし、必要書類に記入し本人確認書類やマイナンバー確認書類などを揃えた上で返送すると、税務署審査に入ります。そして、審査が完了すれば自宅にNISA口座開設通知が発送されます。

なお、すでに他の金融機関でNISA口座を開設している場合は、金融機関の変更手続きが必要になります。金融機関を変更する場合、その年の非課税枠を利用していない場合は「その年の9月末」まで、その年の非課税枠を利用していた場合は「その年の10月以降、翌年9月末まで」と、変更可能な期間が別々に設けられているため注意が必要です。

4-2 入金する

証券総合口座の開設および日興イージートレードの契約が完了した後は入金を行います。

SMBC日興証券の口座への入金は、インターネット決済サービスを利用すると迅速かつ便利です(ただし、自分の銀行口座のネットバンキング契約を済ませておく必要があります)。

SMBC日興証券のサイトで、「オンライントレード ログイン」をクリックしてログインします。ログイン後、「口座残高状況」欄にある「入金」をクリックし、銀行口座選択、入金額の入力を行います。選択した銀行のサイトにジャンプするので、画面の案内に従って入金手続きを行います。

4-3 日興フロッギーで取引を行う

入金が完了したら、日興フロッギーのサイトから株取引ができるようになります。気になる記事や人気記事から購入したい銘柄を選ぶことができます。投信つみたてプランで積立購入する場合は、ファンドを選択し、目論見書等をチェックしたら、「積立を申込む(カートへ追加する)」と書かれたボタンを押します。

「つみたてカート」画面が開いたら、「つみたてプランの設定へ」を押し、毎月いくら積み立てるかの金額を入力します。この際、「NISA優先の設定をする」のチェックボックスにチェックするのを忘れないようにしましょう。そして、支払方法(銀行引き落とし等)と引落日(毎月12日のAコース、もしくは毎月26日のBコース)を選択し、取引パスワードを入力すれば注文完了です。

なお、投信信託の買付画面へ進むと、途中より「日興の投信NISA」のサイトから日興イージートレードのサイトへ自動的に遷移するので、最終的には日興イージートレードのサイトで投資信託の買付注文を出すことになります。

5 まとめ

日興フロッギーは、投資情報に関する記事コンテンツと株取引が連動した便利なサービスです。人気の記事を読みながら、ワンコインから銘柄を購入できる上、100万円以下なら購入手数料もかかりません。空いた時間を有効活用すれば、株式投資が初めての方でも手軽に投資経験を積むことができるでしょう。

なお、日興フロッギーは少額で投資を行いやすい一方、株式投資なので元本割れなどのリスクも伴います。日興フロッギーで投資を始める際は、そのようなリスクやデメリットなどもしっかり確認した上で、慎重に投資判断を下しましょう。

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