岡三オンラインの評判は?メリット・デメリットや始め方も

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岡三オンラインは、1日の取引金額が100万円まで取引手数料無料のネット証券です。また、投資信託や信用取引の一部でも手数料が無料なので、コストを抑えた投資を検討している方や投資初心者の方にも注目されています。

そこでこの記事では、岡三オンラインの特徴、メリット・デメリット、評判・口コミについて詳しくご紹介します。岡三オンラインの評判について詳しく知りたい人は、参考にしてみてください。

目次

  1. 岡三オンラインの特徴
  2. 岡三オンラインのメリット
    2-1.1日の取引金額が100万円まで手数料無料
    2-2.IPO申込時の事前入金が不要、IPOに参加しやすい
    2-3.投資信託の購入手数料無料&キャッシュバックあり
    2-4.取引ツールが豊富
  3. 岡三オンラインのデメリット
    3-1.投資信託の数が少ない
    3-2.高額取引には向かない
    3-3.電話サポート時間が短い
  4. 岡三オンラインの口コミ・評判
  5. 岡三オンラインで口座開設をする方法
    5-1.メールアドレスの登録
    5-2.申込者の基本情報の入力
    5-3.本人確認書類の提出
    5-4.審査・口座手続き完了
  6. まとめ

1 岡三オンラインの特徴

岡三オンラインは、岡三証券株式会社が提供するネット証券サービスで、現物株・単元未満株・信用取引・投資信託・先物・オプション・FX・CFD・IPO・NISA・iDeCoなどが利用できます。

手数料の安さやツールの使いやすさなどで投資家から支持されており、IPO申込時の事前入金が不要な点も大きなメリットです。

2 岡三オンラインのメリット

岡三オンラインは、国内株式や投資信託を購入する際に受けられるメリットが豊富です。また、投資環境も優れているため、資産運用がしやすい点も特徴です。以下、詳しく確認してみましょう。

2-1 1日の取引金額が100万円まで手数料無料

岡三オンラインの取引手数料プランには、「定額プラン」と「ワンショット」の2種類があります。定額プランは、1日の約定金額で手数料額が決まるプランで、ワンショットは、1回の注文金額で手数料額が決まるプランです。

岡三オンラインでは、もともと1日の取引金額が50万円まで取引手数料無料でしたが、2020年11月24日以降は現物取引および信用取引において、それぞれ100万円まで(合計200万円)の取引分の手数料が無料となっています。

少額のデイトレードや短期で売買を繰り返すスイングトレードなどを中心に取引を行いたい方には大きなメリットがあるネット証券と言えるでしょう。

2-2 IPO申込時の事前入金が不要、IPOに参加しやすい

岡三オンラインは、他の証券会社と比較してIPOに参加しやすいのも特徴です。IPOに申込をする際、事前に購入するための資金を預けなければならない場合もありますが、岡三オンラインでIPOの申込をする場合、事前入金は不要です。そのため、IPO株の購入資金を調達できなくても、気軽に申込を行えます。

また、岡三オンラインでは、優遇手数料コースの対象である「超プレミア」「プレミアゼロ」「プラチナ」のランクになると、IPO抽選に当選する確率が上がります。

例えば、投資信託の保有残高が平均1,000万円以上になると、優遇手数料コースの一番下のランクにあたる「プラチナ」の適用を受けられるので、長期的な投資を検討するほどIPO抽選に当選する機会を期待できるのも岡三オンラインのメリットです。

2-3 投資信託の購入手数料無料&キャッシュバック

店舗型の証券会社で投資信託を購入する場合、取引金額の1〜3%程度の手数料を支払うこともありますが、岡三オンラインでは、投資信託の購入手数料がすべて無料の「ZEROファンドプログラム」を採用しています。

購入手数料や信託報酬、信託財産留保額(売却手数料)などのコストは、投資信託のリターンに大きく影響してくるので、手数料の安い証券会社やファンド選びなどがポイントになることもあります。その点、岡三オンラインでは、購入手数料が無料になる条件などは特にないので、初心者でも気軽に投資信託を始めることができます。

さらに、他の証券会社で購入した投資信託を岡三オンラインへ移管手続きを行った場合、その際に発生した手数料をキャッシュバックするサービスを提供しています。移管手続き対象の投資信託の時価合計額が500万円以上の場合、キャッシュバックサービスの適用を受けることが可能です。

なお、岡三オンラインで投資信託移管手数料のキャッシュバックサービスの適用を受けるには、移管元の証券会社で移管手続きを行う必要があります。岡三オンラインの口座に投資信託が移管された後、移管元の証券会社から発行された計算書と領収書を提出すると、キャッシュバックを受けられます。

投信積立サービス

また、岡三オンラインでは、自動積立の方式で投資信託を購入することが可能です。積立で投資信託を購入すると、平均取得単価を抑えながら長期の運用が期待できます。長期的にコツコツと資産を増やしたいと考えている人にとってメリットがあるサービスとなっています。

また、投信積立サービスを利用すると、手動で買付注文しなくても良いため、手間をかけることなく資産運用を行えます。普段仕事が忙しくてあまり時間を取れないという人にとっても便利なサービスとなっています。

投信保有サービス

岡三オンラインでは、投資信託を保有すると信用取引でも恩恵を受けられる場合があります。

優遇手数料コースランクの「超プレミア」「プレミアゼロ」になると、信用取引の手数料が完全無料となり、「プラチナ」のランクになった場合も、信用取引の手数料が通常より半額またはそれ以下の金額になります。さらに、保有している投資信託を信用取引の担保に入れることも可能です。

2-4 取引ツールが豊富

岡三オンラインには多様な取引ツールが搭載されており、例えば、投資の初心者でも無理なく発注できるタイプのものや、発注から市場の分析までまとめてできる高性能なものまで用意されています。チャートやニュースがリアルタイムで更新される高性能取引ツールもあり、ユーザーからも好評です。

また、資産運用の専門家が投資情報を提供してくれるサービスを無料で利用できます。資産運用の専門家が動画上で専門的な見解を解説してくれたり、セミナーを開催してくれたりするなど、情報収集できる機会も豊富です。

3 岡三オンラインのデメリット

岡三オンラインには、投資信託の取扱数、電話サポートの時間が短いなどのデメリットもあります。以下、詳しく確認してみましょう。

3-1 投資信託の数が少ない

岡三オンラインで取り扱っている投資信託の数は、他の証券会社と比較して少なめです。例えば、岡三オンラインと同じネット証券の中でも大手のSBI証券や楽天証券では、数千本単位の投資信託を取り扱っています。一方、岡三オンラインの取り扱っている投資信託の数は約500本です。

取り扱っている投資信託の数の多さが全てではありませんが、目当てのファンドを見つけられない可能性も高くなるので、注意も必要です。

3-2 高額取引には向かない

岡三オンラインの国内株式の取引手数料は100万円まで無料ですが、それ以上の金額で取引する場合、他の証券会社と比較して手数料が高くなる場合もあります。

例えば、500万円の現物取引をする場合、岡三オンラインの定額プランでは3,080円(税込)の手数料がかかります。一方、その他のネット証券では1,000円程度の手数料で済む場合もあります。

このように、岡三オンラインは高額の現物取引や信用取引をするには向かない場合もあるので、慎重な検討も必要です。

3-3 電話サポート時間が短い

岡三オンラインの電話サポートの時間は、原則平日8時〜17時までです。夜間や土日は電話で問い合わせができないので、電話での充実したサポートを期待している場合、不便に感じることもあります。

4 岡三オンラインの口コミ・評判

岡三オンラインを利用しているユーザーからは次のような口コミや感想が寄せられています。証券会社選びや投資判断の参考にしましょう。

  • 「1日100万円までの取引であれば手数料無料になるのがうれしい」
  • 「老舗総合証券グループ傘下のネット証券なので信頼できると思った」
  • 「投資環境がいいので、これから資産運用を始める人にも向いている」
  • 「IPOで事前入金が不要なので、気軽に申し込みができて重宝している」
  • 「投資信託の購入手数料無料はありがたいが、取扱本数が物足りない」
  • 「電話サポートを利用しにくい」

※上記はすべて個人の感想です。最新の情報はご自身でもよくお調べになってからご判断下さい。

岡三オンラインに寄せられているポジティブな意見の中で特に目立つのが、現物取引や信用取引の手数料が条件付きで無料になる点です。また、老舗総合証券グループに属するネット証券なので利用しやすいという口コミが多いのも特徴です。

一方、高額な現物取引や信用取引をすると手数料が高くなる点、電話サポート時間が短くて利用しにくいという口コミも見られます。そのため、岡三オンラインは、100万円以下の現物取引および信用取引をよく行う場合や、購入予定の投資信託を岡三オンラインも取り扱っている場合などに向いています。

5 岡三オンラインで口座開設をする方法

岡三オンラインの口座開設手続きは、以下の流れに沿って行います。

5-1 メールアドレスの登録

岡三オンラインのウェブサイト内にある口座開設ボタンを選択した後、開設を希望する口座の種類を選択して口座申込フォームのボタンを押すと、メールアドレスの登録フォームが出てくるので、そこでメールアドレスの登録を行います。

5-2 申込者の基本情報の入力

登録したメールアドレス宛に申込専用URLが送られてくるので、そこにアクセスした後、申込者の基本情報を入力します。入力する申込者の住所と氏名は、あとに提出する本人確認書類と同一の内容でなければなりません。

5-3 本人確認書類の提出

申込者の基本情報の入力を終えた後、本人確認書類の提出を行います。サイト上に画像をアップロードする方法または郵送の方法で提出することが可能です。

5-4 審査・口座手続き完了

申込者の基本情報の入力および本人確認書類の提出後、岡三オンラインで審査が行われます。審査で問題がなければ、口座開設が行われ、申込者のメールアドレス宛にその旨が送信されます。

6 まとめ

岡三オンラインは、手数料が安く、取引ツールも豊富なので利用しやすい点が評判の証券会社です。特に国内株式の現物取引や信用取引、投資信託の取引をする際、手数料無料になるのが大きな特徴です。ただし、高額取引をする場合や対面取引のような充実したサポートを期待できない点には注意も必要です。

証券会社を選ぶ際はメリット・デメリットをしっかり確認するほか、口コミ等の利用者の声を参考にしながら慎重に検討することが大切です。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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