楽天証券、投資信託取引の評判は?メリット・デメリットを比較

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投資信託取引とは、投資家から集めたお金を一つにまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資をし運用を行う投資方法です。投資信託取引を扱っている証券会社は多数存在します。

その中でも楽天証券は、楽天グループという大きな企業が運営しているため、一定の信頼性があり人気の証券会社の一つです。そこで本記事では、楽天証券・投資信託取引のメリットやデメリット、評判などを詳しく紹介します。

目次

  1. 楽天証券とは
  2. 楽天証券・投資信託のメリット5つ
    2-1.少額から積立投資が可能
    2-2.ファンドマネージャーが運用してくれる
    2-3.取引銘柄が豊富
    2-4.楽天ポイントが貯まる
    2-5.手数料コース「超割」ならポイント還元率が良い
  3. 楽天証券・投資信託のデメリット
    3-1.手数料がかかる
    3-2.他の証券会社と比べてポイント付与率が低い
  4. 楽天証券・投資信託の評判
  5. 楽天証券・投資信託がおすすめの人は?
  6. まとめ

1.楽天証券とは

楽天証券

楽天証券に関するニュース

楽天証券とは・サービスの特徴

「楽天証券」は、楽天グループのネット証券です。以下では、楽天証券のメリットやデメリット、評判などを詳しく紹介します。

2.楽天証券・投資信託取引のメリット5つ

楽天証券・投資信託取引を行うメリットは、次の5つです。

  • 少額から取引が可能
  • 取引銘柄が豊富
  • 楽天ポイントが貯まる
  • 手数料コース「超割」で手数料が割引
  • 投資信託の移管サービス

それぞれ詳しく紹介します。

2-1.少額から積立投資が可能

楽天証券の投資信託取引では、月額100円という少額から積立投資を始めることができます。例えば通常の投資信託や株式投資では少なくとも数千円~数万円ほどは必要になることを考えると、かなり少額から無理なく投資を始めることができるといえます。

2-2.取引銘柄が豊富

楽天証券の投資信託取扱数は2,600本以上(2022年6月時点)と、豊富な銘柄が揃っています。そのため、選択肢が少なく取引したい銘柄に困ることはあまりないといえます。また買付手数料も無料のため、コストを抑えた取引を行うことも可能です。

2-3.投資信託の残高に応じて楽天ポイントが貯まる

楽天証券では投資信託の残高に応じて楽天ポイントが貯まるため、楽天会員には人気のサービスです。獲得したポイントは、楽天市場や楽天トラベル、コンビニなどの提携各店舗などで利用することができます。

毎月末時点の投資信託の保有残高が、はじめて基準残高に到達した場合にポイントを進呈される仕組みです。

基準残高 進呈ポイント
月末時点の残高が、はじめて10万円に到達した場合 10ポイント
月末時点の残高が、はじめて30万円に到達した場合 30ポイント
月末時点の残高が、はじめて50万円に到達した場合 50ポイント
月末時点の残高が、はじめて100万円に到達した場合 100ポイント
月末時点の残高が、はじめて200万円に到達した場合 100ポイント
月末時点の残高が、はじめて300万円に到達した場合 100ポイント
月末時点の残高が、はじめて400万円に到達した場合 100ポイント
月末時点の残高が、はじめて500万円に到達した場合 100ポイント
月末時点の残高が、はじめて1,000万円に到達した場合 500ポイント
月末時点の残高が、はじめて1,500万円に到達した場合 500ポイント
月末時点の残高が、はじめて2,000万円に到達した場合 500ポイント

2-4.手数料コース「超割」で手数料が割引

またETF(上場投資信託)を購入する場合、手数料コース「超割」なら、手数料を抑えた取引を始めることができます。その他にも、取引手数料の1%を楽天ポイントで還元されます。つまり、取引を行った分だけポイントを貰うことができるのです。また、大口優遇を達成すれば、手数料がさらに割引されポイント還元率も2倍となります。条件は以下の通りです。

判定基準 商品名 条件
毎月判定 投資信託 1ヶ月の平均残高が3,000万円以上

出典:楽天証券

手数料コース「超割」なら、手数料を抑えたETF取引ができ、さらに取引をした分楽天ポイントを貰うことができます。

2-5.投資信託の移管サービス

楽天証券では、他の証券会社に預けている投資信託を楽天証券に移管することができます。移管ができるのは楽天証券でも取り扱っている銘柄に限られますが、取扱銘柄が豊富ということもあり、幅広い銘柄を預けることができます。

今は他の証券会社で投資信託を行っているけど今後は楽天証券で行いたい、という場合には便利なサービスです。しかし、移管したい銘柄に楽天証券でも取り扱っていない銘柄がある場合もあるので、事前にカスタマーセンターに問い合わせをするなどして調べておきましょう。

3.楽天証券・投資信託のデメリット2つ

楽天証券で投資信託取引を行う際のデメリットは、次の2つです。

  • 手数料がかかる
  • 元本割れが起きる可能性がある

それぞれ詳しく紹介します。

3-1.手数料がかかる

投資信託では運用のプロに投資を任せるため、その費用として手数料がかかります。楽天証券の投資信託取引でかかる手数料は、以下の2つです。

  • ファンドの管理費用:信託報酬など投資信託の運用にかかる手数料
  • 信託財産留保額:投資信託を信託期間の途中で換金する際の証券売却手数料

楽天証券では、2022年6月時点ですべての投資信託で買付手数料が無料となっていますが、他の金融機関と同様に投資信託には複数のコストが発生します。購入を検討する際は目論見書などで調べてから判断することをおすすめします。

3-2.他の証券会社と比べてポイント付与率が低い

楽天証券のポイント付与は、投資信託の保有残高が、はじめて基準残高に到達した場合にポイントを進呈される仕組みですが、たとえばSBI証券では保有残高に応じて毎月0.1%~0.2%のポイント付与が受けられます。SBI証券で大きな金額を運用される場合、保有額1000万円で付与率0.2%だと年間で2万ポイントがもらえる計算になり、長期運用時には大きな差となってきます。

4.楽天証券・投資信託の評判・口コミ

楽天証券のメリットやデメリットを紹介しましたが、実際の評判は?と疑問をお持ちの方も多いのではありませんか。ここでは、楽天証券の投資信託取引の評判を紹介します。

  • 楽天カードで投資信託を積立購入でき、購入時に楽天ポイントが1%付く点が大きなメリット。しかもポイントで投資信託を購入できる。
  • クレジットカード決済は楽天カード限定のため、他のカードを使って投資信託を購入することはできない。
  • つみたてNISAの場合は、毎日積立ができる。
  • ポイント付与率が改悪されたので、他の証券会社に移管した

※個人の感想です。実際に口座開設や取引を検討する際は、必ずご自身でも最新情報をお調べの上ご判断下さい。

ポイントサービスや多くの銘柄に投資を行える利点に定評がある一方、クレジットカードでの購入は楽天カードだけのため、楽天カードを作らなければいけない不便さがあるという声も聞かれます。ネット証券として評判は良い傾向ですが、メリット・デメリット部分を理解したうえで、他社サービスと比較検討することも必要です。

5.楽天証券・投資信託がおすすめの人は?

楽天証券での投資信託取引が向いている方は、以下の通りです。

  • 楽天カードを持っている方
  • 楽天ポイントで投資信託を行いたい方
  • 少額から投資信託の購入を行いたい方
  • 長期的な投資を行いたい方
  • 仕事や家事で忙しいけど、将来のために資産作りを考えている方

楽天証券は、楽天カードをすでに持っている方や少額投資やポイント投資など、なるべくリスクを抑えた投資を行うのに向いている証券会社です。

まとめ

楽天証券の投資信託取引は、楽天という大きなグループが運営しているネット証券の投資サービスのため定評があり、楽天ポイントが貯まる・使えるなど独自のメリットがあります。少額取引やポイントでも投資信託を購入することができるため、初心者の方でも資産運用を始めやすいといえます。

最後に、もう一度楽天証券・投資信託取引のメリット・デメリットをおさらいしましょう。

楽天証券・投資信託取引のメリット

  • 投信積立なら月々100円という少額から分散投資ができる
  • ファンドマネージャーが運用してくれる
  • 取引銘柄が豊富
  • 楽天ポイントが貯まる

楽天証券・投資信託取引のデメリット

  • 手数料がかかる
  • 他の証券会社と比べてポイント付与率が低い

楽天証券に興味をお持ちの方は、他の証券会社と比較したうえで口座開設を考えてみてはいかがでしょうか。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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