米国株取引に強い証券会社は?銘柄数・手数料から5社を比較

外国株投資のなかでも、特に人気の高いのが米国株投資です。もし、これから米国株投資を始めたいと思っているなら、米国株投資がしやすい証券会社を選ぶことが大切です。そこで今回は、銘柄数や手数料といったポイントから分析したうえで、米国株投資に便利な証券会社を紹介します。

※2020年7月現在の情報をもとに記載しています。

目次

  1. 米国株の取扱銘柄数が多い証券会社は?
  2. 米国株取引の手数料が安い証券会社は?
  3. 銘柄数・手数料から見る米国株に強い証券会社5選
    3-1.マネックス証券
    3-2.SBI証券
    3-3.DMM.com証券
    3-4.楽天証券
    3-5.サクソバンク証券
  4. まとめ

1.米国株の取扱銘柄数が多い証券会社は?

外国株投資がしやすい証券会社を選ぶポイントの1つが銘柄数です。米国株取引を扱っている証券会社のなかでも、取り扱う銘柄数が多い証券会社を選ぶことで、銘柄選びの選択肢を広げることができ、多様なポートフォリオを組めるからです。

米国株の銘柄を多く取り扱っている証券会社は以下の通りです。

  1. サクソバンク証券:約6,000銘柄
  2. マネックス証券:4,000銘柄以上
  3. SBI証券:4,000銘柄以上
  4. 楽天証券:約3,600銘柄
  5. DMM.com証券:約1,000銘柄
  6. 岩井コスモ証券:700銘柄以上
  7. 野村證券:約700銘柄以上
  8. SMBC日興証券:700銘柄以上

サクソバンク証券が約6,000銘柄という圧倒的な銘柄数を誇っています。また、マネックス証券とネット証券大手のSBI証券で4,000銘柄以上、楽天証券でも約3,600銘柄と豊富な取扱銘柄数があります。

特徴としては、上位に入っている証券会社のすべてがネット証券であるということです。ネット証券なら自分の好きなタイミングで取引に参加できますので、米国株投資を気軽に始めやすい環境といえます。

2.米国株取引の手数料が安い証券会社は?

外国株投資がしやすい証券会社を選ぶもう1つのポイントが手数料です。投資を長く続けていくと、そのぶんコストが掛かります。取引手数料をできるだけ抑えることができれば、後々残る資産に大きな差が出ることも考えられます。

米国株取引に掛かる手数料などのコストが安い証券会社は以下の通りです。

項目 取引手数料 最低取引手数料 最大取引手数料 為替手数料(1ドルあたり)
DMM.com証券 無料 無料 無料 25銭
サクソバンク証券 取引金額×0.22% 5.5米ドル 16.5米ドル 25銭
マネックス証券 取引金額×0.495% 無料 22.0米ドル 買付時:0銭
売却時:25銭
SBI証券 取引金額×0.495% 無料 22.0米ドル 25銭
楽天証券 取引金額×0.495% 無料 22.0米ドル 25銭

手数料では、DMM.com証券のみが米国株の取引手数料が完全無料となっています。また、最低取引手数料は4社で無料となっており、さらに各社とも最大取引手数料が設定されています(DMM.com証券はいくら取引しても無料)。

加えて、米国株投資では為替手数料が発生しますが、マネックス証券では買付時取引の手数料が無料となっています。

3.銘柄数・手数料から見る米国株に強い証券会社5選

ここでは、銘柄数と手数料から見る米国株投資に向いた証券会社を5つ紹介したいと思います。具体的には、以下の5つの証券会社が候補に挙がります。

  1. マネックス証券
  2. DMM.com証券
  3. SBI証券
  4. サクソバンク証券
  5. 楽天証券

それぞれ詳しく見ていきましょう。

3-1.マネックス証券

マネックス証券は外国株投資に力を入れている証券会社で、取扱銘柄数は4,000銘柄以上と国内でも最大級の規模を誇ります。また、取引手数料も低水準となっているため、比較的利用しやすい証券会社といえます。

さらに、国内でも珍しく、米国株投資での源泉徴収ありの特定口座の開設にも対応しているため、損益計算や確定申告をする必要もありません。コストも手間もできるだけ省きたいし、幅広く投資先の銘柄を選びたいという方は、マネックス証券を選ぶのも良いでしょう。

3-2.SBI証券

SBI証券>SBI証券では2019年7月から、米国株式の最低手数料を無料に設定しています。そのため、少額で米国株投資を行いたい方や、これから米国株投資を始めたい方には、利用しやすい証券会社となっています。

また、取扱銘柄数もマネックス証券と同水準の4,000銘柄以上となっているので、幅広い選択肢のなかから投資先を選択することができます。

他にもすでに米国株を保有している方なら「米国貸株サービス」を利用できますし、リスクを最小限に抑える逆指値注文も利用可能です。さらにグループ企業の住信SBIネット銀行とSBI証券の口座間の外貨入出金手数料が無料になっているのも大きな魅力といえます。

3-3.DMM.com証券

DMM株米国株投資に向く証券会社の1つがDMM.com証券です。ポイントは取引手数料で、通常の取引手数料が無料になっているのはDMM.com証券だけです。

これから米国株投資を行いたいと考えている方にはハードルが低く始めやすいというメリットがあります。また、米国株取引を頻繁に行っている方にとっては、年間に掛かるコストの面から考えてお得な証券会社といえます。

銘柄数も約1,000銘柄を扱っていますので、主要銘柄を始め幅広い銘柄を選択して取引を行うことができます。

それ以外の特徴としては、取引ツールが充実していることや、1つのアプリで日本株から米国株まで簡単に取引ができること、取引手数料の1%がポイントとして貯まっていくことなどが挙げられます。

とにかく手数料を抑えたいという方に適した証券会社となっています。

3-4.楽天証券

楽天証券の取り扱う米国株銘柄は3,000銘柄以上と申し分なく、取引手数料は国内証券会社のなかでも低水準を保っています。また、スマートフォン用とパソコン用、どちらの取引ツールも機能性が充実しており、日本株と米国株を同時に取引することも可能です。さらに、日本円と米ドルどちらでも決済可能なので、投資家のスタイルに合わせて選択することができます。

そのうえ、取引手数料の1%が楽天スーパーポイントで還元されるので、楽天関係のサービスを利用している方には大きなメリットといえます。また楽天銀行口座と連携することで両口座間の入出金手数料が無料になったり、証拠金不足時に自動振替が可能になったりするサービスも便利です。

3-5.サクソバンク証券

サクソバンク証券は取り扱う米国株銘柄が全証券会社のなかで最も多いことが強みです。現在約6,000銘柄を取り扱っており、これは他の証券会社の追随を許さない銘柄数となっています。

また、取引手数料も取引金額の0.20%と他の証券会社よりも比較的低く設定されているため、米国株投資を始める方にとってもメリットが大きいといえます。

ちなみに、米国株以外でもアジア・中国株を2,000銘柄以上、欧州株を4,000銘柄以上取り扱っており、これは国内の証券会社でも最多水準の銘柄数ですので、外国株での取引を手広く行っていきたい方にも使いやすい証券会社だといえます。

まとめ

今回は米国株取引に向いている証券会社を紹介しました。

米国は世界でも最大規模の証券市場で、日本の株式市場にはない魅力が多いのが米国株取引の特徴です。各証券会社によって取扱銘柄数や取引手数料が異なりますので、本記事を参考に利用する証券会社や米国株取引を検討してみてはいかがでしょうか。

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山本 将弘

山本 将弘

フリーランスWebライター。主に株式投資や投資信託の記事を執筆。それぞれのテーマに対して、できるだけわかりやすく解説することをモットーとしている。将来に備えとリスクヘッジのために、株式・不動産など「投資」に関する知識や情報の収集、実践に奮闘中。