金(ゴールド)投資信託のメリット・デメリットは?購入可能な証券会社も

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昔から資産価値が高いものとして扱われてきた金は、投資対象として有名です。ですが、どのように金に投資すればいいかわからない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、比較的手軽に金に投資できる投資信託と購入できる証券会社を紹介したいと思います。

目次

  1. 金価格は上昇傾向
    1-1.金融商品としての金の特徴
    1-2.通常、株価が上がれば金は下がる
  2. 金に投資可能な投資信託のメリット
    2-1.保管するコストが掛からない
    2-2.盗難リスクを抑えられる
  3. 金に投資可能な投資信託のデメリット
    3-1.為替変動リスクがある
    3-2.手数料が割高
  4. 金に投資できる主な投資信託
    4-1.三菱UFJ純金ファンド(ファインゴールド)
    4-2.ピクテ・ゴールド
    4-3.ステートストリート・ゴールドファンド
  5. まとめ

1.金価格は上昇傾向

金への投資ニーズが高まっています。そもそも金は希少性の高い金属で、酸化しにくい、密度が高い、加工しやすいといった特長を持っていることから、物としての高い価値があるとされています。

以下では、金の商品としての特徴を詳しく見ていきたいと思います。

1-1.金融商品としての金の特徴

金には鉱物としての特徴のほかにも、金融商品としての特徴があります。それは、金そのものが価値を持っていることから、世界のどこででも通貨と換金できるということです。

また、政治や経済の混乱、紛争やテロなどといった地政学的リスクが高まったときこそ強さを発揮する資産としても知られており、「有事の金」として重宝されてきた歴史があります。

さらに、株式や債券とは値動きが異なるという特徴もあるので、分散投資を行う場合には組み込みたい金融商品でもあります。

1-2.通常、株価が上がれば金は下がる

株価が上昇している局面では、金は売られることが多く価格も下落します。2020年8月現在、コロナ禍において株価は回復基調にありながら金価格は上昇を続けており、世界的な金融緩和や経済活動再開に対して期待を寄せる投資家も少なくない一方で、今後の不透明さからリスクヘッジ先として金を購入する投資家も非常に多い状況だと考えられます。

2.金に投資可能な投資信託のメリット

金への投資を考える場合、さまざまな投資方法があります。現物を購入して保有しておくといった方法や、先物取引によって投資をする方法などがありますが、最近ポピュラーなのが、投資信託を通じた金への投資です。

これは、ファンドで金を直接買い付けるのではなく、金市場に連動する指数や金のETFを通じて投資するものになります。そして、金に投資できる投資信託を購入するには以下のようなメリットがあります。

  • 保管するコストが掛からない
  • 盗難される恐れがない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

2-1.保管するコストが掛からない

金に投資可能な投資信託を購入するメリットの1つは、金の保管コストが掛からないということです。

現物の金に投資をする場合は保管場所を確保しなければならず、貸金庫や保管サービスを利用することになります。ですが、これらのサービスを利用する場合にはコストが発生しますし、保有する金が増えるにつれてコストは上がってしまいます。

金に投資可能な投資信託の購入であれば、信託報酬のほかに保有のコストは発生しませんので、現物の金を購入するよりも割安になります。

2-2.盗難リスクを抑えられる

投資信託であれば、現物で保有するよりも盗難リスクを抑えられるというのもメリットとなります。

現物の金は保管するためのコストに加えて、盗難されるリスクを常に背負うことになります。また、現物の金を持っているがゆえに、紛失してしまうリスクも少なからず発生することになります。

一方、投資信託であればこのようなリスクを回避することができますし、ネット証券を利用すれば、パソコン1つで購入・売買が可能です。投資信託を利用することで、リスクを回避しながら手軽に投資することが可能です。

3.金に投資可能な投資信託のデメリット

一方、金に投資できる投資信託には以下のようなデメリットがあります。

  • 為替変動リスクがある
  • 手数料が割高

それぞれ詳しく見てきましょう。

3-1.為替変動リスクがある

金に投資可能な投資信託を購入するデメリットの1つが、為替変動リスクがあるということです。

金価格は米ドルベースとなっているためで、ドル建てでは資産が増加している場合でも、円に換金すると資産が減ってしまうケースがあります。

一般的な傾向として、米ドルへの信頼度が下がっているときに、金の価格は上昇しやすくなります。

3-2.インデックスファンドと比べて手数料は高め

金に投資できる投資信託は、その他の投資信託と比較して手数料が高めに設定されていることもデメリットになります。

たとえば、インデックスファンドの信託報酬は0.1~0.2%前後となっているケースが多いのですが、金関連の投資信託では0.8%~1.0%前後の信託報酬が設定されているケースもあります。

4.金に投資できる主な投資信託

それでは、金に投資ができる主な投資信託を紹介していきたいと思います。今回紹介するのは以下の投資信託です。

  • 三菱UFJ純金ファンド(ファインゴールド)
  • ピクテ・ゴールド
  • ステートストリート・ゴールドファンド

また、各投資信託を購入できる証券会社も併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

4-1.三菱UFJ純金ファンド(ファインゴールド)

三菱UFJ国際投信が運用している投資信託が「三菱UFJ純金ファンド」、通称「ファインゴールド」です。

日本国内の取引所における金価格の値動きを捉えることを方針として運用されているファンドで、純金上場投資信託がメインの投資対象となります。

こちらの投資信託はSBI証券、マネックス証券、岡三オンライン、楽天証券、auカブコム証券、などで購入することができます。

純資産額(2024年5月27日現在) 2159.48億円
購入手数料 1.1%(税込・上限)
信託報酬 年率0.539%(税込)

4-2.ピクテ・ゴールド

ピクテ投信投資顧問が運用している金関連の投資信託が「ピクテ・ゴールド」です。

投資信託証券への投資を通じて、実質的な金への投資を目指す方針で、米ドル建ての金価格に連動するように運用されているファンドです。米ドル建てということもあり、原則的に為替ヘッジを行うファンドとなっているため、為替リスクを抑えたい場合に活用できる投資信託です。

こちらの投資信託はauカブコム証券、SBI証券、岡三オンライン、松井証券、岩井コスモ証券、マネックス証券、楽天証券など、多くのネット証券・店頭証券会社で幅広く販売されています。

純資産額(2024年5月27日現在) 907.29億円
購入手数料 2.2%(税込・上限)
信託報酬 年率0.879%(税込)

4-3.ステートストリート・ゴールドファンド

ステートストリート・グローバル・アドバイザーズが運営している投資信託が、「ステートストリート・ゴールドファンド」です。

金地金価格を示す「LBMA午後金価格」の動向を捉えることを方針にして運用されている金現物拠出型上場外国信託「SPDRオールド・シェア」がメインの投資対象となるファンドとなっています。また、投資相当額の米ドルに対して為替ヘッジを行っているため、為替変動による資産の目減りを抑えることができます。

こちらの投資信託はSBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券、auカブコム証券などで購入することができます。

純資産額(2024年5月27日現在) 82.68億円
購入手数料 2.2%(税込・上限)
信託報酬 年率0.495%(税込)

まとめ

今回は金に投資できる主な投資信託と、購入可能な証券会社を紹介しました。コロナ禍の混乱の影響で金に対する投資ニーズが高まっており、金の価格は上昇を続けています。

金への投資が気になっている方は、この記事を参考に投資信託のメリット・デメリットを比較しながら検討を進めてみてください。

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山本 将弘

フリーランスWebライター。主に株式投資や投資信託の記事を執筆。それぞれのテーマに対して、できるだけわかりやすく解説することをモットーとしている。将来に備えとリスクヘッジのために、株式・不動産など「投資」に関する知識や情報の収集、実践に奮闘中。