米国株など外国株式に強いネット証券会社は?手数料や銘柄の比較も

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外国株には優良企業の株や高配当な株も多いため、取引したいと思っている方もいるのではないでしょうか。しかし、外国株式は国内の株取引と比べると、証券会社ごとに条件の違いが大きくなっています。取扱い国数や銘柄数、手数料なども異なるため、どこで取引をするべきか悩む方も多いかもしれません。

そこで本記事では、外国株式を購入できるネット証券会社を4社紹介します。取り扱い銘柄数や手数料などもまとめていますので、証券会社を比較する際の参考にしてみてください。

目次

  1. マネックス証券の外国株の特徴・基本情報
    1-1.取扱い銘柄数が豊富
    1-2.注文方法の選択肢が多い
  2. DMM株の外国株の特徴・基本情報
    2-1.米国株の売買手数料が完全無料
    2-2.初心者も使いやすい取引ツール
  3. SBI証券の外国株の特徴・基本情報
    1-1.外国株の取り扱い国数が多数
    1-2.住信SBIネット銀行を使うと為替手数料が安くなる
  4. 楽天証券の外国株の特徴・基本情報
    4-1.取引に応じて楽天スーパーポイントが貯まる
    4-2.米国株の取り扱い銘柄数が豊富
  5. まとめ

1. マネックス証券の外国株の特徴・基本情報

外国株式を扱っている人気の証券会社を個別にご紹介していきます。まずはマネックス証券です。以下、取扱い銘柄数と基本情報からお伝えします。

【外国株の取り扱い】

米国株 ◯ 5,000銘柄以上(個別銘柄・ETF・ADR含む)
中国株 ◯ 2,000銘柄以上
韓国株 ×
ロシア株 ×
ASEAN株 ×

【基本情報】

売買手数料(米国株) 約定代金の0.495%(税込)
(下限0米ドル・上限22米ドル)
為替手数料 片道25銭(米ドル買付は無料)
注文方法 ・成行・指値・逆指値(成行・指値)・トレールストップ・OCO(ツイン指値・OCOs)・連続
注文有効期限 最長90日
注文受付時間 24時間
NISAの取り扱い あり

(※マネックス証券のウェブサイトより。2022年6月時点の情報)

1-1.取扱い銘柄数が豊富

マネックス証券の取扱い銘柄数は、米国株5,000以上、中国株2,000以上もあり、他の証券会社よりも多いことが特徴です。中国株に関しては、香港証券取引所に上場しているほとんどの銘柄で取引を行えます。

1-2.注文方法の選択肢が多い

注文方法の選択肢が多数あることも、マネックス証券の良いところです。他社では成行・指値注文のみという証券会社も多い中、トレールストップやOCO注文ができるという強みがあります。

2. DMM株の外国株の特徴・基本情報

以下、DMM株の特徴についてご紹介します。

【外国株の取り扱い】

米国株 ◯ 約2,000銘柄(個別銘柄・ETF・ADR含む)
中国株 ×
韓国株 ×
ロシア株 ×
ASEAN株 ×

【基本情報】

売買手数料(米国株) 0%
為替手数料 片道25銭
注文方法 ・成行・指値・IFDONE注文 (指値)
注文有効期限 最長30日
注文受付時間 ・平日・日曜 16:00~翌5:00(翌6:00)
・土曜 16:00~翌3:00
※かっこ内は冬期間のみ
NISAの取り扱い あり

(※DMM株のウェブサイトより。2022年6月時点の情報です。)

2-1.米国株の売買手数料が完全無料

DMM株は米国株の売買手数料が無料となっています(為替手数料は必要です)。また、口座開設費や口座管理・維持費も無料なため、かかる費用が少ないというメリットがあります。

2-2.初心者も使いやすい取引ツール

DMM株は初心者向けから上級者向けまで選べる使いやすい取引ツールを提供していることも特徴の1つです。スマホアプリとPCブラウザ版・PCインストール版が用意されており、スマホアプリには初心者でも使いやすい「かんたんモード」、上級者仕様の「ノーマルモード」が用意されています。

こうした取引ツールは他の証券会社でも独自のものを提供していることが多いのですが、DMM株では熟練度に応じて複数種類を用意しており、誰でも使える点が強みです。

3. SBI証券の外国株の特徴・基本情報

まずは、ネット証券大手のSBI証券です。外国株の取扱い銘柄数と基本情報は以下のとおりです。

【外国株の取り扱い】

米国株 ◯ 約6,000銘柄以上(個別銘柄・ETF・ADR含む)
中国株 ◯ 1,300銘柄以上
韓国株 ◯ 約70銘柄
ロシア株 ◯ 約30銘柄
ASEAN株 ◯ 500銘柄以上

【基本情報】

売買手数料(米国株) 約定代金の0.495%(税込)
(下限0米ドル・上限22米ドル)
為替手数料 片道25銭(住信SBIネット銀行利用時:片道4銭)
注文方法 ・成行・指値
注文有効期限 最長15営業日
注文受付時間 ・10:30~19:00
・19:30〜翌5:00(~翌6:00)
※かっこ内は冬期間のみ
NISAの取り扱い あり

(※SBI証券・外国株ページより。2022年6月時点の情報)

3-1.外国株の取り扱い国数が多数

SBI証券は外国株を幅広く取り扱っている点が強みです。米国、中国はもちろんのこと、その他にも韓国、ロシア、シンガポール、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシアなどの株も扱っています。

3-2.住信SBIネット銀行を使うと為替手数料が安くなる

SBI証券は、住信SBIネット銀行の口座を使うと為替手数料がお得になる点も特徴です。外貨預金口座から入金すると、通常は片道25銭のところが、片道4銭まで安くなります。

4. 楽天証券の外国株の特徴・基本情報

楽天証券も、外国株を売買できる証券会社として多くの利用者がいます。

【外国株の取り扱い】

米国株 ◯ 4,500銘柄以上(個別銘柄・ETF・ADR含む)
中国株 ◯ 約1200銘柄
韓国株 ×
ロシア株 ×
ASEAN株 ◯ 240銘柄以上

【基本情報】

売買手数料(米国株) 約定代金の0.495%(税込)
(下限0米ドル・上限22米ドル)
為替手数料 片道25銭
注文方法 ・成行・指値
注文有効期限 最大90日
注文受付時間 ・円貨 17:15~翌5:00(~翌6:00)
・外貨 15:00~翌5:00(~翌6:00)
※かっこ内は冬期間のみ
※平日・米国営業日のみ
NISAの取り扱い あり

(※楽天証券・外国株ページより。2022年6月時点の情報)

4-1.取引に応じて楽天スーパーポイントが貯まる

楽天証券は、株取引によって楽天スーパーポイントを貯められる点が魅力です。取引手数料の1%のポイントが付与されます。普段から楽天を利用している人にとっては、メリットと言えるでしょう。

4-2.米国株の取り扱い銘柄数が豊富

楽天証券は取扱い銘柄数が豊富にあることも特徴です。中国株、アセアン株の銘柄数はSBI証券に及ばないものの、米国株は4,500以上(ETF・ADR含む)も取扱いがあり、銘柄数の多さを誇るマネックス証券と並んでいます。

まとめ

外国株式を購入できるネット証券会社をご紹介しました。選び方と、それぞれのネット証券会社の特徴の比較を簡単にまとめると、以下のようになります。

  • 取扱い銘柄数・注文方法の多さで選ぶ:マネックス証券
  • 取引ツールの使いやすさ・手数料の安さで選ぶ:DMM株
  • 取扱い国数の豊富さで選ぶ:SBI証券
  • 取扱い銘柄数の多さ・ポイント還元のお得さで選ぶ:楽天証券

自分に合う証券会社を見つけ、外国株式の売買も検討してみてください。

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鈴原 千景

Webライター。内容として、わかりやすくを心掛けながら金融、不動産関係・ふるさと納税の記事を多く執筆している。日本株・米国株、投資信託、仮想通貨、ロボアドバイザーを運用中。