マンション投資の初心者におすすめの勉強方法は?7つのポイントや注意点を解説

賃貸用マンションを運営していくには、不動産に関わる様々な知識を身に着けておくことも大切なポイントとなります。これから不動産投資を始める初心者の方であれば、自身の理解度レベルに合わせて段階的に勉強していくと良いでしょう。

そこで今回のコラムでは、マンション投資初心者に適した勉強方法を紹介していきます。また、マンション投資を勉強する際のポイントや注意点についても3つ解説していきます。

目次

  1. マンション投資の初心者向けの勉強方法
    1-1.不動産のウェブメディアで情報を収集する
    1-2.書籍や専門書を読む
    1-3.セミナーや勉強会に参加する
    1-4.不動産投資会社に相談する
    1-5.コミュニティなどに参加する
    1-6.完成内覧会や見学会に出席する
    1-7.資格を取得する
  2. マンション投資を勉強する際のポイント
    2-1.広範な分野を効率的に勉強する
    2-2.幅広い意見から自分なりの正解を導く
    2-3.情報の鮮度や正確性を確認する
  3. まとめ

1 マンション投資の初心者向けの勉強方法

マンション投資について勉強するには、段階を踏んで一つずつステップアップしていくことが大切です。覚えることが多い上に、マンションを購入する前と購入した後では異なる知識が必要となってくるため、まずはそれぞれの状況に合わせた勉強方法が必要となります。

マンション投資の知識を勉強するには、下記のような方法があります。例えば、まだ基礎知識が付いていない状態で投資経験者向けのコミュニティーに参加したり、内覧会に参加しても必要な知識を得られない可能性があります。どのような勉強方法があるのか確認して、自分のレベルに合わせた勉強方法を取り入れるようにしましょう。

  • 不動産のウェブメディアで情報を収集する
  • 書籍や専門書を読む
  • セミナーや勉強会に参加する
  • 不動産投資会社に相談する
  • コミュニティなどに参加する
  • 完成内覧会や見学会に出席する
  • 資格を取得する

次の項目から、それぞれについて解説していきます。

1-1 不動産のウェブメディアで情報を収集する

何かを調べる際に、手軽で身近なツールがインターネットです。不動産投資の基本や、マンション投資で収益を得る仕組みといったことから勉強していきましょう。マンション投資に関する知識がほとんどなければ、まずは下記のような知識を蓄えてみることから始めましょう。

  • 不動産投資の基本
  • 収益を得るための仕組み
  • 不動産投資と株式投資の違い
  • マンション投資とアパート経営の違い
  • マンション投資の始め方
  • マンション投資のメリットとデメリット
  • マンション投資の失敗事例
  • マンション投資のリスクと対策法、など

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1-2 書籍や専門書を読む

より専門的な知識が欲しい場合は、併せて書籍や専門書なども参考にされてみると良いでしょう。書籍や専門書は執筆者の独自の視点で書かれているものや、中には実体験なども書かれていることがあり、成功体験や失敗体験についてより身近に感じることができます。

また、税金や会計処理などの情報は何度も確認する可能性があるため、手元に置いておけるのも書籍や専門書で勉強するメリットの一つです。ただし、不動産市場の変化や税制度の改正など情報が古くなっているケースもあるため、書籍と合わせて最新の情報収集も行っておくことが重要となってきます。

1-3 セミナーや勉強会に参加する

ワンルームマンションなどの開発や仲介を手掛ける不動産投資会社やアパートメーカーでは、定期的にセミナーや勉強会を開催しています。

不動産投資の専門家が講師を務め、初心者向けなど受講者のレベルに合わせた内容になっているため、欲しい情報をピンポイントで得ることもできます。これまで勉強した中で知らなかったことや、プロの目から見た情報なども得られ、マンション投資の初心者にとって発見の多い機会となります。

またセミナーには、マンション投資に関して同じようなレベルの人が多数出席しています。そのため刺激を受けたり、情報交換の場となることもあります。

なお、不動産会社によって扱う物件が異なっていたり、中には無理に物件を勧めてくる悪質な不動産会社もあります。その場ですぐに物件の購入意思を伝えず持ち帰ったり、1社だけではなく複数社のセミナーを受講して比較されると良いでしょう。

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1-4 不動産投資会社に相談する

不動産投資会社やアパートメーカーでは、不特定多数向けのセミナーではなく、担当者に直接質問がある方などのために、個別の事情や知識レベルに合わせた無料の個別相談の窓口を設けていることがあります。

最新の不動産情報などに加えて、融資を得る際の注意点や物件の見方など具体的なアドバイスをもらえることもあります。ホームページなどで相談会開催の広告などを見た場合は、問い合わせてみるといいでしょう。

【関連記事】不動産投資会社との面談前に準備しておくことは?5つのポイントや注意点も

1-5 コミュニティなどに参加する

不動産投資は個人での事業になりますが、他のオーナーなどと人脈を築くことも大切です。取引の情報だけではなく、物件を紹介してもらったり、不動産会社について意見を交換したりすることもあるからです。

また不動産投資のオーナーが出席する懇親会などがあれば、勉強の場としても活用することができます。初心者であればほとんどの参加者が先輩になるため、体験談などを聞くのも勉強になるでしょう。

このほか、インターネット上の情報交換の場やSNSで交流をしているオーナーもいます。書籍やインターネットの情報にはないオーナーの生の声を聞けるため、自身の賃貸用マンションの運営に生かすことができます。

ただし、SNSなどでは情報交換の場として集めた人向けに不動産以外の商材を紹介したり、高額な参加費を請求されているケースも見られています。コミュニティに参加を考える際は、開催元の信頼性を確認し、十分に注意して検討しましょう。

1-6 完成内覧会や見学会に出席する

不動産投資会社やアパートメーカーが開催する完成内覧会などに出席するのも、マンション投資について勉強する方法の一つです。実際の物件を見られるので、どのような優位性があるのか、目で確認したり、担当者の話を聞いたりすることができるからです。

具体的には、部屋の間取りや向き、方角など細かな部分において不動産投資会社がどのような意図を持って開発したのかが分かるため、自身のマンション投資に生かすことができます。また、主催する会社や担当者の実力が分かり、不動産投資会社選び、担当者選びの際にも役立ちます。

1-7 資格を取得する

不動産投資に関する資格を取得するのも、マンション投資について勉強する方法の一つです。不動産投資に関係する資格には、下記のようなものがあります。

  • 宅地建物取引士
  • 不動産鑑定士
  • 管理業務主任者
  • マンション管理士
  • 簿記
  • ファイナンシャルプランナー(FP技能士)、など

宅地建物取引士や不動産鑑定士などは専門性が高く、合格率も高くない資格ですが、簿記などは幅広い分野で活用できます。また、資格取得に至らなくても、勉強糧で不動産や経理業務などの基本知識を身につけることに繋がります。

このほか、税理士や司法書士、行政書士、弁護士などの資格も不動産投資の勉強に役立ちます。また経営学やマーケティング論などの知識があると、他物件との差別化などを考える際の参考になるでしょう。

2 マンション投資を勉強する際のポイント

マンション投資について勉強する方法を7つ紹介しました。この項目では、勉強する際のポイントや注意点を3つ紹介します。

2-1 広範な分野を効率的に勉強する

マンション投資とひと言で言っても、複数の異なる専門知識が必要になります。代表的なのは下記になります。

  1. 不動産売買に関する知識
  2. 物件に関する知識
  3. 賃貸管理に関する知識
  4. 会計や税務に関する知識
  5. 法律に関する知識

物件選びから購入時の知識、ローン契約、賃貸物件管理、キャッシュフロー、減価償却、確定申告、税金、リフォームやリノベーション、設備機器・仕様、内装といった幅広い知識が必要になるため、効率的に勉強するようにしましょう。

例えば、項目別に分けて勉強し、ご自身でファイルなどを作っておくと見返したいときなどに役に立ちます。またサラリーマンの場合は本業があるため、移動や休憩の時間などをうまく使って勉強することが大切になります。

2-2 幅広い意見から自分なりの正解を導く

マンション投資では、物件購入時や修繕工事などオーナーは多くの判断を求められます。このときに大切なのが、バランスの良い知識を持ち合わせているかどうかです。

偏った知識であれば柔軟な対応がしづらくなるため、勉強する際は幅広い知識を持てるようにさまざまな意見に耳を傾け、自身に合った投資方法を比較できるようにしておきましょう。

例えば、オーナーチェンジ物件を購入するには、メリットとデメリットがあります。入居者がいるので購入後すぐに収入が得られるというメリットがある一方、入居者がいるということは、家賃設定や内装デザイン、設備などについてオーナーの意向がすぐに反映できないということにもなります。

このように正反対の捉え方があり、物件やエリアによって事情が異なってくるため、どちらの方が投資判断として正しいのか一概に決めてしまうことはできません。このとき、どちらかの意見しか知らなければ偏った判断しかできなくなり、自分に適した物件が手に入れられない可能性もあります。

物事の一面だけではなくメリットとデメリットの両面を知り、幅広い意見を聞いて、その中から自分なりの正解を導き出せるようにバランスよく知識を身につけるようにしましょう。

2-3 情報の鮮度や正確性を確認する

インターネットが普及し、情報があふれるようになった現代では情報を適切に取捨選択することが重要です。たくさんの情報の中には、古いものや信ぴょう性に欠けるものも含まれているからです。

特に、不動産投資に関わる情報の中には人口動態や入居者のニーズ、設備・仕様のトレンドなど常に更新し続けているものもあります。基礎知識を学んでベースを築いた後は、新しい情報を確認し、自分の経営に取り入れていくことが必要です。

まとめ

今回のコラムでは、マンション投資初心者に適したの勉強方法を解説しました。大切なのは、自身の理解度あるいは必要なタイミングに合わせてより幅広く、そしてより専門的な知識を学んでいくことです。

ただし、知識を身に付けるだけではなく、実際の投資判断に活かしていくことがより重要なポイントとなってきます。様々な情報のメリット・デメリットを比較しながら、自身の知識レベルを着実に向上させていき、マンション投資を始めるタイミングを見極めて行きましょう。

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倉岡 明広

倉岡 明広

経済学部経済学科卒業後、出版社や編集プロダクション勤務などを経てフリーライターとして独立。雑誌や新聞、インターネットを中心に記事を執筆しています。初心者が抱く不動産投資の疑問や質問を解決できるよう丁寧な記事を執筆していきます。