三井のリハウスの不動産売却査定の評判・口コミは?申し込み手順も

三井のリハウスは、不動産の売却や購入、住み替えに加えて賃貸経営の際にも利用できる三井不動産リアルティの不動産コンサルティング事業です。

不動産売却を検討している方にとって、「どの不動産会社に依頼すれば良いか分からない」「大手と中小企業の違いは?」など疑問に思うポイントも多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、三井のリハウスで不動産を売却する際の評判・口コミ、メリットやデメリットについても解説していきます。不動産売却を検討している方はご参考ください。

目次

  1. 三井のリハウスとは?
    1-1.35年連続で売買仲介取扱件数・第1位の実績
    1-2.360°サポートでスムーズな取引が実現
    1-3.不動産売買に関わる多彩なサービスでスムーズな取引に
  2. 三井のリハウスに不動産売却を依頼するメリット
    2-1 設備と建物を事前にチェックしてくれる
    2-2.買取にも賃貸にも対応してくれる
  3. 三井のリハウスに不動産売却を依頼するデメリット・注意点
    3-1.取り扱いの物件エリアが限定されている
    3-2.両手取引になる可能性がある
  4. 三井のリハウスの不動産売却査定の評判・口コミは?
  5. 三井のリハウスへ不動産査定を申し込む手順
  6. まとめ

1.三井のリハウスとは?

三井のリハウス三井のリハウスは、三井グループの不動産会社「三井不動産リアルティ」の不動産コンサルティング事業の名称です。大手不動産会社のネットワークと豊富な取引実績を持ち、全国エリアに店舗展開している点が強みの不動産総合サービスとなっています。

三井のリハウスでは不動産売却の相談も可能で、不動産売買のプロによる査定を依頼することができます。売却するかどうかの判断は査定後に決められるため、「まずは価格を知りたい」「売却するか活用するか悩んでいる」という方にも利用しやすいサービスと言えるでしょう。

以下では、三井のリハウスの具体的な特徴や実績について紹介していきます。

1-1.35年連続で売買仲介取扱件数・第1位の実績

三井のリハウスを運営する三井不動産リアルティの2020年度(2021年3月期)の仲介取扱高は、「三井不動産㈱2021年3月期決算短信」によると、1兆5,638億円(全国売買仲介取扱件数38,507件)となっています。

特に注目したいのは全国売買仲介取扱件数です。同社の「ニュースリリース」によると、三井のリハウスが1986年度からトップとなり、2020年度まで35年連続で1位を継続しています。また、累積取扱件数は100万件を突破しています。

1-2.360°サポートで調査費・補修費用の負担を軽減

三井のリハウスでは、売主も買主もサポートする「360°サポート」というサービスを提供しています。主な特徴は下記のようになっています。

  • 住宅設備と建物の調査を無償で実施
  • 引き渡し後の設備・建物の補修費用を一定期間負担

売却物件・購入物件の住宅設備や建物の状態を、無償でチェックしてくれるサービスです。また事前に調査して不具合がなかった箇所に契約不適合が見つかった場合は、三井のリハウスが補修などのための費用を負担することになっています。

さらに買主向けには、引き渡し後にトラブルが発生した場合、専門スタッフが駆けつけるサポートも行っています。買主側のサービスも充実していることで、売却後のトラブルも防ぎながら、スムーズな取引が期待できます。

1-3.不動産売買に関わる多彩なサービスでスムーズな取引に

不動産売買における不安や煩わしい手間を回避するために、三井のリハウスではさまざまなサービスを用意しています。主なものは下記になります。

  • 買取サポートシステム
  • 住まいクリーンアップサービス
  • セミナー・無料税務相談会
  • 相続サポート
  • リフォーム
  • インテリアサポート
  • 土地調査
  • 引っ越し
  • 住まいの保険
  • 買替つなぎ融資
  • 空き地・空き家巡回サービス、など

また、ホームページの物件情報では、オンライン上でオープンハウスを開催したり、スキャンカメラを用いて物件をさまざまな角度から閲覧することができる3Dウォークスルー画像の掲載も行っています。

2.三井のリハウスに不動産売却を依頼するメリット

三井のリハウスには、大手不動産会社の仲介サービスであることを背景に様々なサポートやサービスがあります。他社と比較した時のメリットについて詳しく見て行きましょう。

2-1 設備と建物を事前にチェックしてくれる

三井のリハウスでは売主と買主をサポートするさまざまなサポートメニューを揃えています。特に注目したいのが、住宅設備や建物に対するサポートです。中古物件の取引は、購入した後の不具合が懸念点となりやすいポイントですが、設備と建物を必ずチェックしているため買主の不安は軽減されます。これがスムーズな取引につながっている要因の一つです。

チェックされるポイントとしては、売買契約の前にエアコンや給湯器、ガスコンロなどの住宅設備の動作確認と、目視点検をして報告しています。万が一、引き渡し後7日以内に対象設備が故障した場合、三井のリハウスが修理・交換の費用を20万円(税抜)まで負担することになっています。

一方、建物自体に関してはシロアリや雨漏りなどの被害状況に関してチェックを行います。こちらも引き渡し後3カ月以内に不具合があった場合は、三井のリハウスが最大500万円(税込)までの補修および駆除費用を負担するサポートが付随しています。

2-2.買取にも賃貸にも対応してくれる

不動産の売却方法には「仲介」と「買取」という仕組みがあります。仲介は不動産市場に情報を提供して買主を見つけ売買契約を結びますが、買取は不動産会社が買い取る売却方法です。

それぞれの特徴を下記にまとめましたので参考にしてください。

買主 売却価格 売却活動の期間
仲介 個人もしくは法人 不動産市場の相場価格で売り出す 買主を探すところから始めるため、予測しづらい
買取 不動産会社 不動産会社が買取価格を決める(相場より2~3割程度安くなる) 買取する不動産会社が決まるとスムーズに進められる

表の通り、買取は迅速な売却ができますが、売買価格が2~3割程度低くなるデメリットがあります。

ただし、三井のリハウスが行っている「買取サポートシステム」は、三井のリハウスが直接買い取るのではなく、買取をしている不動産会社を紹介する仕組みになっています。価格を含めた購入希望条件を複数の不動産会社に提出してもらい、その中から希望する条件に近い不動産会社と契約することができるため、買取であっても比較的高い価格で売却できる可能性があります。

その他、賃貸物件として貸し出す人のために、管理プランを含めたサポートも行っています。売却するのか、賃貸物件にした方がいいのか、悩んだ場合にワンストップで相談できるのもメリットの一つです。

3.三井のリハウスに不動産売却を依頼するデメリット・注意点

三井のリハウスは全国に展開する大手不動産会社の仲介サービスですが、対応していないエリアがあるなど、注意する点があります。それぞれ確認しましょう。

3-1.取り扱いの物件エリアが限定されている

三井のリハウスを運営する三井不動産リアルティは、2021年4月1日時点で全国に19の拠点を持ち、287店舗を展開しています。しかし、不動産売却のエリアに対応している地域は主に下記になります。

  • 首都圏:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県
  • 関西:大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県
  • 中部:愛知県、岐阜県、三重県
  • 北海道:札幌市、石狩市、江別市、など
  • 東北:宮城県
  • 中国:広島県、岡山県
  • 九州:福岡県

特に北陸地方と四国では対応しておらず、また九州では福岡県、東北では宮城県が中心になっており、そのほかの地域では対応していません。また北海道では、札幌市を中心としており、札幌市近郊の市町村以外では対応できない可能性があります。注意しましょう。

3-2.両手取引になる可能性がある

不動産仲介には片手仲介と両手仲介の2種類があります。片手仲介は売り手と買い手それぞれに仲介会社がいる状態ですが、両手仲介は1社のみが買い手と売り手に介在する取引形式です。

両手仲介であれば不動産会社の報酬となる仲介手数料が2者から獲得できるため、不動産会社の多くはまず自社の顧客から優先して販売できないか売却戦略を練ります。しかし、このような戦略は物件情報を見る母数が少なくなることで売却先が狭まり、売却の長期化を招いてしまうリスクがあります。

三井のリハウスのような大手不動産会社の仲介サービスでは自社で抱えている顧客も多く、両手仲介での売却の可能性が高まる傾向にあります。ただし、両手取引自体はデメリットではなく「対象不動産を希望する買主候補が現れやすい」という販売力の実績とも言え、売却価格や売却スケジュールが希望に沿っているのであれば大きな問題がありません。

両手取引が気になる場合にはレインズへの登録証明を受け取ったり、問い合わせ状況について適宜確認するなど、売り手側が積極的にコミュニケーションを取ることで解消できるため、工夫をしてみると良いでしょう。

4.三井のリハウスの不動産売却査定の評判・口コミは?

以下、三井のリハウスに関する利用者からの評判・口コミを集めました。それぞれポジティブな評判・口コミとネガティブな評判・口コミを確認してみましょう。

三井のリハウスに関するポジティブな評判・口コミ

  • 担当してくれた方は知識も豊富で、アドバイスも的確だった。
  • 物件の写真を撮り直してくれたおかげで、すぐに買主が見つかった。
  • 物件の状態を丁寧に見てくれるサービスを友人に教えてもらい、三井のリハウスに決めた。
  • 売却の相談をしたら、この地域で物件を探している人がいると言われ、すぐに買主が決まった

三井のリハウスに関するネガティブな評判・口コミ

  • 大手企業ということもあって、仕事が丁寧すぎて、煩わしく感じることもあった。
  • 週休2日のようで平日に迅速に対応してもらえないときもあった。
  • 他で売れなかったので三井さんならと思ったが、大手でも売れない物件は売れないのだなと感じた
  • 仲介手数料の値引き交渉をしたが、無理だった。

※上記はすべて個人の感想です。投資を検討される際は、ご自身でもよくお調べの上ご判断下さい。

ポジティブな評判としては、担当者の対応力やサービスに対する高い評価が見られました。三井のリハウスではすべての物件を宅地建物取引士の資格取得者が担当し、社内研修も実施されているため、専門的な知識を持ったスタッフによるサポートが期待できることが分かります。

また、依頼してすぐに売却がスムーズに決まったという口コミも見られました。多くの取引実績を持つ販売力のある大手不動産会社という強みを活かし、スムーズな売却に繋がっています。

一方、ネガティブな評判・口コミとしては、大手不動産会社であるが故に、融通がきかない、柔軟な対応をしてもらえなかった、という印象が残っている方の意見も見受けられました。

ただし、特別な事情がない仲介手数料の交渉については、大手でなくとも値下げ交渉に応じる不動産会社は多くありません。不動産売却には広告費、物件調査費、売買契約書・重要事項説明書の作成、人件費などの経費が掛かっており、これらの経費を捻出するには成功報酬である仲介手数料が主になっているためです。

仲介手数料の交渉ができる案件としては、買い手がすぐにつきやすい物件などに限定され、その数は多くありません。なお、三井のリハウスでは仲介手数料の減額キャンペーンなどを行っていることもあるため、交渉ではなくまずは相談という形で問い合わせてみると良いでしょう。

5.三井のリハウスへ不動産査定を申し込む手順

三井のリハウスへ不動産査定・売却を申し込む手順としては、まずは「三井のリハウスのウェブサイト」にアクセスし、郵便番号または都道府県から売却物件の所在地を指定しシミュレーションのボタンをクリックすると、売却価格のシミュレーション(査定)の依頼画面に推移します。

次の画面では、より詳細な物件情報を入力していきます。物件の種別や所在地・部屋番号の詳細、依頼主の名前や連絡先などの情報を入力し、査定依頼は完了です。物件の住所などの情報をあらかじめ用意していれば、1分ほどで依頼が完了します。

その後、入力した連絡先に担当者から連絡があります。査定の手順や希望の価格、売却スケジュール、売却の進め方について詳しく相談をしてみると良いでしょう。

まとめ

「三井のリハウス」は、大手不動産会社の中でも仲介取扱高、取扱件数、仲介手数料収入のすべての部門で業界第1位という高い実績を持っています。

多彩なサービスを展開しているのが特徴で、売主にとっても、買主にとってもスムーズな不動産取引に期待ができます。一方、対象エリアが限られていることや仲介手数料の交渉については難しいという点に注意しましょう。

三井のリハウスの不動産売却査定は、まずは価格を知りたいという方でも利用しやすいサービスです。不動産売却を検討している方、より良い売却のタイミングを考えて行きたい方は、利用を検討されてみると良いでしょう。

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倉岡 明広

倉岡 明広

経済学部経済学科卒業後、出版社や編集プロダクション勤務などを経てフリーライターとして独立。雑誌や新聞、インターネットを中心に記事を執筆しています。初心者が抱く不動産投資の疑問や質問を解決できるよう丁寧な記事を執筆していきます。