SBIネオトレード証券の評判は?メリット・デメリットやおすすめの使い方も

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SBIネオトレード証券は、手数料の安さで知られる人気の証券会社です。業界最安水準の手数料体系とネット証券の初心者でも使いやすいトレードツールが主な特徴で、顧客本位の商品及びサービスを提供しています。ただし、金融商品を取り扱う証券会社を選ぶ際は、手数料の安さだけでなく、サービス内容やメリット・デメリットもしっかりと確認することが大切です。

そこでこの記事では、SBIネオトレード証券の特徴や評判、おすすめの使い方などについて詳しくご紹介します。SBIネオトレード証券を検討している方、証券会社選びで悩んでいる方はは参考にしてみてください。

目次

  1. SBIネオトレード証券とは
    1-1.信用取引手数料は全銘柄無料、現物株の取引手数料も業界最安水準
    1-2.SBIホールディングスのグループ企業となり、IPO取扱銘柄数も増加
    1-3.ツールの使いやすさや顧客の声を元にしたシステム改善
  2. SBIネオトレード証券のメリット
    2-1.取引の約定金額が大きくなっても割安
    2-2.高機能の取引ツールが無料、2022年2月からは新ツールの提供も開始
    2-3.様々なキャンペーンを展開
    2-4.IPO株も購入可能
    2-5.NISA口座にも対応
  3. SBIネオトレード証券のデメリット
    3-1.海外株式や海外ETFの取り扱いがない
    3-2.投資信託商品は「ひふみプラス」のみ
  4. SBIネオトレード証券の評判
  5. SBIネオトレード証券の口座を開設する手順
  6. まとめ

1 SBIネオトレード証券とは

SBIネオトレード証券

SBIネオトレード証券は、旧名「センチュリー証券」「アイディーオー証券」「ライブスター証券」などで知られるネット証券会社です。ネット証券各社の中でも特に手数料の安さやツールの使いやすさで知られています。

SBIネオトレード証券という称号は2011年から使用されているものなので、比較的新しい証券会社と思われることもありますが、実際は1948年(昭和23年)創業と70年以上の歴史を持つ老舗です。

まずは、SBIネオトレード証券の主な特徴から見ていきましょう。

1-1 信用取引手数料は全銘柄無料、現物株の取引手数料も業界最安水準

SBIネオトレード証券は、取引手数料が業界内最安水準の証券会社です。たとえば、一注文毎の約定代金に応じた手数料プランは、10万円以内の現物株式取引手数料が税込88円で、1,000万円を超える高額取引でも税込880円です。この手数料水準は大手ネット証券と比較しても低く、取引上のメリットがあります。(2021年8月時点)

また、信用取引も手数料プランを問わず、全銘柄の取引手数料が無料という特徴があります。また、現引・現渡手数料も無料となっており、頻繁に取引を行う投資家や高額取引を行う方には非常に大きなメリットがあります。

1-2 SBIホールディングスのグループ企業となり、IPO取扱銘柄数も増加

SBIネオトレード証券は、2020年秋よりネット金融大手SBIホールディングスのグループ企業となりました。SBIホールディングスは、オンライン証券取引における手数料や投資家が負担している費用の無料化を目指す「ネオ証券化」という取り組みを行っており、業界内でも最安クラスの手数料体系を実現しているSBIネオトレード証券を評価し、完全子会社化を決定しました。

SBIホールディングスのグループ企業となったことでIPO取扱銘柄数も増えてきており、投資機会や当選機会が増えています。

また、SBIネオトレード証券のIPOは申込時の前受金が不要で、取引実績に応じて当選率がアップする仕組みもあるため、取引を頻繁に行う方やIPOの申込みで資金を拘束されたくない方に大きなメリットがあります。

1-3 ツールの使いやすさや顧客の声を元にしたシステム改善

ネット証券であるSBIネオトレード証券は対面でのサービスが少ないぶん、顧客との重要な接点となるWebサイトや取引画面・アプリなどに力を入れています。

使いやすく、必要な情報を把握しやすい画面設計や、多くの取引ツールはSBIネオトレード証券のユーザーから高く評価されています。また、顧客の声を元にしたシステム改善を常に実施しており、システムリリースだけでなく、今後のシステムリリース予定も公開されています。

取り扱う商品は意図的に絞り込んでコストを圧縮し、明快な商品ラインナップになっています。商品情報が探しやすく、かつ手数料が安いことは、SBIネオトレード証券の特徴として多くのユーザーに支持されています。

2 SBIネオトレード証券のメリット

SBIネオトレード証券を利用した場合に、投資家にはどのようなメリットがあるのでしょうか。以下では主なメリットについて確認します。

2-1 取引の約定金額が大きくなっても割安

SBIネオトレード証券の手数料は業界内で最安水準です。取引ごとの手数料や一日定額プランの手数料で見ても、SBIネオトレード証券の手数料は業界で最安クラスとなっています。特に、取引の約定金額が大きくなるほど他社と比較して割安です。

約定代金 5万円 10万円 20万円 50万円 100万円 200万円 500万円
注文ごと 50円 88円 100円 198円 374円 660円 880円
一日定額 0円 0円 0円 0円 0円 1,100円 2,130円

※上記は税込の費用。2021年8月時点

この手数料の安さから、多くの取引を繰り返すデイトレーダーの中には、メインの証券会社としてSBIネオトレード証券を利用している方もいます。

2-2 高機能の取引ツールが無料、2022年2月からは新ツールの提供も開始

SBIネオトレード証券では、利用できるトレードツールのほとんどが無料で提供されています。トレード用のツールは、高機能なダウンロード版やモバイルデバイス用のアプリ版、インターネット環境だけで利用できるWebブラウザ版でリリースされています。

SBIネオトレード証券では、情報収集から値動きの分析、発注や資産状況の確認といったさまざまな機能がワンストップで提供されているので、複数のツールを使い分ける手間がかかりません。

また、2022年2月5日からは、国内株式の取引情報ツール「カブ板(かぶいた)」の提供を開始しています。カブ板はWebブラウザ版の取引ツールで、1パネル内に「4本値」「チャート」「気配」を全て表示できる複合ボード、パネル毎の表示を「4本値」「チャート」「気配」から自由に選択できるフリーボード、50銘柄×40シートで2000銘柄を登録できることに加えてcsvで銘柄データをインポート/エクスポートできる銘柄管理機能などもあります。

カブ板・複合ボードの画面イメージ

 SBIネオトレード証券 カブ板・複合ボード

2022年夏には「カブ板」内で、「売買」や「資産管理」などを完結できる機能追加も予定しています。

2-3 取引に役立つ様々なキャンペーンを展開

SBIネオトレード証券では、頻繁にキャンペーンが実施されています。たとえば、過去には、新規口座開設で取引手数料が無料となるキャンペーン、発注板のお試しキャンペーン、国内現物手数料引下げキャンペーンなどが実施されています。

このように、実際の取引をすすめる上で役立つキャンペーンが多く実施されているため、定期的にキャンペーンのページを確認されておくと良いでしょう。

2-4 IPO株も購入可能

SBIネオトレード証券ではIPO株(新規公開株)の購入も可能です。IPO株は公募価格(上場前に設定される株価)よりも初値(上場日に最初につく株価)が高くなる場合が多いため、当選すれば利益を狙いやすく、そして利益幅も大きい商品として知られています。

SBIネオトレード証券では、販売数量の10%が完全平等抽選、販売数量の90%がステージ制抽選となっています。IPOの申込日の前月の売買高、前月末時点の資産残高に応じて、申込者のステージが5つに振り分けられ、ステージ制抽選に参加できる票が付与される優遇プログラムを採用しています。なお、最低条件に満たない場合は、ステージ制での抽選対象とはならず、完全平等抽選分のみの抽選となります。

適用条件1、適用条件2のいずれかの適用条件のうち、高いステージの票数が付与されます。
ステージ 票数 適用条件1
申込日の前月の売買高合計額
適用条件2
申込日の前月末時点の「保有現物株残高」と「保有投資信託残高」の合計額
1 1票 3,000万円以上3億円未満
2 3票 3億円以上5億円未満 3億円以上5億円未満
3 5票 5億円以上10億円未満 5億円以上
4 10票 5億円以上10億円未満
5 20票 10億円以上30億円未満

また、前受け金や取引手数料も不要であり、IPO株の公募価格のみで購入することが可能です。

このように、SBIネオトレード証券のIPOは、抽選に外れても特にデメリットがないため、資金拘束を避けたい方や未経験者でもチャレンジしやすいのがメリットです。

2-5 NISA口座にも対応

NISAは資産形成を目的とした税制優遇制度であり、毎年決まった金額内の値上がり益・配当金・分配金について非課税になります。SBIネオトレード証券は、NISA口座にも対応しており、ニーズに合わせてつみたてNISAやジュニアNISAの利用も可能です。

基本的に、所得税等は投資収益に対して20.315%の税率です(分離課税)。NISAを活用することで所得税等がなくなれば、それだけ実際の利益幅が大きくなるメリットがあります。

3 SBIネオトレード証券のデメリット

証券会社選びではメリットだけでなくデメリットやリスクについての確認も大切です。SBIネオトレード証券の主なデメリットや注意点についても確認しておきましょう。

3-1 海外株式や海外ETFの取り扱いがない

SBIネオトレード証券では、海外株式や海外ETFの取り扱いはありません。国内株についてはその手数料の安さが強みなので、国内株はSBIネオトレード証券、外国株は他の証券会社などと口座を使い分ける方法も検討が必要です。

3-2 投資信託商品は「ひふみプラス」のみ

SBIネオトレード証券では、投資信託商品はレオス・キャピタルワークスの「ひふみプラス(ひふみワールドプラス)」のみです。ひふみプラスはアクティブ運用型ファンドと呼ばれるファンドマネージャーが運用を行うタイプの投資信託です。

つみたてNISAに利用できる商品もひふみプラスに限定されます。ひふみプラスはアクティブ型商品の中でも人気の高いファンドですが、アクティブ型よりも比較的リスクが低い傾向にあるインデックスファンドを好む場合や、他のアクティブ型商品を好む場合は慎重に検討しましょう。

4 SBIネオトレード証券の評判

SBIネオトレード証券は、ネット専業の証券会社として、その手数料の安さや使いやすさなどで知られています。実際に利用しているユーザーがどのような印象を持っているのかも見ていきましょう。

  • 「手数料の安さで選んだが、画面の操作もしやすい」
  • 「商品が絞り込まれているので、初心者には使いやすい」
  • 「完全平等抽選のIPOは嬉しいが、当たりにくい」
  • 「サブの証券口座として利用している」
  • 「ネット証券で窓口サービスがないので初心者には使いにくい面もある」

※上記はすべて個人の感想です。サービス内容や最新情報などについてはご自身でもよくお調べの上、ご利用をご判断ください。

SBIネオトレード証券では多くのユーザーが手数料の安さに注目しており、使いやすさを実感していることが伺えます。トレードツールは初心者でも使いやすいように工夫されており、手数料も安いため、利益を出しやすいのが大きな特徴です。

一方、IPOは利用できるものの、案件数が少なく、申込者も多いためなかなか当選しないという意見も見られます。また、海外株や海外ETFが使えないなど、商品数の少なさからメインの証券口座ではなく、サブの証券口座として利用している方もいます。

今後は、SBIグループとなることでサービス内容や運用面でどのような変化が生じるのかにも注目です。

5 SBIネオトレード証券の口座を開設する手順

SBIネオトレード証券の口座を開設するには、以下の準備が必要です。

  • メールアドレス
  • 本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
  • マイナンバー確認書類

まずは公式Webサイト内にある「証券総合口座開設」ページに進み、個人情報や各種必要事項を入力します。信用取引は初回に同時申込ができますが、先物・オプション取引口座は証券総合口座の開設後にマイページから申し込むことになるため、この時点では申し込めません。また、FX取引をしたい場合は、FX用口座を別で申し込む必要があります。

口座開設ページで個人情報情報を入力すると、本人確認書類・マイナンバー確認書類のアップロードを求められます。写真データを送付するだけで済むため、事前に準備しておくとよいでしょう。これで口座開設手続きは完了です。

後日、SBIネオトレード証券からログインIDが送られてくるので、公式サイトやアプリからIDを入力してログインします。口座情報やその他設定を行い、資金を入金すれば取引を行えます。

まとめ

SBIネオトレード証券は、手数料の安さで知られるネット証券会社です。ネット金融大手のSBIホールディングスのグループ企業となり、今後さらなるサービスの拡充が見込まれます。

手数料の安さや利用しやすいIPOなどもあり、メインの証券会社としても、サブの証券会社としても活用可能なので、証券会社を選ぶ際は候補の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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