FXのスマホ取引、利用できる機能は?大手6社の取引ツールを比較

※ この記事は広告・PRになります

FXで投資をしている方で、スマホを利用してトレードしているトレーダーも多いのではないでしょうか。スマホトレードであれば、サラリーマンでも休憩中や通勤時間を利用してレートチェックやトレードができるので、忙しい方でも手早くFXを利用できます。

この記事では、スマホトレードを利用できるFX会社を、スマホでのトレード環境に焦点を当てて比較し、6社の特徴を解説していきます。

※本記事は2023年9月時点の情報をもとに執筆されています。

目次

  1. FXネオのスマホ取引機能
    1-1.業界トップクラスの描画ツールを搭載
    1-2.ウィジェット機能でアプリを起動しなくてもレートが確認できる
    1-3.取引をすればポイントが貯まる
  2. LINE FXのスマホ取引機能
    2-1.LINE通知機能で情報確認が可能
    2-2.初心者でも使いやすい設計
    2-3.取扱通貨ペア数が豊富
  3. DMM FXのスマホ取引機能
    3-1.他社にない機能がある
    3-2.スピード感のある注文が可能
    3-3.取引をすればポイントが貯まる
  4. トライオートFXのスマホ取引機能
    4-1.自由度の高い自動売買システム
    4-2.PCと同様の取引環境をスマホで実現
    4-3.FXのみならずETFのトレードが可能
  5. みんなのFXのスマホ取引機能
    5-1.ポジションブックで売買タイミングを測ることができる
    5-2.AIによる売買シグナルを参考にできる
    5-3.投資支援ツール「ヒートマップ」も利用可能
  6. LIGHT FXのスマホ取引機能
    6-1.取引しやすいシンプルな充実機能
    6-2.AIの予測を参考にできるTMサインを活用できる
    6-3.市場心理指数(RMI)を元にしたヒートマップが利用可能
  7. 大手6社のスマホ取引機能の比較表
  8. まとめ

1.FXネオのスマホ取引機能

GMOクリック証券が提供する「FXネオ」のスマホトレードの特徴を3つ紹介します。

1-1.業界トップクラスの描画ツールを搭載

FXネオのスマホアプリの大きな特徴はスマホアプリにも関わらず、PC版に劣らない描画ツールが多くあります。

多くの業者は基本的な描画ツールしか搭載していないFX会社が多いですが、FXネオのアプリでは、10種類以上もの描画ツールを利用することが可能です。

1-2.スピード感のある注文ができる

FXネオのアプリはチャートを表示させながら注文することができるため、スピーディーな対応が可能です。また、縦画面、横画面両方に対応しており、使いやすい画面を選んで取引をすることができます。

1-3.「FX Watch!」が利用可能

FXネオのアプリにおいての大きなポイントとしてスマートウォッチ専用アプリ「FX Watch!」があります。これはスマホを起動することなく、時間を確認する感覚で、価格変動を確認できます。

そしてスマホと連動させることでスマートウォッチ上からスマホアプリを起動可能です。

2.LINE FXのスマホ取引機能

LINE FX LINE FXはLINE証券株式会社が提供しています。LINEは多くのユーザーが利用しているアプリのため聞きなじみのある人も多いのではないでしょうか。

LINE FXのスマホトレードの特徴を3つ紹介します。

2-1.LINE通知機能で情報確認が可能

LINE FXでは、LINEと連携することで通知による相場情報を受け取ることができることです。FXをする上で経済指標や価格変動の情報は必要不可欠です。

その情報を普段使うことの多いLINEで通知が来ることで、手間をかけずに情報を手に入れることができます。

2-2.初心者でも使いやすい設計

FXをスマホで取引を行う際に大事なのはアプリの使いやすさです。

LINEFXはスマホのみで取引するという会社であるため、スマホに適した取引画面になっています。注文や決済、入出金に関してもスマホに合った画面になっているためストレスなく操作できます。

2-3.取扱通貨ペア数が豊富

アプリでの取引可能な通貨ペアが豊富で、ドル円、ユーロドルといった代表的な通貨ペアだけでなく、高金利通貨の南アフリカランド円などにも対応しています。

対応通貨ペアは23通貨ペアあり、取引をしたい通貨を選ぶことができます。

3.DMM FXのスマホ取引機能

dmmfx
DMM FXはオンラインで本人確認が完結する『スマホでスピード本人確認』を導入しています。広告などで目にする機会もあり、FXを始めようと思った時に、口座開設を検討した方も多いのではないでしょうか。

DMM FXのスマホトレードの特徴を3つ紹介します。

3-1.他社にない機能がある

トレードにおけるスピード感のある注文操作や画面の見やすさだけでなく、自身のトレードを振り返ることができる機能があります。また、実際にトレードを行っているユーザーのリアルな売買比率を見ることができる機能もあり、トレード判断に役立つ情報が充実しています。

3-2.ウィジェット機能でアプリを起動しなくてもレートが確認可能

ウィジェット機能と呼ばれる便利な機能も搭載されています。

このウィジェット機能を利用することで、アプリにログインしなくてもレートチェックできるため、ちょっとした隙間時間をより効率よく利用することが可能です。

3-3.取引をすればポイントが貯まる

DMMFXで取引を行うと決済数に応じてポイントに換えることが可能です。「1ポイント=1円」のため貯まったポイントをそのまま取引に利用することができます。

4.トライオートFXのスマホ取引機能

インヴァスト証券「トライオートFX」
「トライオートFX」を提供しているインヴァスト証券のスマホツールでは、自由にカスタマイズできる自動売買システムを作ることができ、システムの使用料がかかりません。主要通貨のスプレッドは米ドル/円0.3銭、ユーロ円0.5銭と業界最狭水準であり、アクティブトレーダーにとってメリットがあります。

直感的な操作と最小限のアクションで取引ができるインヴァスト証券のツールの特徴をご紹介します。

4-1.自由度の高い自動売買システム

トライオートFXの特徴は、自由にカスタマイズができる自動売買システムをスマートフォン上で可能にしている点です。トレードルールに沿ったエントリーと、決済のルールを入力することで、簡単にオリジナルの自動売買システムの制作ができます。

また、制作した自動売買システムのシュミレーションを行えるため、自らのトレードルールでトレードをした場合の検証ができます。自作の自動売買システムを試してみたい方にとってメリットとなります。

4-2.PCと同様の取引環境をスマホで実現

トライオートFXでは、トレーディングビューのチャートをベースとしたチャート機能を使用できます。個人トレーダーに多く使用されるインジケーターを中心に、 PCとほぼ同様の取引環境をスマートフォンで使用することが可能です。

また、 注文方法のバリエーションも多く、初心者から上級者までアクティブに使用することが可能なツールになっています。

4-3.FXのみならずETFのトレードが可能

トライオートFXのスマホツールでは、17通貨ペアのFX取引に加えて、26種類のETFの取引もスマートフォン上で行うことができます。

ETF銘柄はアメリカ株、日本株、原油、金などFXと相関の強い銘柄が多く、FX取引と同時にETF取引も利用することが可能です。

5.みんなのFXのスマホ取引機能

みんなのFX
みんなのFXはスマホトレーダーにとってメリットのある機能が多く搭載されています。

みんなのFXのスマホトレードの特徴を3つ紹介します。

5-1.ポジションブックで売買タイミングを測ることができる

ポジションブックを利用することで今現在のトレーダーの売買比率を知ることができます。ポジションの傾きを知ることで自分がどの価格帯で決済するか決める材料となるため、売買しやすくなります。

5-2.AIによる売買シグナルを参考にできる

AIによる売買シグナルによってFX初心者のトレーダーでも取引を行いやすくなります。FXに慣れないうちはこのAIによる売買シグナルを参考にトレードすることも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

5-3.投資支援ツール「ヒートマップ」も利用可能

通貨ごとの強弱を可視化したヒートマップも利用可能です。これを見ることで今現在どの通貨が力を持っているかを参考にできるため、トレードの役に立てることができます。

6.LIGHT FXのスマホ取引機能

LIGHT FXLIGHT FXは、業界最狭水準のスプレッドと最高水準のスワップポイントに加え、アプリの情報量に関しても、使いやすい内容となっています。

LIGHT FXのスマホトレードの特徴を3つ紹介します。

6-1.取引しやすいシンプルな充実機能

LIGHT FXは、シンプルで見やすいインターフェイスとなっています。また、IFOを含む6種類の新規注文方法と、基本的な8種類のインジケーターが装備されており、初級者から上級者まで対応しています。

また、ニュース・経済指標・通貨強弱・ヒートマップ・ポジションブック・TMサインがオールインワンで設計されており、情報収集の効率を上げることができます。

6-2.AIの予測を参考にできるTMサインを活用できる

LIGHT FXが取り入れているTMサインとは、AIが予測したドル円の1時間後のトレンド方向と予想レートが表示される機能です。この予測は、実現確率まで算出されています。

また、「AI予測の確率が70%以上かつ自身の判断と一致するときのみエントリーする」といった使い方を選ぶこともできます。スキャルピングやデイトレードの際は特に有益な判断材料に利用することが可能です。

6-3.市場心理指数(RMI)を元にしたヒートマップが利用可能

LIGHT FXでは、各通貨の強弱を色の濃淡で表現しているマップと、通貨強弱のランキングで、過去48時間分のセンチメンタルスコアを閲覧することができます。このデータを用いて、各市場の強気・弱気を瞬時に確認することができます。

別途、一般的な通貨強弱の線グラフを併用することで、状況を判断する材料となります。

7.大手6社のスマホ取引機能の比較表

今回紹介した大手6社についての、「チャート機能」「ユーザビリティ」「決済機能」の3種類別を比較しました。

チャート機能

会社 足の種類 テクニカルツール 描写ツール 通貨ベア
FXネオ ティック、1分足、3分足、5分足、10分足、15分足、20分足、30分足、1時間足、2時間足、4時間足、6時間足、8時間足、日足、週足、月足 移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、平均、MACD、RSI、DMI/ADX、ストキャスティクス、RCI、スーパーボリンジャー、スパンモデル トレンドライン、チャネルライン、垂直ライン、水平ライン、フィボナッチ・リトレースメント、四角、三角、楕円、フィボナッチタイムゾーン、フィボナッチファン、フィボナッチアーク 20通貨ペア
LINE FX ティック、1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、8時間足、日足、週足、月足 移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、移動平均エンベロープ、MACD、ストキャスティクス、モメンタム、RSI、DMI、ヒストリカル・ボラティリティ、サイコロジカル トレンドライン 23通貨ペア
DMM FX ティック、1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、8時間足、日足、週足、月足 移動平均線、一目均衡表、ボリンジャーバンド、スーパーボリンジャー、スパンモデル、MACD、RSI、MDI/ADX、スローストキャスティクス、RCI 垂直線、水平線、マグネット、トレンドライン、チャネルライン 21通貨ペア
トライオートFX 1分足、5分足、30分足、1時間足、4時間足、日足、週足、月足 単純移動平均線、指数平滑移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、MACD、モメンタム、RSI、RCI,ストキャスティクス、DMI、移動平均乖離率、CCI トレンドライン、チャンネルライン、レジスタンスライン、サポートライン、垂直線、矢印、平行チャネル、フィボナッチリトレースメント 17通貨ペア
みんなのFX ティック、1分足、5分足、10分足、15分足、30分足、60分足、2時間足、4時間足、日足、週足、月足 移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、MACD、RSI、DMI/ADX、KDJ トレンドライン、マグネット機能、平行線、水平線、垂直線、フィボナッチ・リトレースメント 29通貨ペア
LIGHT FX 1分足、5分足、10分足、15分足、30分足、1時間足、2時間足、4時間足、日足、週足、月足 単純移動平均線、指数平滑移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、MACD、KDJ、RSI、DMI トレンドライン、チャンネルライン、レジスタンスライン、サポートライン、垂直線、フィボナッチリトレースメント 27通貨ペア

ユーザビリティ

会社 アプリ内入出金 プッシュ通知 ウィジェット機能
FXネオ
LINE FX ×
DMM FX
トライオートFX ×
みんなのFX ×
LIGHT FX ×

決済機能

会社 ワンクリック注文 全ポジション決済 通貨ペア別決済 注文方法の種類
FXネオ 成行注文、ストリーミング注文、指値注文、逆指値注文、IFD注文、OCO注文、IFD-OCD注文、全決済注文
LINE FX ストリーミング注文、成行注文、指値注文、逆指値注文、OCO注文、IFD注文、IFD-OCD注文、全決済注文
DMM FX 成行注文、ストリーミング注文、指値注文、逆指値注文、IFD注文、OCO注文、IFD-OCD注文、FIFO注文、両建て注文、全決済注文
トライオートFX 成行注文、指値注文、逆指値注文、OCO注文、選択決済、クイック決済、一括決済、マニュアル注文一括決済
みんなのFX 成行注文、指値注文、逆指値注文、IFD注文、OCO注文、IFD-OCD注文
LIGHT FX 成行注文、指値注文、逆指値注文、OCO注文、選択決済、クイック決済、一括決済

8.まとめ

FX会社大手6社のスマホトレードの機能を紹介しました。

どの会社にもそれぞれ特徴があり、トレードスタイルによって違いがあります。今回紹介したFX会社から、自分自身のトレードスタイルに合った会社や、ツールの利用の検討を進めてみてはいかがでしょうか。

The following two tabs change content below.

中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12