FX自動売買でおすすめの取引会社は?大手5社を比較、取引ツールやスプレッドも

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FXの自動売買取引に興味はあるけれど、どのFX会社で取引したら良いのか迷っている方もいるのではないでしょうか。FX会社によって特徴が異なるため、しっかり比較・検討することが大切です。

そこで今回は、FXの自動売買取引ができる大手FX会社5社のメリット・デメリットを解説します。そのほか、取引ツールの紹介やスプレッド比較もしていますので、自分に合ったFX会社を見つけるヒントにしてください。

※本記事は2024年3月26日時点の情報をもとに執筆しています。最新情報はご自身でもよくお調べ下さい。

  1. FXの自動売買取引とは?
  2. 2.自動売買取引の3つのメリット
    2-1.取引チャンスを逃さない
    2-2.感情に左右されない取引ができる
    2-3.投資に時間をとられない
  3. FXの自動売買取引の2つのデメリット
    3-1.裁量取引よりも取引コストが高い
    3-2.システムのストラテジにより、不得意な相場がある
  4. 大手FX会社5社の特徴は?
    4-1.インヴァスト証券の特徴
    4-2.FXブロードネットの特徴
    4-3.マネーパートナーズの特徴
    4-4.マネースクエアの特徴
    4-5.外為オンラインの特徴
  5. 大手FX会社5社のスプレッドを比較
  6. 大手FX会社5社の取引ツールは?
    6-1.インヴァスト証券の取引ツール
    6-2.FXブロードネットの取引ツール
    6-3.マネーパートナーズの取引ツール
    6-4.マネースクエアの取引ツール
    6-5.外為オンラインの取引ツール
  7. まとめ

1.FXの自動売買取引とは?

FXの自動売買取引とは、人の手で取引するのではなく、あらかじめ取引ルールを設定することで、システムが自動で取引をしてくれるサービスです。

取引ルールとは例えば以下のようなものです。

  • 米ドル/円が110円になったら新規注文を出す
  • 10pips※利益が出たら決済する

このような取引ルールを最初に設定し、システムがルールに則り、24時間取引を行います。

また、自動売買取引のシステムはFX会社によって異なります。そのため、自分の投資スタイルに合った自動売買取引ツールを選ぶことが大切です。なお、自動売買取引のようにシステムによってではなく、人の手で取引することを「裁量取引」と言います。

※pips(ピップス)とは、通貨の変動幅

2.自動売買取引の3つのメリット

FXの自動売買取引には裁量取引にはない以下3つのメリットがあります。

  1. 取引チャンスを逃さない
  2. 感情に左右されない取引ができる
  3. 投資に時間をとられない

順に説明していきます。

2-1.取引チャンスを逃さない

自動売買取引は24時間システムが稼働しているため、取引チャンスを逃しません。裁量取引の場合、パソコンやスマホを使う時間が確保できず、取引ができない時間帯も出てきてしまいます。

特に、東京市場が開いている8時頃から10時頃やロンドン市場が開いている16時頃~19時頃は為替がよく動く傾向がありますが、生活スタイルによっては時間が取れない方も多くいるでしょう。

その点、自動売買取引であれば、人に代わってシステムが自動で取引してくれるため、パソコンやスマホを使う時間が確保できない方でも、24時間チャンスを逃さすことはありません。

2-2.感情に左右されない取引ができる

FXに限らず、投資において感情が取引の邪魔をすることはよくあります。例えば、感情が取引に悪影響を及ぼすケースとして以下のパターンが考えられます。

  • 「含み損が膨らみすぎて、今さら決済できない。」と考え、放置したら、さらに含み損が膨らんでしまった
  • 今までの損失をすぐに取り戻したくて、大きな金額で取引したら、大損してしまった
  • 含み益が増えてきて気が大きくなり、安易に取引したら損した

取引におけるこうした感情をコントロールするためには、経験や訓練が必要です。一方、自動売買取引ではシステムが自動で取引してくれるため、感情を介さず、取引ルールに則り淡々と取引してくれます。

2-3.投資に時間をとられない

FXの自動売買取引を活用すれば、チャート画面に張り付いて取引チャンスを待つ」などの拘束時間が少なくなり、投資に時間を取られないメリットがあります。

自動売買ではトレンドやレンジ予想など大まかな相場観を持つことが重要なので、勉強をすることも大切です。しかし、取引ルールを一度決めればシステムが自動で取引してくれるため、裁量取引に比べると取引の画面に張り付いている必要はなく、投資に時間を取られなくてすむメリットがあります。

自動売買取引を活用すれば、投資に使う時間を少なくできるため、その分他の作業に時間を充てることができます。

3.自動売買取引の2つのデメリット

当然、自動売買取引はメリットだけではなく、デメリットもあります。

  1. 裁量取引よりも取引コストが高い
  2. システムにより、不得意な相場がある

メリットだけでなく、デメリットもしっかり把握しましょう。順に説明していきます。

3-1.裁量取引よりも取引コストが高い

裁量取引の場合、主な取引コストはスプレッドですが、自動売買取引をする際には、スプレッドに加えて、手数料がかかることがあります。そのため、取引コストは自動売買取引の方が高いことが多いです。

例えば、FXブロードネットが提供している「トラッキングトレード」の場合、手数料として、新規取引200円+決済取引200円=合計400円※1(ただし、キャンペーン中※2は半額の200円)がかかります。

このように手数料がかかる分、自動売買取引の方が取引コストが高いケースがあります。

ただ、これは考え方ですが、いくら取引コストが安くても、損をしてしまっては意味がありません。取引コストが多少高くても自動売買取引を活用した方が、利益を出せる可能性が高いのか、それとも裁量取引の方が良さそうなのか、一度考えてみても良いでしょう。

※1 1,000通貨取引のブロードライトコースは40円(キャンペーン中は20円)
※2 キャンペーン実施中かはこちらで要確認

3-2.システムのストラテジにより、不得意な相場がある

自動売買取引のシステムのストラテジ(売買プログラム)によって、レンジ相場に強いもの、トレンド相場に強いものなど、得意・不得意な相場が異なります。

例えば、レンジ相場に強いストラテジで取引していて、トレンド相場が続いてしまうと、損失をどんどん重ねてしまう可能性があります。そのため、相場に合わせたシステムのストラテジを選ぶ必要があります。

ただ、システムの中には、外為オンラインの「iサイクル2取引」のように、相場の状況に合わせて、得意なストラテジに自動で変更してくれるものもあります。特に初めての方は、利用を検討すると良いのではないでしょうか。

4.大手FX会社5社の特徴は?

ここではFXの自動売買取引を提供している下記大手FX会社5社の特徴を解説してきます。

  1. インヴァスト証券
  2. FXブロードネット
  3. マネーパートナーズ
  4. マネースクエア
  5. 外為オンライン

気になっているFX会社があれば、ぜひチェックしてください。

4-1.インヴァスト証券の特徴

インヴァスト証券「トライオートFX」
インヴァスト証券株式会社は自動売買取引「トライオートFX」を提供しているFX会社です。

サービス名 トライオートFX
くりっく365
運営会社名 インヴァスト証券株式会社
設立年月日 1960年8月10日
資本金 30億円
自己資本規制比率 653.7%(2023年12月末時点)
最低取引単位 1,000通貨
最低取引金額(米ドル/円=110円の場合) 4,600円

※自己資本規制比率は、金融商品取引法により120%を下回らないようにしなければならない

次に、メリット・デメリットを見ていきましょう。

インヴァスト証券で取引をする3つのメリット

  1. 「トライオートFX」を利用できる
  2. トライオートFXでは「ビルダー機能」を活用できる
  3. 1,000通貨単位で取引できる

「トライオートFX」では、すでに設定されている自動売買プログラムを選ぶだけで、自動売買取引を始めることができます。さらに「ビルダー機能」といって、自分の好きなように、世界に一つだけの自動売買プログラムを設定できる機能も搭載しています。

始めは自動売買プログラムを選んで運用し、FXに慣れてきたら「ビルダー機能」を使って自動売買取引をしてみても良いでしょう。

インヴァスト証券で取引をする3つのデメリット

  1. トライオートFXは、1,000通貨あたり手数料片道20円(対外貨は0.2外貨)~かかる
  2. 取り扱い通貨ペア数が20通貨ペアと少なめ
  3. 電話での問い合わせが平日17時まで

トライオートFXの手数料は、取引数量が50万通貨未満の場合に、取引数量に応じて発生します。また、取り扱い通貨ペア数については、米ドル/円やユーロ/円、ポンド/円などメジャーな通貨ペアは一通り揃えてあります。

さまざまな通貨ペアを取引したいと考えている人は、インヴァスト証券「トライオートFX」取引ルールで事前にインヴァスト証券の取り扱い通過ペアを確認しておきましょう。
参考記事:トライオートFXの評判

4-2.FXブロードネットの特徴

fxブロードネット「トラッキングトレード」
FXブロードネットは、FXサービス「FXブロードバンド」を提供しているFX会社です。

サービス名 FXブロードバンド
運営会社名 株式会社FXブロードネット
設立年月日 1993年9月22日
資本金 3億円
自己資本規制比率 241.4%(2023年12月時点)
最低取引単位 1,000通貨
最低取引金額(米ドル/円=110円の場合) 4,400円(コースにより異なる)

※自己資本規制比率は、金融商品取引法により120%を下回らないようにしなければならない

株式会社FXブロードネットで取引をする3つのメリット

  1. 「トラッキングトレード」を利用できる
  2. 取引コースが9つある
  3. 1,000通貨単位で取引できる

「トラッキングトレード」は、あらかじめ設定した値幅で売り買いを繰り返す自動売買取引の仕組みです。トラッキングトレードでは、レンジ相場でコツコツ取引を積み重ねていきます。また、最大レバレッジやロスカット値が異なる9つの取引コースがあり、自分の投資スタイルに合ったコースを選ぶことができます。

FXブロードネットで取引をする3つのデメリット

  1. トラッキングトレードは手数料がかかる
  2. 電話での問い合わせが平日17時まで
  3. 「トルコリラ」「メキシコペソ」の取り扱いがない

トラッキングトレードでは、新規・決済注文時に手数料が発生します。手数料は1ロット=10,000通貨の場合に400円(キャンペーン時は200円※)、1ロット=1,000通貨の場合は40円(キャンペーン時は20円※)です。また、高金利通貨で、スワップポイント狙いの投資家がよく取引している「トルコリラ」と「メキシコペソ」の取り扱いがない点も認識しておきましょう。
※ キャンペーン実施中かはこちらで要確認
参考記事:トラッキングトレードの評判

4-3.マネーパートナーズの特徴

マネーパートナーズ
マネーパートナーズは取引通貨単位の異なる「パートナーズFX」と「パートナーズFX nano」の2つのFXサービスを提供しているFX会社です。マネーパートナーズでは、「HyperSpeed NEXT」という取引ツールで自動売買取引ができます。

サービス名 パートナーズFX
パートナーズFX nano
運営会社名 株式会社マネーパートナーズ
設立年月日 2008年5月9日
資本金 31億円(2020年3月31日時点)
自己資本規制比率 734.4%(2023年12月末時点)
最低取引単位 100通貨
最低取引金額(米ドル/円=110円の場合) 440円

※自己資本規制比率は、金融商品取引法により120%を下回らないようにしなければならない

マネーパートナーズで取引する3つのメリット

  1. 自動売買の手数料0円
  2. 100通貨~投資できる
  3. 「パートナーズFX」では「代用有価証券サービス」を利用できる

マネーパートナーズでは、取引ツール「HyperSpeed NEXT」を使って取引をしても、手数料は0円です。さらにマネーパートナーズが提供している2つのFXコースのうち、「パートナーズFX nano」は100通貨から少額投資が可能です。

また「パートナーズFX」では保有している株式を証拠金として利用できる「代用有価証券サービス」を利用できます。

マネーパートナーズで取引をする3つのデメリット

  1. デモ取引がない
  2. スワップポイントが低め
  3. 電話問い合わせが平日17時まで

マネーパートナーズではデモ取引がなく、電話問い合わせも平日17時までなので、FX初心者は注意しましょう。ただデモ取引はありませんが、「パートナーズFX nano」のコースでは、100通貨単位で投資が可能なため、慣れるまでは少額でリスクを抑えて投資するのも良いでしょう。

参考記事:マネーパートナーズの評判

4-4.マネースクエアの特徴

マネースクエア「トラリピ」
株式会社マネースクエアは創業時より長期運用としてのFXを打ち出しているFX会社です。マネースクエアでは「トラリピ」という、マネースクエアの親会社・マネースクエアHDが特許を取得した注文方法を利用できます。

サービス名 マネースクエアのFX
運営会社名 株式会社マネースクエア
設立年月日 2014年5月20日
資本金 17億円(2023年3月31日現在)
自己資本規制比率 574.0% (2023年12月末現在)
最低取引単位 1,000通貨
最低取引金額(米ドル/円=110円の場合) 4,400円

※自己資本規制比率は、金融商品取引法により120%を下回らないようにしなければならない

マネースクエアで取引をする3つのメリット

  1. 「トラリピ」を利用できる
  2. 学習コンテンツが豊富
  3. マネースクエアポイントが貯まる

「トラリピ」では為替が上下しそうな範囲を予想し、その範囲を一定の値幅で新規注文と決済注文を繰り返し、コツコツ取引を積み重ねていきます。トラリピはレンジ相場に強く、手数料もかかりません。

また「マネースクエアポイント」とは、1万通貨の取引あたりに付与されるポイントのことです。取引が成立する度にもらうことができ、ポイントは現金やAmazonギフト券に換えることができます。

マネースクエア取引をする3つのデメリット

  1. 取り扱い通貨ペア数が16通貨ペアと少なめ
  2. スプレッドが広め
  3. デモ取引ができない

20通貨ペア以上取り扱っているFX会社も多い中、マネースクエアは16通貨ペアの取り扱いと少なめです。ただ、米ドル/円やユーロ/円、豪ドル/円などメジャーな通貨ペアのほか、トルコリラ/円やメキシコペソ/円など高金利通貨は取り扱っています。またスプレッドは他のFX会社に比べて広い(取引コストが高い)点も認識しておきましょう。

参考記事:トラリピの評判

4-5.外為オンラインの特徴

外為オンライン
株式会社外為オンラインはFXサービス「外為オンライン」を提供しているFX会社です。外為オンラインでは、FX自動売買「iサイクル2取引」「サイクル2取引」を提供しています。

サービス名 外為オンライン
運営会社名 株式会社外為オンライン
設立年月日 2003年4月28日
資本金 30億円
自己資本規制比率 767.1%(2023年2月末時点)
最低取引単位 1,000通貨
最低取引金額(米ドル/円=110円の場合) 4,400円

※自己資本規制比率は、金融商品取引法により120%を下回らないようにしなければならない

それでは外為オンラインのメリット・デメリットを見ていきます。

外為オンラインで取引をする3つのメリット

  1. 「iサイクル2取引」「サイクル2取引」を利用できる
  2. デモ取引ができる
  3. マーケット情報が豊富

「iサイクル2取引」「サイクル2取引」は、レンジ相場に強く、一定の値幅で新規注文と決済注文を繰り返していきます。「iサイクル2取引」には、システムがトレンドを自動で判断する「トレンド」という機能も搭載されています。

また、マーケット情報については、月曜~金曜日まで毎日更新される「今日のアナリストレポート」や有名アナリストが為替について情報提供する「外為LAB.」、「無料FXセミナー」などが開催され、投資家はさまざまな情報を得ることが可能です。

外為オンラインで取引をする3つのデメリット

  1. スプレッドが広め
  2. 電話での問い合わせは平日17時まで
  3. 「iサイクル2取引」「サイクル2取引」は手数料がかかる

外為オンラインのスプレッドは他のFX会社に比べても広い傾向があります。また、「iサイクル2取引」「サイクル2取引」では、以下の手数料がかかります。

miniコース(取引単位が1,000通貨) 新規注文時20円+決済注文時20円=合計40円(キャンペーン期間中は新規注文時の20円のみ)
通常コース(取引単位が10,000通貨) 新規注文時200円+決済注文時200円=合計400円(キャンペーン期間中は新規注文時の200円のみ)

なお、口座開設完了した日から90日間、iサイクル2取引・サイクル2取引の手数料は無料となります。詳細は外為オンラインのホームページにて、「iサイクル2取引 決済手数料 無料実施中」をご確認ください。
参考記事:外為オンラインの評判

5.大手FX会社5社のスプレッドを比較

ここでは大手FX会社5社のスプレッドを比較しましょう。下記の表の数字が小さければ小さいほど、スプレッドは狭く、取引コストが低いことを意味します。

FX会社 米ドル/円 ユーロ/円 ポンド/円 豪ドル/円 NZドル/円 南アフリカランド/円
インヴァスト証券 0.3銭 0.5銭 1.0銭 0.6銭 1.7銭 1.8銭
FXブロードネット 0.2銭 0.5銭 1.0銭 0.6銭 1.3銭 16.4銭
マネーパートナーズ※1 0.0銭 0.0銭 0.0銭 0.0銭 0.6銭 0.1銭
マネースクエア※2 4銭 6銭 7銭 6銭 6銭 3銭
外為オンライン 0.9銭 1.9銭 3.4銭 3.2銭 3.6銭 14.9銭

(2024年4月10日時点 ※各社スプレッドは原則固定)
※1 パートナーズFX nanoコースの場合
※2 マネースクエアのスプレッドは変動制スプレッド

特に南アフリカランド/円のスプレッドはFX会社によって、大きく異なります。自分が取引したい通貨ペアのスプレッドをチェックしましょう。

なお、マネースクエアのスプレッドはレートの変動に合わせて常時変動する「変動制スプレッド」のため、上記表のスプレッドと実際のスプレッドは異なる場合があります。

6.大手FX会社5社の取引ツールは?

最後に4.大手FX会社5社の特徴は?でも紹介した、大手FX会社5社の主な取引ツールを説明していきます。FX会社によって取引ツールの特徴が異なりますので、自分に合ったものを選びましょう。

6-1.インヴァスト証券の取引ツール

インヴァスト証券の下記2つの取引ツールを紹介します。

トライオートFX(パソコン版) 自動売買取引と裁量取引を相場に合わせて選べる。自動売買取引を操作するインターフェイスにこだわっている
トライオートFX(アプリ版) 自動売買取引と裁量取引が可能。5つの注文方法を搭載しているほか、ビルダー機能作成、取引に関するニュース・ポートフォリオの閲覧などができる

どちらも、自動売買取引を使いこなすために必要な機能を搭載しています。

6-2.FXブロードネットの取引ツール

FXブロードネットの下記5つの取引ツールを紹介します。

FXブロードネット ダウンロード版取引ツール 取引レートやチャート、取引分析など自分好みの画面設定ができ、カスタマイズ性を重視している。「取引分析」機能では取引のクセなども把握できる
FXブロードネット ブラウザ版取引ツール インストール不要で、ネット環境があればすぐに始められる。シンプルな操作性が特徴
FXブロードネット for iPhone スマホアプリならではの直感的な操作が可能。12種類のテクニカル指標や、ニュースコンテンツ、レートが一定範囲に到達すると通知してくれる「レートアラート機能」も搭載している
FXブロードネットfor Android スマホアプリならではの直感的な操作が可能。11種類のテクニカル指標を搭載し、FX wave、MarketWin24のニュースを24時間閲覧できる
FXブロードネット for Tablet 「レート」「ニュース」「注文履歴明細」など10個のコンテンツから、4つの情報を選び、画面のレイアウトができる。PC版の取引ツールと同等の注文機能に加え、「クイック+OCO注文」と「途転(どてん)注文」機能を搭載している

そのほか、FXブロードネットではフィーチャーフォン(ガラケー)からでも取引可能です。

6-3.マネーパートナーズの取引ツール

マネーパートナーズの下記3つの取引ツールを紹介します。

クイック発注ボード シンプルなレイアウトで、FX初心者向けの取引ツール。画面を開いて、最短1クリックで新規・決済注文ができる。また、クイック発注ボードは小さくして、発注エリアのみを表示させることも可能
HyperSpeed Touch(スマートフォン用FX取引アプリ) 最大20回分の予約注文ができる「連続予約注文」のほか、10種類のテクニカル指標を搭載しており、チャート画面からの発注も可能
HyperSpeed NEXT 直感的な操作が可能なデザインと使いやすさを追求した取引ツール。オリジナルの売買ストラテジを構築し、過去の値動きを用いてテストができる「バックテスト」機能を搭載している

このうち、FX自動売買はHyperSpeed NEXTで作成したストラテジを稼働させることで、作動することができます。

6-4.マネースクエアの取引ツール

マネースクエアでは以下2つの取引ツールを利用できます。

PC用取引ツール トラリピ」の入力ガイド付き専用注文メニューを搭載している
スマートフォン用トレードアプリ「マネースクエアFX」 FX自動売買取引「トラリピ」専用の注文画面では、トラリピの戦略を視覚的に見ることができる

どちらの取引ツールも「トラリピ」を使いこなすための機能を搭載しています。

6-5.外為オンラインの取引ツール

外為オンラインでは下記5つの取引ツールを紹介します。

外為オンラインFX 取引(ダウンロード版) 3つのキャンパス機能を搭載しており、取引スタイルに応じて、画面のカスタマイズが可能。自動売買取引「iサイクル2取引」「サイクル2取引」を利用できる
外為オンラインFX取引(ブラウザ版) クイックトレード(成行注文)や指値・逆指値注文、IFD注文など基本的な注文方法を搭載。自動売買取引「iサイクル2取引」「サイクル2取引」も取引できる
外為オンライン iPhoneアプリ 11種類のテクニカル指標やレートアラート機能、パソコンの取引ツールと同じ注文種類を搭載しているなど、パソコンに迫る取引環境を実現している
外為オンライン Androidアプリ 使いやすさと操作性にこだわった取引ツール。レート画面は、「レートのみ」「レート+ニュース」「レート+チャート×2」からお好みのものを選べる。テクニカル指標は10種類搭載
外為オンライン タブレット タブレットの大きな画面で「レート」や「ニュース」、「保有ポジション」などを確認可能。自動売買取引「iサイクル2取引」もできる

これらの取引ツールの使い方については、操作説明書で確認することができます。

7.まとめ

FXの自動売買取引は、自分に代わって、システムが自動で取引をしてくれるサービスです。システムによって売買プログラムは異なりますが、いずれも投資に時間をとられない、感情に左右されずに取引できる、などのメリットがあります。

今回紹介した大手FX会社5社は、それぞれ特色あるサービスを提供していますので、興味のある方は、利用の検討を進めてみてはいかがでしょうか。

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庄子 鮎

証券会社および求人広告会社を経て、2019年よりフリーライターに。証券会社時代では営業職に従事し、主に株式や投資信託、債券の販売を経験。また現在、投資家でもあり、FX・日本株・米国株などへ投資をしている。"どういう表現でどこまで説明すれば、より分かりやすくなるか"を意識し、解説していきます。