FXは長期投資が効果的?やり方やおすすめのFX会社も紹介【初心者向け】

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これからFX投資を始めようと思っているものの、長期投資でも効果的なのか疑問に思っている方もいるでしょう。

今回は、FXの長期投資は効果的なのかを解説します。また、初心者にも利用しやすいFX会社を3社紹介します。参考にしてみてください。

※本記事は12月14日時点の情報です。最新の情報についてはご自身でもよくお調べください。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. 初心者にFXの長期投資は効果的だがトレンドには注意
  2. FXの長期投資のやり方
    2-1.トレンドラインを用いたトレンドの見極め方
    2-2.移動平均線を用いたトレンドの見極め方
  3. 初心者&長期投資におすすめのFX会社
    3-1.松井証券のFX
    3-2.SBI FXトレード
    3-3.LIGHT FX
  4. まとめ

1.初心者にFXの長期投資は効果的だがトレンドには注意!

FXにおける長期投資のメリット・デメリットを確認してみましょう。

FXの長期投資のメリット

  • 短・中期投資と比べて取引コストが低い
  • 長期間スワップポイントをもらえる※
  • 短期的な値動きに惑わされない
  • FXに費やす時間が少なくて済む

※「高金利通貨売り+低金利通貨買い」をした場合は、スワップポイントは支払うことになる

FXの長期投資のデメリット

  • 塩漬けのリスクがある
  • ロスカットされる可能性がある

FXの長期投資は短・中期投資と比べて、売買の回数が少ないため取引コストが低くなり、スワップポイントも保有している期間はもらえます。さらに短期的な相場の上下に惑わされて、過度な損切りをすることで損失を重ねる可能性も低くなります。初心者にとって、メリットがあると言えるでしょう。

一方、FXの長期投資のデメリットは短・中期投資と比べて、塩漬けとロスカットのリスクが高いことです。ただし、トレンドに沿った売買を行うことができれば、リスクは低くなります。

トレンドに気を付ければ、FXの長期投資は効果的と言えます。

2.FXの長期投資のやり方

FXでトレンドは、どのように見極めれば良いのでしょうか。

トレンドの見極め方は様々な方法があります。必ず当たる見極め方法はありません。そのため複数の方法を組み合わせながらヒントを集めて、判断をしましょう。

初心者の方はトレンドラインや移動平均線が活用しやすいでしょう。

2-1.トレンドラインを用いたトレンドの見極め方

トレンドラインとは上昇トレンド・横ばい・下降トレンドの3つのトレンドのうち、現在がどのトレンドにあるかを判断するために引かれるラインのことです。トレンドラインには高値同士を結んだ上値抵抗線と、安値同士を結んだ下値支持線の2種類があります。

上昇トレンド
※以下、画像は全て取引画面より筆者作成

上記のように上値抵抗線と下値支持線が右肩上がりの形になっている場合、上昇トレンドと判断します。FXの長期投資では買い注文をすることになります。

下降トレンド

逆に、上値抵抗線と下値支持線が右肩下がりの形になっている場合、下降トレンドと判断します。FXの長期投資では売り注文をすることになります。

長期投資の場合、トレンドラインを引く期間は1年から数年程度が良いでしょう。

2-2.移動平均線を用いたトレンドの見極め方

移動平均線とは、一定期間における平均価格をつないだ線を指します。5日移動平均線であれば、直近5日間の平均価格をつなげた線になります。

移動平均線の期間は自由に設定できます。長期投資の場合は、例えば25日移動平均線(短期)・75日移動平均線(中期)・200日移動平均線(長期)を使用してみてはいかがでしょうか。

移動平均線が上から短期・中期・長期移動平均線の順で上向きなら上昇トレンド、逆に上から短期・中期・長期移動平均線の順で下向きなら下降トレンドと判断します。

上昇トレンド

上記は上から25日(短期)・75日(中期)・200日移動平均線(長期)の順で上向きの形になっている上昇トレンドのチャートです。このときの売買は買いです。

下降トレンド

一方、こちらは上から200日移動(長期)・75日(中期)・25日(短期)の順で下向きの形になっている下降トレンドのチャートです。このときの売買は売りになります。

移動平均線を用いたトレンドの見極めは視覚的に分かりやすいため、手軽に活用することができるでしょう。

3.初心者&長期投資におすすめのFX会社

最後にFXで長期投資をしようと考えている方におすすめのFX会社を3社紹介します。3社を選考した主な理由は取引単位の低さとスワップポイントの高さの2点です。

取引単位の低さが特徴的なFX会社は、松井証券のFXとSBI FXトレードです。スワップポイントが高いFX会社はLIGHT FXです。

3-1.松井証券のFX

松井証券LP

松井証券のFXの概要

取り扱い通貨ペア数 20通貨ペア 
取引単位 1通貨単位
スプレッド※ 米ドル/円:0.5銭
ユーロ/円:0.5銭
ポンド/円:1.1銭
レバレッジ 1倍・5倍・10倍・25倍 
主なメリット
  • 1通貨単位で取引ができる
  • レバレッジ倍率を4つから選べる
  • 株式や投資信託などへも投資ができる
  • 24時まで電話問い合わせ可能
主なデメリット
  • デモトレードの機能が乏しい
  • 取り扱い通貨ペア数が少ない
運営会社 松井証券株式会社

※2024年6月12日現在

松井証券のFXは、老舗証券会社の松井証券株式会社が提供しています。1通貨単位で取引できるFXサービスです。

長期投資をする場合、怖いのがロスカットです。取引金額に対して入金額の割合が少ないと、すぐにロスカットされてしまい、結果として長期投資ができないケースがあるためです。

その点、1通貨単位で取引できる松井証券のFXであれば、取引金額を抑えてFXができるため、自身の資金事情に応じて細やかな取引金額の設定が可能です。

またレバレッジも1倍・5倍・10倍・25倍の4つから選べるため、例えば1倍や5倍といった相対的に低いレバレッジで取引することで、同じ入金額であっても、ロスカットのリスクを抑えることができます。

3-2.SBI FXトレード

SBIFXトレード

SBI FXトレードの概要

取り扱い通貨ペア 34通貨ペア 
取引単位 1通貨単位
スプレッド※ 米ドル/円:0.18銭~
ユーロ/円:0.48銭~
ポンド/円:0.88銭~  
レバレッジ 25倍 
主なメリット
  • 1通貨単位でFXができる
  • 注文数量1,000通貨までのスプレッドは狭い
  • 取り扱い通貨ペアが34通貨ペアと豊富
  • 積立FXもできる
主なデメリット
  • デモトレードはできない
  • 注文数量が増える(とくに500万超より)とスプレッドも広がる
運営会社 SBI FXトレード株式会社

SBI FXトレードは、1通貨単位で取引できるFXサービスです。レバレッジは25倍で固定です。

外貨をコツコツ自動購入してくれる「積立FX」を利用できます。積立FXを利用すれば、レバレッジ1・2・3倍のいずれかで自動で外貨を積み立てられます。外貨貯金のように、長期投資もしやすいでしょう。

3-3.LIGHT FX

LIGHTFX

LIGHT FXの概要

取り扱い通貨ペア 46通貨ペア 
取引単位 1,000通貨 
スプレッド※ 米ドル/円:0.18銭
ユーロ/円:0.38銭
ポンド/円:0.88銭 
レバレッジ 25倍
主なメリット
  • 高金利通貨のスワップポイントが高い
  • スプレッドが狭い
  • 約定力が高い
主なデメリット
  • デモトレードがない
  • ニュース情報が乏しい可能性あり

※2024年5月15日現在

LIGHT FXはスワップポイントの高いFXサービスです。FXの長期投資は、スワップポイントを長期間もらえるメリットがあります。

スワップポイントはFX会社のよって異なります。なるべく多くもらえるFX会社で長期投資をした方が有利です。

LIGHT FXであればとくに南アフリカランドやメキシコペソなど高金利通貨のスワップポイントが高い傾向にあるため、長期投資とも相性が良いでしょう。なお、取引単位も1,000通貨と高くはありません。

4.まとめ

FXはトレンドにさえ気を付ければ、長期投資が効果的です。初心者の方はトレンドラインや移動平均線を使い、トレンド判断のヒントにしてみてはいかがでしょうか。

また長期投資をする際のFX会社選びは、取引単位やスワップポイントの高さを参考にすると良いでしょう。

興味を持った方は、「松井証券のFX」・「SBI FXトレード」・「LIGHT FX」を前向きに検討してみてください。

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庄子 鮎

証券会社および求人広告会社を経て、2019年よりフリーライターに。証券会社時代では営業職に従事し、主に株式や投資信託、債券の販売を経験。また現在、投資家でもあり、FX・日本株・米国株などへ投資をしている。"どういう表現でどこまで説明すれば、より分かりやすくなるか"を意識し、解説していきます。