トラッキングトレードの評判は?メリット・デメリットを比較、手数料や注意点も

トラッキングトレード」は、あらかじめ買う価格と売る価格を決めておき、後は為替の動きに合わせてシステムが自動で売り買いをしてくれるというシンプルな仕組みで、現在利用者数が増えているサービスです。

この記事ではそんなトラッキングトレードについて「トラッキングトレードの利用を検討している」「トラッキングトレードについて知りたい」という方向けに、メリットやデメリット・注意点、そして投資家からの口コミなどの評判を紹介していきます。

目次

  1. トラッキングトレードとは
    1-1. トラッキングトレードの売買の仕組み
    1-2. トラッキングトレードの開始方法
  2. トラッキングトレードの5つのメリット
    2-1. 裁量トレードに比べて、高度なトレードスキルは不要
    2-2. 24時間自動で売買してくれる
    2-3. どんな相場でも利益を狙える
    2-4. 自動追尾(トラッキング)がある
    2-5. スプレットが業界最狭水準
  3. トラッキングトレードの5つのデメリット・注意点
    3-1. 売買方向と反対トレンドになると含み損が増加
    3-2. 中長期的な相場観は必要
    3-3. 設定の自由が少ない
    3-4. 自動的に損切りされる
    3-5. スプレッドに加えて手数料がかかる
  4. トラッキングトレードの評判・口コミは?
    4-1. 投資初心者におすすめという声も
    4-2. 設定について後ろ向きな声もある

トラッキングトレードとは

fxブロードネット「トラッキングトレード」

トラッキングトレードはFXブロードネットが提供している24時間稼働する自動売買システムで、FXブロードネットに口座開設をすれば無料で利用可能です。

また最低取引単位は1,000通貨(「通貨」というのは、FXの取引単位のことで、例えば「米ドル/円を1,000通貨買う」というのは「1,000ドルを円で買う」という意味になります)と、少額から取引することが可能です。

さて、このトラッキングトレードですが、「リピート型自動売買手法」という戦略を採用しています。

1-1.トラッキングトレードの売買の仕組み

トラッキングトレードは「リピート型自動売買手法」という投資戦略に基づき、売買をしていきます。

⇒【引用】FXブロードネットのウェブサイトより、以下同

「リピート型自動売買手法」とは、あらかじめ買う価格と売る価格を決め、それぞれの価格になったら自動で売買をするという仕組みのことです。

例えば、為替が100円になったら「買い」、101円になったら「売り」という注文を出しておけば、あとはシステムがその通りに自動で売買をしてくれるのです。

しかし、この「リピート型自動売買手法」には、注文を出した価格に為替が動いてくれないと、注文が執行されないという課題もありました。

そこでトラッキングトレードでは、この「リピート型自動売買手法」を更に進化させ、注文を値動きが発生しているレンジ内に細かく複数仕掛けていくことを可能にしています。

指定したレンジ内に細かく注文を張り巡らすことで、為替が上下どちらに動いても、注文が執行されるような仕組みになっているのです。

なお、トラッキングトレードでは、「売り」か「買い」かどちらから新規注文を出すのか、事前にポジション方向を決めておきます。そして、決めたポジション方向に一定の値幅でどんどん新規注文を出し、売買回数を多くし、利益をコツコツと貯めていくという戦略を取っています。

ちなみにトラッキングトレードは一定の値幅で新規注文、利益確定を繰り返す仕組みです。そのため、為替相場が横ばいの「レンジ相場」でも、一方向に動きが出る「トレンド相場」でも値動きに合わせて決済をしてくれるので、「相場を選ばない」という特徴があります。

1-2.トラッキングトレードの開始方法

トラッキングトレードでは下記5つの条件設定を行えば、開始することができます。

  1. 取引する通貨ペア
  2. 想定変動幅:注文を仕掛ける範囲
  3. ポジション方向:「売り」か「買い」か
  4. 対象資産:入金額のうちいくら資金を使うか
  5. 注文ロット:1注文あたりの取引数量

その他、ボラティリティ参考期間など任意で入力できる項目はありますが、基本的には上記5つの設定をすれば、実際に運用を始めることが可能です。

2.トラッキングトレードの5つのメリット

トラッキングトレードで取引するメリットには以下の5つがあります。

  1. 裁量トレードに比べて、高度なトレードスキルは不要
  2. 24時間自動で売買してくれる
  3. どんな相場でも利益を狙える
  4. 自動追尾(トラッキング)がある
  5. スプレットが業界最狭水準

それでは順に詳しく見ていきましょう。

2-1.裁量トレードに比べて、高度なトレードスキルは不要

トラッキングトレードは「売り」か「買い」か、決められたポジション方向に沿って自動で取引をする仕組みです。

投資家は「売り」か「買い」か、大まかな相場の流れを予想すれば良いため、自分で注文を出す裁量トレードに比べると、テクニカル指標を組み合わせたチャート分析、相場分析、発注テクニックなどの高度なトレードスキルは必要ありません。

過去のチャートなどを参考にして、為替の大まかな方向性さえ把握することができれば、トラッキングトレードを上手に活用することができるでしょう。

2-2.24時間自動で売買してくれる

トラッキングトレードは24時間稼働し、自動売買をするシステムです。

為替は24時間動いていますが、自分で注文する裁量トレードの場合は、当然ながら寝ている時などに大きな売買チャンスがあったとしても発注することはできません。

また「売買のタイミングを見計らってずっと画面に張り付いていたけれど、結局チャンスはなかった・・・」と時間を無駄にしてしまう場合も想定されます。

一方で、トラッキングトレードは24時間いつでも淡々と自分の設定通りの注文を自動で発注してくれます。寝ている時や仕事中でも、自動で売買しくれるため「忙しくてFXに時間をあまり掛けられない」という人には嬉しいメリットではないでしょうか。

2-3.どんな相場でも利益を狙える

為替相場は「上昇トレンド」「下降トレンド」そして値動きが横ばいになる「レンジ相場」の3つに分けられます。トラッキングトレードはこの3つの相場のどれにも対応することができます。

中でも為替相場の内7割を占めると言われるレンジ相場においても、利益を出せるのは投資家にとっては嬉しいのではないでしょうか。


【引用】FXブロードネット公式サイト

例えば、為替が100円~100.50円を行き来するレンジ相場下では、100.10円で「買い」100.30円で「売り」の売買をずっと繰り返し、利益を積み上げていくこともできるのです。


【引用】FXブロードネット公式サイト

またトレンド発生時にも、トレンドに沿う形で売買が行われますので、トレンド相場でもコツコツ利益を狙うことができます。

このようにトラッキングトレードは為替相場で大半を占めると言われるレンジ相場にもトレンド相場でも利益を狙えるというメリットがあります。

2-4.自動追尾(トラッキング)がある

設定後にレンジ相場からトレンド相場に移行し、レートが移動してしまうケースもあります。トラッキングトレードには、この価格水準の変化に対応するため、仕掛けたレンジから価格帯が移動しても、またその新しいレンジで売買をできるように自動追尾(トラッキング)する機能があります。

そのため、「レンジが変わっていて、全然売買されておらす収益のチャンスを逃していた」「いちいち想定レンジの設定をし直すのが面倒」といった事態にはなりません。

2-5.スプレットが業界最狭水準

FXブロードネットでは、FXにおいて手数料にあたるスプレッド(売値と買値の差)が、特に主要な通貨ペアにおいて、業界トップクラスの水準で狭くなっています。

2021年3月現在、FXブロードネットの主要通貨ペアの為替レートは以下の通りです。

取引通貨 スプレッド
米ドル/円 0.2銭
ユーロ/円 0.5銭
英ポンド/円 1.0銭
豪ドル/円 0.6銭
NZドル/円 1.3銭

上記の通貨ペアは、他の大手FX会社のスプレッドと比べても遜色ありません。少なくても現在のFXブロードネットの主要通貨ペアのスプレッドに対して「投資家に優しくない」という感想は持たないでしょう。

3.トラッキングトレードの5つのデメリット・注意点

続いて、トラッキングトレードのデメリット・注意点として以下の5つ解説していきます。

  1. 売買方向と反対トレンドになると含み損が増加
  2. 中長期的な相場観は必要
  3. 設定の自由が少ない
  4. 自動的に損切りされる
  5. スプレッドに加えて手数料がかかる

順に見ていきましょう。

3-1.売買方向と反対トレンドになると含み損が増加

トラッキングトレードは「売り」か「買い」かポジション方向をあらかじめ設定し、注文を出します。

そのため、設定した売買方向と反対のトレンドが発生してしまった場合は利食いをすることができず、ただ新規の注文を出し続けていき、含み損が拡大する・・・という事態が起こってしまいます。

「売買方向と反対トレンドになること」がトラッキングトレードの1番大きなリスクとして把握しておきましょう。

3-2.中長期的な相場観は必要

トラッキングトレードは、「売り」か「買い」か、ポジション方向を事前に設定し、注文を出します。また、設定した売買方向と逆のトレンドが発生してしまった場合には、損失が膨らんでいってしまいます。

そのため、今後為替はどういうトレンドになるのか、中長期的な相場観は必要です。過去数ヶ月~数年のチャートなどを参考にして、為替のトレンドを掴む練習はしておいた方が良いかもしれません。

3-3.設定の自由が少ない

トラッキングトレードの設定は、取引する通貨ペアやポジション方向など5つの項目を設定するだけです。とてもシンプルな設定のため、投資初心者にとってはありがたく感じるでしょう。

一方で他の自動売買システムに比べて注文数や損切り設定などでの細かい設定はできません。そのため、特に投資中・上級者などで自分なりの相場観や投資戦略を持っている方は、設定の自由さが足りず、「思ったような取引をしてくれない」と感じることもあるかもしれません。

3-4.自動的に損切りされる

トラッキングトレードはある価格に為替が達したら自動的に損切りがされてしまうため、「もう少しポジションを持ちたかったのに、自動的に損切りされた・・・」という事態も想定されます。

この事態をなるべく避けるためには、トラッキングトレードで取引する前に、想定変動幅(注文を仕掛ける範囲)の設定を広めにしておくことが大切です。

想定変動幅を広めに設定することにより、設定した値幅の中では損切りはされないため、不本意な損切りを避けることができます

3-5.スプレッドに加えて手数料がかかる

一般的にFX投資の取引コストはスプレッド(売値と買値の差)のみですが、トラッキングトレードはスプレッドに加えて手数料がかかります。手数料は以下の通りです。

1ロット 手数料(新規注文+決済注文合計)
10,000通貨 400円
1,000通貨 200円

※2021年3月時点では、キャンペーンで手数料は半額。

例えば米ドル/円10,000通貨の売買をした場合には、スプレッド0.4銭(買いのスプレッド0.2銭+売りのスプレッド0.2銭)+400円が取引コストになります。

なお、◯◯通貨というのは、FXの取引単位のことで、例えば「米ドル/円を1,000通貨買う」というのは「1,000ドルを円で買う」という意味になります。

4.トラッキングトレードの評判・口コミは?

ここまでトラッキングトレードのメリットやデメリット・注意点を見てきました。それでは実際に利用している人はどんな感想を持っているのでしょうか。

ここからはSNSや口コミサイトでのトラッキングトレードの評判や口コミを見ていきましょう。

  • 買いのポジション方向で始めたら、売りの流れが来てどんどん買っていってしまった。
  • トラッキングトレードは戦略を間違えなければ、利益が狙える
  • スプレッドが狭いのが良い。
  • デモ口座がある、スプレッドが狭い、取引単位1,000通貨単位の少額投資可能なので、これからFXを勉強していこうとする方におすすめ。
  • 初期設定が簡単ですぐに始められる。ただもう少し細かい設定ができれば良かった。
  • 日々のメールがトレードに役立つ情報もあるので、大まかなトレンドを掴みたいときに役立った。
  • 個人的には他の細かく設定ができる売買システムが好き。
  • 基本的なFX用語などは、やはりしっかり学んだ上で取引した方が無難。

※個人の感想です。

4-1.投資初心者におすすめという声も

以下のトラッキングトレードの特徴から投資初心者におすすめという声が多くありました。

  • 最低取引単位1,000通貨と少額から取引ができる
  • 初期設定が簡単
  • 自動で売買してくれる

また、トラッキングトレードを提供しているブロードネットFXにはデモ口座があり、日々トレードに役立つ情報を送ってくれるため、初心者が投資の勉強を始めやすい環境は整っていると言えるでしょう。

ただ、「基本的なFX用語などは、やはりしっかり学んだうえで取引した方が無難」という口コミがある通り、いくら少額で投資ができ、自動で売買してくれるからと言って、トラッキングトレードは投資です。そして、投資にはリスクがあります。しっかりFX用語や、FXのリスク、FXをする目的など、基本的な知識や姿勢はしっかり整理した上で、利用することをおすすめします。

4-2.設定について後ろ向きな声もある

口コミの中には、

  • 初期設定が簡単ですぐに始められる。ただもう少し細かい設定ができれば良かった
  • 個人的には他の細かく設定ができる売買システムが好き

など、トラッキングトレードのシンプルな設定に対して後ろ向きな声もありました。確かにトラッキングトレードの設定は、投資初心者にとっては分かりやすくて良いかもしれません。

一方で、自分なりの相場観を持っている投資家にとっては、細かく設定をしてなるべく自分が思い描く取引を再現したい、と考える人もいるのでしょう。

どれだけトラッキングトレードの設定が自分に適しているかは人それぞれですので、気になる方はまずはデモ口座で取引しても良いかもしれません。

まとめ

今回はトラッキングトレードのメリット・デメリット・注意点、そして評判を見てきました。トラッキングトレードは簡単な設定で利用することができ、また仕組みもシンプルです。そのため、特に投資初心者には使いやすい自動売買システムと言えるでしょう。

記事内で解説したメリットだけでなく、デメリットを頭に入れた上で、もしトラッキングトレードを利用したいという方は、まずはデモ口座での取引から始めてみてはいかがでしょうか。

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庄子 鮎

庄子 鮎

証券会社および求人広告会社を経て、2019年よりフリーライターに。証券会社時代では営業職に従事し、主に株式や投資信託、債券の販売を経験。また現在、投資家でもあり、FX・日本株・米国株などへ投資をしている。"どういう表現でどこまで説明すれば、より分かりやすくなるか"を意識し、解説していきます。