不動産投資ができるクラウドファンディングサービス5選

上場企業など大手も参入し始めた不動産投資クラウドファンディング。ソーシャルレンディングとは異なり、キャピタルゲイン(売却益)を狙える点や投資案件情報の透明性の高さ、優先出資を始めとした投資家保護などの仕組みの充実などにより、投資家からも支持を獲得しています。

最近では、ESG不動産投資や地方創生、社会的インパクト投資などができるサービスや余ったポイントを不動産投資に回せるサービスなども登場しており、投資の幅も広がってきています。

この記事では、注目の不動産投資クラウドファンディングのサービスをピックアップしてご紹介したいと思います。

過去案件の利回り4.5%~10%!地方創生や社会的インパクト投資も「クラウドリアルティ」

不動産投資クラウドファンディング・クラウドリアルティクラウドリアルティ(Crowd Realty)は、株式会社クラウドリアルティが運営する不動産投資クラウドファンディングです。メガバンクや大手のCVCなどが出資しており、WBSや大手メディアなどでも取り上げられている注目のサービスです。

クラウドリアルティの大きな特徴は、投資案件の種類が豊富という点です。第1号案件の「エストニア不動産担保ローン1号」などの海外案件や「京町家再生プロジェクト」などの宿泊施設案件、「渋谷区上原シェア保育園」、「炭火とワインプロジェクト」などの飲食施設案件、「ワークスペース創出プロジェクト」などの会議室・コワーキングオフィス案件など、海外案件から地方創生、保育、飲食、オフィス投資まで、様々な案件が揃っています。

クラウドリアルティの直近の年率利回りは4.5%~6.0%前後(税引前)となっており、不動産投資型クラウドファンディング全体の中ではやや高めの水準となっています。また、融資型クラウドファンディングのソーシャルレンディングなどとは異なり、キャピタルゲイン(物件の売却益)も得られる可能性があるため、運用がうまくいった場合は想定利回りよりも多額の分配が可能となります。

投資額は1口は5万円からで、案件により1口~3口となっているため、こちらは他サービス(1万円から始められる等)と比べるとややハードルは高くなっています。また、運用期間は1年~5年と数年にわたる長期の案件が多いため、余裕資金で運用することが大切です。楽しみながら投資をしたい方、社会的インパクト投資などに興味のある方、不動産投資クラウドファンディングで高めの利回りを狙いたい方に向いているサービスと言えるでしょう。


東証1部上場企業が運営!永久不滅ポイントで不動産投資ができる「リンプル(Rimple)」

不動産投資クラウドファンディング リンプル(Rimple)リンプル(Rimple)は、東証1部上場のマンション投資会社「プロパティエージェント」が運営している不動産投資型クラウドファンディングです。リンプルの投資案件は、プロパティエージェントが企画・開発したマンションが中心となっており、1口1万円からの少額投資が可能となっています。リンプルの年率の利回りは5%前後、運用期間は6ヶ月前後となっています。

また、リンプルでは、他社のポイントを、リンプルで使用できる「リアルエステートコイン」に交換し、投資をすることができます。現在は永久不滅ポイントから交換することができ(※永久不滅ポイント:1000ポイント×4.5=4500リアルエステートコイン)、「1コイン=1円」の価値で不動産に投資することができます。今後も、ポイントサービスは順次追加されていく予定です。

リンプルは「優先劣後方式」の仕組みを採用しており、万が一運用による損失が発生した場合でも30%までは投資家の元本が守られる、という仕組みとなっています。この劣後出資の割合は、他社の不動産投資クラウドファンディングサービス(10%~20%)と比べても高い水準です。


融資型・投資型の案件に1万円から投資できる「オーナーズブック」

オーナーズブックは不動産案件に特化したクラウドファンディングサービスで、1万円・数ヶ月から投資が可能です。また、融資型(ソーシャルレンディング)の案件では、ほとんどの投資案件に返済金額をカバーできる可能性が高い不動産を担保に設定することで、返済の安全性を高める取り組みがされています。

手数料については、投資口座の開設・投資口座の管理・ファンド購入時の手数料が無料であることに加えて、払い戻しの手数料が一律300円(税抜き)となっているため、ネット銀行など振込手数料無料のサービスがある金融機関を利用していれば、口座開設から投資完了まで300円の手数料負担だけでサービスを利用することが可能です。


地方都市の区分マンションやゲストシェアハウスに投資できる「ジョイントアルファ」

不動産投資クラウドファンディングJointo α(ジョイントアルファ)Jointo α(ジョイントアルファ)は、大手不動産会社で東証1部上場の『あなぶき興産』が運営している不動産投資型クラウドファンディングです。ジョイントアルファの投資案件は、地方都市の区分マンションやゲストシェアハウスなどが中心となっており、サイト上でも「不動産投資×地域創生への挑戦」を特徴の一つに掲げています。

ジョイントアルファの年利回りは3.6~5%と不動産投資型クラウドファンディングの中では平均的な水準となっています。また、1口は10万円からとなっており、こちらは他サービス(1万円から始められる等)と比べるとややハードルは高くなっていますが、実物の不動産投資(数千万円~数億円)に比べれば非常に始めやすくなっています。

運用期間は6ヶ月~1年と短期案件が中心のため、「不動産投資に興味はあるけど、少額から始めてみたい」「まずは短期間で様子を見てみたい」「不動産投資で分散投資がしたい」という方でも、気軽に始めることが可能です。また、優先出資・劣後出資の仕組みを採用しており、2019年11月現在で公開中のファンドについては劣後出資の割合が30%となっており、他社サービス(10%~20%)と比べても高い水準となっています。

なお、第2号のリノベーションゲストハウス案件では、出資者特典として「Alphabed Inn 高松駅前」の宿泊料が20%キャッシュバックされる(※ただし、出資者様本人名義での宿泊予約、ならびに運用期間内での宿泊に限る)というものがあり、今後もゲストハウス案件では出資特典が付く可能性があります。


募集総額30億円超、保育所・教育施設・ヘルスケア・地方創生などESG不動産投資ができる「CREAL」

不動産投資クラウドファンディングCREALCREAL(クリアル)は、不株式会社ブリッジ・シー・キャピタルが運営している不動産投資型クラウドファンディングサービスです。1口1万円から小口不動産投資を始めることができ、運用資産評価額の下落が一定割合までであればブリッジ・シー・キャピタルが損失を負担する仕組みになっており、少額・短期で始めてみたい初心者の方にもおすすめのサービスです。

投資対象は大型のホテルや保育園といったESG投資案件、マンション1棟投資案件や区分マンションなどの小規模の案件など、多種多様なものが揃っています。投資対象になる不動産の住所、事業内容などに加えて、それぞれの案件の動画も公開されているなど、積極的に情報公開をしている点が特徴です。

利回りはソーシャルレンディングと比べると4%~5%台でやや低めですが、CREALは積極的にキャッシュバックキャンペーンなどを実施しているため、投資案件やタイミングによっては実質的な利回りをやや高くすることもできます。

まとめ

不動産投資クラウドファンディングは情報の透明性が高く、優先劣後方式などの仕組みを導入しているサービスも多いですが、貸倒れリスクが0になるなわけではありません。運営企業や各投資案件をしっかりと精査しながら投資を進めていきましょう。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チームは、不動産投資や金融知識が豊富なメンバーが不動産投資の基礎知識からローン融資のポイント、他の投資手法との客観的な比較などを初心者向けにわかりやすく解説しています。/未来がもっと楽しみになる金融メディア「HEDGE GUIDE」