海外成長国投資・インパクト投資ができるソーシャルレンディングサービス3選

ソーシャルレンディングは金融とテクノロジーにより、本当に資金を必要としている人にお金を届けることができる手段です。たとえば、ソーシャルレンディングで投資可能な案件として、開発途上国で銀行からの融資を受けることが難しい中小企業や農家の方々、その国の社会課題を解決するためのプロジェクト、再生エネルギーなどの開発プロジェクトなどがあります。

ソーシャルレンディングを活用することにより、個人投資家であっても経済的なリターンを狙いつつ、社会的なリターンを実現する「インパクト投資」を実行することが可能です。以下では、このインパクト投資ができるソーシャルレンディング会社をご紹介したいと思います。

海外投資・インパクト投資ができるソーシャルレンディングサービス3選

社会的インパクト投資に特化したソーシャルレンディング「ネクストシフトファンド」

ネクストシフトファンドネクストシフトファンドは、社会的インパクト投資を通じて、世界の社会課題を解決し、投資家と投資先を幸せにすることをミッションとして掲げているソーシャルレンディングサービスです。融資案件はカンボジアやジョージアと言った発展途上国へのマイクロファイナンス融資案件が中心となっています。

融資先については、海外担当者が必ず現地に赴き、情報収集を行ったうえで対象国を選定し、社内規定の融資審査に則って厳選。融資判断は大手都市銀行出身者、貸金業務取扱主任者の有資格者、マイクロファイナンス機関出身者などで構成される融資審査会で行われており、財務面・社会性(社会貢献度)の両方を満たしているかなどをチェックしています。

ネクストシフトファンドで募集されているファンドでは、借り手のストーリーやSDGs(持続可能な開発目標)に対してどのように貢献しているのかも確認することができます。また、投資額は2万円〜、利回りは4.5%~7.2%と、少額で投資が始められるため、まずは小さい金額で試してみたいという投資初心者の方にも向いています。

設立は2016年とまだ若い会社ですが、代表はSBIホールディングスの取締役やヤフーの金融事業の起ち上げなどを手掛けた金融のプロが務めており、株主には鳥取銀行なども名を連ね、資本金も3.9億円を超えるなど、安定感のある企業体制となっています。

1万円からできる高利回りのインパクト投資「クラウドクレジット」

クラウドクレジット

クラウドクレジットは第一生命や伊藤忠商事が株主として入っている会社で、資本金などの規模も大きく、大きな成長が期待されている会社です。発展途上国の資金需要が旺盛な中小事業者に対して、ソーシャルレンディングの仕組みを使い、日本の余剰資金をそれらの国々に供給(マイクロファイナンス)することにより高利回りの実現を目指しているサービスです。最低投資額1万円、7ヶ月から投資が可能で、外貨建ての案件や10%を超える高利回り案件にも投資することが可能です。

クラウドクレジットでの投資を通じて、現地の人々の事業活動促進、雇用の創出、マイクロファイナンス事業者や再生可能エネルギー事業者等への融資を行うことができ、発展途上国の人々の生活水準向上に貢献することが可能です。


「ソーシャルリターン」を重視した大規模ファンドを組成「SBIソーシャルレンディング」

1万円・4ヶ月からの投資が可能/SBIソーシャルレンディング

SBI証券など金融サービス全般を取り扱う総合金融グループ・SBIグループのソーシャルレンディングサービスで、1万円からの投資が可能です。担保力を重視した貸付額の設定と借手ごとの厳格な審査(たとえば、資本金5,000万円以上、直近6年間の貸し倒れ件数2件以内かつ2,000万円以内、過払い債務なし、貸金業の業歴7年以上など)を行った企業に融資を行うファンドなどを扱っています。SBIグループとしてのネットワークを活用し、個人では手を出せない案件への出資ができるという点も大きな魅力の一つです。

SBIソーシャルレンディングでは、過去にカンボジアの貧困層や零細事業者を対象としたマイクロファイナンスに対する資金供給をテーマとした「SBISLカンボジア・マイクロファイナンスローンファンド1号」案件を募集。カンボジアの貧困層や低所得者層に小口融資などのマイクロファイナンスサービスを提供することで、人々が貧困から脱して自立した豊かな生活を営むことができるよう支援するとともに「ソーシャルリターン」を実現しています。

今後の案件についても、社会的意義を重視したプロジェクトを積極的に増やす意向とのことですので、インパクト投資先の選択肢の一つとして見ておくと良いでしょう。

まとめ

インパクト投資やSDGsなどに興味があるという方や金融・投資を通じた社会課題の解決に興味があるという方は、今回ご紹介したソーシャルレンディング会社をぜひ検討してみてください。

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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチームは、ソーシャルレンディングや金融知識が豊富なメンバーがソーシャルレンディングの基礎知識から投資のポイント、他の投資手法との客観的な比較などを初心者向けにわかりやすく解説しています。/未来がもっと楽しみになる金融メディア「HEDGE GUIDE」