ソーシャルレンディングは簡単に始めることができ、高い運用益を狙える投資手法です。2021年時点のソーシャルレンディングの平均的な利回りは5%~7%程度で、株式の配当利回りなどと比べても高い水準となっています。
この記事では、ソーシャルレンディングの中でも10%以上とさらに高い利回りを狙うことができる、おすすめのソーシャルレンディングサービスをピックアップしてご紹介したいと思います。
利回り10%以上が狙えるソーシャルレンディングサービス
国内不動産担保ありで実績利回り12%も「レンデックス」
レンデックスは、京都での民泊や神奈川県の不動産事業者などへの融資案件を中心に10%近い高い利回りを提供しており、1年以内の短期案件が多い点や、1口2万円から小口投資が可能という点が魅力のソーシャルレンディングサービスです。投資案件は大部分の案件に不動産担保が設定されています。担保の査定については自社だけでなく、東急リバブルの査定も利用することで、金額の信頼性を高める取り組みをしています。会員登録手数料・口座開設手数料・口座維持管理手数料・案件申込手数料・払い戻し手数料などはすべて無料(0円)となっており、実際に投資を行う際の投資家口座への振込手数料だけを負担すればよいため気軽に利用を開始することができるサービスです。
レンデックスのファンド過去案件の利回り例

ファンド名 | 利回り | 運用期間 |
---|---|---|
不動産担保付きローンファンド 22号 | 9.0% | 約12か月 |
不動産担保付きローンファンド 20-3号 | 8.0% | 約6か月 |
不動産担保付きローンファンド 13号 | 9.5% | 約6か月 |
不動産担保付きローンファンド 11号 | 10.0% | 約11か月 |
不動産担保付きローンファンド 8号 | 10.0% | 約6か月 |
成長性の高い海外への投資することで利回り10%以上「クラウドクレジット」

クラウドクレジットは伊藤忠商事が株主として入っている会社で、資本金などの規模も大きく、大きな成長が期待されている会社です。高度経済成長のステージにあり資金需要も旺盛な国の中小事業者に対して、ソーシャルレンディングの仕組みを使い、日本の余剰資金をそれらの国々に供給(マイクロファイナンス)することにより高利回りの実現を目指しているサービスです。2018年3月末の平均利回りは7.3%で、利回り10%を超える案件も珍しくありません。ただ、海外案件への投資ということで、ユーロ建て、ルーブル建てといったように外貨建てでの投資になるケースも少なくありませんので、為替リスクも念頭に入れておいたほうが良いでしょう。
クラウドクレジットの過去案件の利回り例
ファンド名 | 利回り | 運用期間 |
---|---|---|
ニカラグア金融事業者支援ファンド3号 | 5.0% | 約37か月 |
【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド63号 | 6.6% | 約13か月 |
【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド32号 | 9.3% | 約13か月 |
東欧金融事業者支援ファンド61号 | 10.0% | 約19か月 |
ユーラシア金融事業者ファンド7号 | 13.0% | 約13か月 |
まとめ
ソーシャルレンディングは利回りの高さが魅力の投資ですが、どのような背景で利回りが高くなっているかということを理解してから投資を始めることが大切です。今回ご紹介したソーシャルレンディングサービスを中心に、高利回りを実現できる会社やファンドを探してみて下さい。
どこがおすすめ?ソーシャルレンディング会社の比較・ランキング

HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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