ちょこっと不動産のメリット・デメリットは?投資の手順も解説

不動産投資を考えている人にとって悩みの一つが物件を購入するための資金です。不動産は高額な資産であるため初期費用も多額になりますが、ファンド形式の不動産投資であれば大きな初期費用や不動産経営の手間は必要ありません。

不動産ファンドの種類は様々ある中、2021年3月1日にスタートしたサービスが「ちょこっと不動産」です。この記事では、ちょこっと不動産の特徴やメリット・デメリットなどについて詳しく解説します。不動産投資を考えている方は参考にしてください。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. ちょこっと不動産の特徴
    1-1.1口1万円から投資可能
    1-2.優先劣後方式で投資家の元本を保護
    1-3.賃貸物件にはマスターリース契約を締結
    1-4.豊富な商品ラインナップ
    1-5.1号ファンドは4月初旬にリリース予定、予定分配率は6.0%程度
  2. ちょこっと不動産のメリット
    2-1.少額から不動産投資が始められる
    2-2.24時間365日取引できる
    2-3.運用の手間がかからない
    2-4.投資家保護の仕組みが導入されている
    2-5.ワンストップでポートフォリオを構築可能
  3. ちょこっと不動産のデメリット
    3-1.元本保証ではない
    3-2.譲渡や相続、提携金融機関以外の出金に手数料がかかる
    3-3.過去の実績がない
  4. ちょこっと不動産を始める手順
    4-1.会員登録
    4-2.案件応募
  5. まとめ

1.ちょこっと不動産の特徴

ちょこっと不動産ちょこっと不動産は、不動産特定共同事業法電子取引業務の認可を受けた事業者が提供している不動産クラウドファンディングサービスです。運営元の株式会社良栄は、用地取得から市場分析、企画、設計、施工、アフターサービスに至るまで自社一貫体制を築いており、不動産開発や不動産賃貸の分野で多くの実績があります。

2021年3月に不動産クラファンのちょこっと不動産をオープンし、第一号ファンド募集に向けて投資家を募集しています。ちょこっと不動産の主な特徴は以下の通りです。

1-1.1口1万円から投資可能

ちょこっと不動産は1口1万円から不動産投資を開始できるのが特徴です。不動産投資を資産運用の手段として検討していても、現物の不動産を取得するには多額の費用が必要になることも少なくありません。

しかし、ちょこっと不動産の最低投資金額は1口1万円に設定されているので、不動産投資を少額から手軽に始めることができます。

1-2.優先劣後方式で投資家の元本が守られやすい

ちょこっと不動産では、元本割れリスクを軽減するために優先劣後方式を採用しています。優先劣後方式では、不動産評価額が下落した場合でも、下落幅が劣後出資部分までであれば、優先出資の元本が毀損されることがありません。

1-3.賃貸物件にはマスターリース契約を締結

ちょこっと不動産では賃貸不動産を運用する場合、マスターリース契約を締結します。マスターリース契約とは、物件オーナーと不動産会社の間で行う契約で、物件を一括で借り上げ、入室状況にかかわらず固定の金額が支払われるのが特徴です。

ちょこっと不動産で組成されたファンドで賃貸物件を購入した場合、運営会社はオーナーである責任組合(投資家)に対して、入室状況にかかわらず一定の金額を支払うことになります。

1-4.豊富な商品ラインナップ

ちょこっと不動産では、投資可能な商品が豊富です。対象不動産はレジデンス(戸建て、アパート、マンション)、オフィスビル、テナントビル、店舗などが予定されており、運用期間も短期~中長期とラインナップに幅を持たせることが予定されています。

1-5.1号ファンドは4月初旬にリリース予定、予定分配率は6.0%程度

第1号ファンドの詳細は4月初旬にリリース予定で、対象不動産は都内区分マンション、期間は6~12カ月、予定分配率6.0%程度が予定されています。案件公開後、応募が殺到されば募集の早期打ち切りとなる可能性もあるので、関心のある方は今後のスケジュールについてこまめにチェックすることも大切です。

2.ちょこっと不動産のメリット

不動産クラウドファンディングとしてちょこっと不動産を利用するメリットを確認してみましょう。

2-1.少額から不動産投資が始められる

ちょこっと不動産は、少額から気軽に不動産投資を始められるのが大きなメリットです。現物の不動産投資は物件購入なら数百万円〜数千万円が必要になる一方で、1口1万円という少額で投資することが可能です。

2-2.インターネットで24時間365日取引できる

不動産投資では投資先についてしっかりと情報収集して判断することが大切ですが、その時間を確保できない場合もあります。仕事や家庭の都合などで、物件を現地で確認したり、不動産会社に相談して資料を見せてもらったりするのは手間や時間を要します。

一方、ちょこっと不動産ではインターネット上で情報の確認や契約を行えるので、24時間365日取引可能です。これまで時間の都合で投資を諦めていた場合でも、ちょこっと不動産では、空き時間や都合のつけやすい時間帯に取引できます。

2-3.運用の手間がかからない

現物不動産投資の特徴の一つとして、物件を購入するだけでなく、運用(賃貸経営)しなければならないことが挙げられます。

オーナーとして事業をすることになるため、相応の手間や時間が必要となるほか、修繕費などの費用もかかります。不動産の物件管理は専門的なノウハウも必要なので、ある程度時間を割いて勉強する必要があります

一方、ちょこっと不動産では、物件の運用は考える必要がないため、出資を行った後は分配を待つのみです。余計な費用が発生することもなく、賃貸経営のため余分に時間を割く必要もありません。

このように運用面の手間がかからないので、忙しい方や手放しの運用を求める際に大きなメリットとなります。

2-4.投資家保護の仕組みが導入されている

ちょこっと不動産は不動産特定共同事業法で定められている投資家保護要件を満たしているほか、優先劣後方式やマスターリースの採用によって投資家保護を図っています。これにより、投資家はリスクを抑えて運用を任せることができます。

2-5.ワンストップでポートフォリオを構築可能

不動産クラウドファンディングではファンドの用途や利回り、運用期間などが画一化しやすく、リスク分散のための分散投資では複数のサービスを登録しなければならないこともあります。

そこで、ちょこっと不動産は様々な商品ラインナップを用意することを予定しており、複数のファンドに分散投資することにより、自分にあったポートフォリオの構築を目指すなど、ワンストップでポートフォリオが作れるような形を志向しているのが特徴です。

3.ちょこっと不動産のデメリット

ちょこっと不動産は投資初心者でも始めやすいサービスで、多くのメリットを備えています。しかし、投資におけるデメリットについてもそれぞれ確認しておきましょう。

3-1.元本保証ではない

ちょこっと不動産はリスク回避のために様々な仕組みを構築していますが、対象不動産の価格変動によっては、投資元本を割り込む可能性があります。

また、分配金も保証されているわけではありません。経済環境や事業収益の状況によっては分配金が出ない可能性があるほか、出資金が返済される保証もありません。

これらのリスクは、ちょこっと不動産に限らず他の不動産投資にも伴うリスクとなるので、留意しておくことが大切です。

3-2.譲渡や相続、提携金融機関以外の出金に手数料がかかる

ちょこっと不動産の契約手数料は無料ですが、譲渡や相続の手続きには譲渡事務手数料と相続事務手数料でそれぞれ11000円(税込)が必要です。

また、出金手数料はGMOあおぞらネット銀行の場合は無料ですが、それ以外の金融機関の場合、166~261円(税込)が必要です。

3-3.過去の実績がない

ちょこっと不動産はサイトオープンが2021年3月1日に開始したサービスで、ファンド案件の募集や実績はまだありません。

4.ちょこっと不動産を始める手順

ちょこっと不動産で投資を始めるには、まず会員登録を行う必要があります。会員登録には以下の書類等を準備します。

  • メールアドレス
  • 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど、写真つきのものを2点)
  • マイナンバー確認書類(マイナンバーカードなど。会員登録後でも可)
  • 銀行口座情報確認書類(通帳、カード、口座情報のわかる画面のキャプチャ等)

4-1.会員登録

ちょこっと不動産の申し込みページにアクセスし、メールアドレスやパスワード、秘密の質問などを設定すると仮登録完了となり、登録したメールアドレスに本登録用のURLが送られてきます。

メールから本登録用のページにアクセスし、個人情報や口座情報の入力、各種確認書類のアップロードを行います。会員登録手続きが終わると、運営会社側で審査が行われ、登録住所に本人確認はがきが転送不可の簡易書留で郵送されてきます。

4-2.案件応募

本人確認はがきに記載されている本人確認コードを入力することでサービスへの本登録が完了し、案件への応募が行えるようになります。

ここまで、最短で1週間ほどかかり、申し込み状況によってはそれ以上の期間が必要になるため、余裕をもって申し込んでおくのがポイントです。

第1号ファンドの詳細は4月初旬にリリース予定で、対象不動産は都内区分マンション、期間は6~12カ月、予定分配率6.0%程度が予定されています。案件公開後、応募が殺到されば募集の早期打ち切りとなる可能性もあるので、関心のある方は今後のスケジュールについてこまめにチェックすることも大切です。

まとめ

ちょこっと不動産は、1口1万円と少額から不動産投資ができる不動産クラウドファンディングサービスです。投資家保護の仕組みが導入されており、将来的にはワンストップで分散投資ができる多様な商品ラインナップとなっていく予定です。

ただし、案件選びをする際はリスクや注意点を確認するなどして、慎重に検討することが大切です。ちょこっと不動産の案件が募集開始された際は、それぞれの詳細を確認し、リターンだけでなくリスクを踏まえた投資を検討するようにしましょう。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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