融資型CFのバンカーズHDがクラウドクレジットを子会社化

融資型クラウドファンディング(CF)「Bankers(バンカーズ)」を手がける株式会社バンカーズ・ホールディングスは12月28日、同業のクラウドクレジット株式会社を買収することで同社と合意したと発表した。買収金額は非公表。バンカーズHDがクラウドクレジット社の全株を2023年1月1日付けで取得、完全子会社化し、以降は同じグループで融資型CF事業を運営する。

バンカーズとクラウドクレジットは、グループ内の人材交流やノウハウの共有を行うが、バンカーズグループ傘下の別会社としてそれぞれのブランドでサービスを運営していく。バンカーズHDは20年12月から子会社の株式会社バンカーズを通じ、主に国内事業者向けの融資を対象事業とした貸付型ファンドによる融資型CF事業を展開している。

クラウドクレジットは14年6月から海外向けローンファンドに特化した融資型CF事業を運営、海外案件の発掘と商品化に関して、国内企業として豊富なノウハウと実績を持つ。

しかし、クラウドクレジットの業績はサービス開始の14年以降、赤字が続いている。22年12月期は、ウクライナ侵攻でファンドの販売、運営面に影響を受けており、今後の見通しについては「精査中」という状況。ただし、「実績値として22年1月~3月のファンド販売額は21年度を下回っているものの、経費削減を徹底し、営業損益ベースでは21年同期より改善した。22年4月は法人向けファンド販売が進捗し、ファンド販売額は21年を上回る水準」だと説明。今後は遅延先の回収の早期化、回収額の最大化を最優先事項とし、法人向けファンドの強化など、業績の着実な成⾧と安定した収益の確保を目指すとしている。

バンカーズHDは資本金30億円超、クラウドクレジット社の資本金は31億円と、同規模の大手による買収となる。クラウドクレジットを傘下とすることで「異なる強みと専門性の合流で、グループとして、国内のみならず海外案件も対象としたより幅広い商品を取り揃え、投資家に一層満足度の高いサービスを提供する」狙いだ。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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