目次
1. ROBOPROの特徴
「ROBOPRO」はAlpacaJapan社が提供する、ETF(上場投資信託)を対象資産としたAI技術を個人向けに初解禁し、FOLIOのポートフォリオ最適化技術を融合させ、本格的に資産運用にAIを活用した「進化版ロボアドバイザー」です。
ROBOPROでは、「ブラック・リッターマンモデル」を使って各資産の将来のリターン予測をしており、その予測の際にAIを活用しています。また、各資産の配分比率は上限50%、下限を0%と設定することで、従前のロボアドバイザーとは異なる独自のポートフォリオ構築を行っています。
具体的な運用プロセとしては、世界各国の株式指数や債券・通貨など40種類以上のマーケットデータなどを収集し、機械学習の技術を用いて大量の予測スコアを生成して厳選。採用された予測スコアから期待リターンを推定し、マーケットリスクも考慮した上で資産配分を計算する、というプロセスを行うことで比較的短期のトレンドに照準を定めています。
投資額は10万円から、運用手数料については運用額3000万円までは預り資産の年率1.1%(税込)、運用額が3000万円を超える部分は年率0.55%(税込)が適用されます。手数料は大手のロボアドバイザーと同水準ですが、アクティブファンドなどと比べると低い水準と言えます。
なお、セキュリティや投資家保護の面でも、投資家のデータの送受信は256 bit SSL通信方式を採用し暗号化。保管時も全て暗号化し強固なセキュリティ対応を実施しています。分別管理による資産保全や日本投資者保護基金にも加入により、万が一の際にも対策が取られています。
サービス名 | ROBOPRO |
URL | https://folio-sec.com/ |
運営会社名 | 株式会社FOLIO |
本社所在地 | 東京都千代田区一番町16-1 共同ビル一番町4F |
設立 | 2015年 |
代表取締役 | 梶原 俊一
【代表経歴】 |
資本金 | 91億2万1636円(2019年3月末時点) |
社員数 | 97人(2019年6月現在) |
主な資本提携・業務提携先 | LINE Financial 株式会社 Rakuten Europe S.a.r.l. ジャフコ SV5 共有投資事業有限責任組合など |
上場有無 | 非上場 |
サービス開始年月 | 2020年1月 |
運用手数料 | 運用額3000万円まで:預り資産の年率1.1%(税込) 運用額が3000万円を超える部分:年率0.55%(税込) |
最低投資金額 | 10万円 |
入金方法 | リアルタイム入金、銀行振込 |
投資対象 | ETF(米国株、先進国株、新興国株、米国債、新興国債、ハイイールド債、金、不動産) |
リバランス | 1ヶ月に1回、リバランスを実施 ※リバランスとは、相場の価格変動に応じて保有割合を再調整すること |
※2020年3月時点の情報となります。最新情報に関しては上記サイトを御覧ください。
2. ROBOPROのメリット
- 本格的にAIを活用した「進化版ロボアドバイザー」短期売却ニーズにも対応
- シミュレーションでは過去5年間で年率換算8.5%の収益率(*1)を計測
- 投資額は10万円から、運用手数料は年1.1%(税込)
- 強固なセキュリティ体制、分別管理や投資者保護基金への加入も
2-1. 本格的にAIを活用した「進化版ロボアドバイザー」短期売却ニーズにも対応
「ROBOPRO」では、為替予測などの分野ではすでに金融機関に採用されているAlpacaJapan社のETF(上場投資信託)を対象資産としたAI技術を個人向けに初解禁しました。この技術にFOLIOのポートフォリオ最適化技術を融合させ、本格的に資産運用にAIを活用したロボアドバイザーを提供しています。
従来のロボアドバイザーは、基本的に1つの運用ロジック(現代ポートフォリオ理論)に従ってポートフォリオを作成し、市況の変化に合わせてそのバランスが崩れないように調整するものでしたが、「ROBOPRO」は、ベイズ統計を用いて投資家の見通しを考慮に入れる「ブラック・リッターマンモデル」を使って各資産の将来のリターン予測しています。具体的には、以下のような運用プロセスを行うことで比較的短期のトレンドに照準を定めた、従来とは異なる進化を遂げた運用戦略となっています。
ROBOPROの運用プロセス
- 世界各国の株式指数や債券・通貨など40種類以上のマーケットデータなどを収集し、統計的処理によって数百種類以上の特徴量を計算
- 特徴量から機械学習の技術を用いて大量の予測スコアを生成して厳選
- 厳選された予測スコアの精度を再度評価して、平均精度が高く、かつ性能のばらつきが少ない予測スコアを採用。
- 採用された予測スコアから期待リターンを推定し、マーケットリスクも考慮した上で最適な資産配分を計算
また、1銘柄の配分比率の上限は50%まで、下限を0%に設定したことにより、これまでのロボアドとは異なり、時々の情勢をポートフォリオに反映することが可能となっています。
2-2. シミュレーションでは過去5年間で年率換算8.5%の収益率(*1)を計測
「ROBOPRO」の過去5年間のバックテストによる運用成績(運用利回り)は年率換算で8.5%を計測。FOLIO社が提供しているロボアドバイザー「おまかせ投資」の積極運用プランと比較した場合、+2.8%(*2)アウトパフォームしている結果となりました。
(*1)2015年1月1日〜2019年12月31日の5年間、「ROBOPRO」で運用を行ったと仮定してパフォーマンスをシミュレーションしたものです。
(*2)同期間において「おまかせ投資」の積極運用プランで運用を行ったと仮定してパフォーマンスをシミュレーションした結果(年率換算5.7%)と*1の数値の比較です。
*1*2ともに少数第2位以下を切り捨てています。グラフは、同期間における「ROBOPRO」及び「おまかせ投資」の積極運用プランの運用シミュレーションです。各シミュレーションでは、運用手数料を年率1.1%(税込)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定しています。また、分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資すると仮定して計算しています。情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。シミュレーションは将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
2-3. 投資額は10万円から、運用手数料は年1.1%(税込)
ROBOPROの投資額は10万円からとなっています。ロボアドバイザーには1万円の少額から始められるサービスなどもありますので、それに比べると投資を始めるのに必要な金額はやや多めとなっています。
また、運用手数料については運用額3000万円までは、預り資産の年率1.1%(税込)、運用額が3000万円を超える部分は年率0.55%(税込)が適用されます。こちらは大手のロボアドバイザーと同水準となっていますが、アクティブファンドの運用手数料などと比べれば低い水準となっています。
2-4. 強固なセキュリティ体制、分別管理や投資者保護基金への加入も
投資家のデータの送受信は256 bit SSL通信方式を採用し暗号化。保管時も全て暗号化し強固なセキュリティ対応を実施しています。金融ISACやJPCERT/CC早期警戒網など外部機関と連携し、セキュリティ体制を敷いています。
また、分別管理により資産を保全しているため、フォリオが倒産した場合でも、預かり資産は投資家に返還されます。加えて、日本投資者保護基金にも加入しているため、万が一分別管理の不備等があった場合には、日本投資者保護基金が投資家一人当たり上限1,000万円まで補償してもらえます。
3. ROBOPROの口座開設の流れ
ROBOPROでは下記4ステップでスマホ完結・最短翌営業日に口座開設を完了できます。
- STEP1 書面の確認・プロフィール
- STEP2 連絡先
- STEP3 本人確認書類
- STEP4 口座開設完了
STEP1 書面の確認・プロフィール
まずは、ROBOPROのページから口座開設の申込画面へと遷移し、書類の確認や氏名・生年月日などを入力します。
STEP2 連絡先
規約に同意し、パスワードを設定するだけで利用登録できるようになります。
STEP3 本人確認書類
本人確認書類を画像でアップロードします。
STEP4 口座開設完了
本人確認ができれば最短翌営業日に口座開設完了となります。
7. ROBOPROに無料で口座開設をする
ROBOPROの詳細をさらに知りたい方、口座開設を希望される方は下記よりサイトをご覧下さい。
ロボアドバイザーのサービス・会社
HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム
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