ロボアドバイザーはオンラインの申込みで簡単に始めることができ、手数料も年0.5%~1%程度と利用しやすい一方で、まだまだ歴史の浅い運営会社がほとんどです。そのため、投資先として、まずは大手から検討したいという方も少なくないのではないでしょうか?
大手企業が運営するサービスであれば、おもに下記のようなメリットがあります。
- 資本金などが大きく、倒産の心配が少ない
- システムや機能が充実している
- 口座管理やコンプライアンス体制などがしっかりしている
- サポートがしっかりしている
この記事では、大手が運営するロボアドバイザーサービスをピックアップしてご紹介したいと思います。
大手が運営しているロボアドバイザーサービス
預かり資産やdカードでの積立額に応じてドコモdポイントがもらえる!dカードによるおつり投資機能も「THEO+docomo」
THEO+[テオプラス] docomoはTHEOの運営会社の株式会社お金のデザインと株式会社NTTドコモとの協業サービスで、最低投資額1万円、変更・解約・証券口座への出金の申込みは365日24時間いつでも可能と、少額から取り組みやすいサービスです。また、新機能であるdカード(dカード、dカード GOLD)によるおつり積立機能と、ドコモ口座との連携が可能なことが特徴です。また、dポイントで入金できる機能や運用額に応じてdポイントがたまる点も特徴となっています。
また、運用額に応じてdポイントが貯まるほか、dカード決済による積立投資を行うと積立額に応じて最大1%のdポイントが毎月たまる「dカード積立」のサービスも提供されています。1度dカードを登録するだけで、毎月自動積立が行うことができ、積立額は毎月1万円~(最大5万円まで)可能です。運用額に応じて貯まるポイントとあわせてダブルでポイントが貯められるため、dカード利用者の方はおトクに積立ができるメリットがあります。
運用面では、最大約30銘柄もの世界のETFを組み合わせて、年齢や金融資産額に応じた231の運用ポートフォリオを構築し、少額から国際分散投資を行うことが可能です。また、搭載されたAIが、世界中の膨大な自然言語情報や市場データを収集・分析し、その情報をもとに銘柄や資産クラスが一定期間後に大幅に下落するかを判断。大きな下落リスクのある銘柄の比率を下げ、保守的なポートフォリオへと変更してくれます。これまで機関投資家しか利用できなかったハイクラスな資産運用を個人でも利用できるようにしたサービスです。
預かり資産・運用者数No.1(※)、大手企業多数出資、メディアにも多数掲載「ウェルスナビ」
ウェルスナビは、最低投資額1万円、手数料は預かり資産の1.1%(現金部分を除く、年率・税込)、追加の手数料なし、自動積立も1万円からと少額から取り組みやすいロボアドバイザーのサービスです。運営会社のウェルスナビ株式会社には、SMBCベンチャーキャピタル、SBIホールディングス株式会社、DBJキャピタル投資事業有限責任組合(日本政策投資銀行の100%子会社)など、大手金融機関・ベンチャーキャピタルが出資をしています。
運用面では、年齢や金融資産額などに基づき判定された5つのリスク許容度から、自動で適した運用ポートフォリオを構築してもらえるため、簡単に国際分散投資を始めることが可能です。また、資産運用によって受け取った分配金は、一定額以上になると、自動で再投資にまわしてもらうことができるため、分配金を引き出さずに再投資し続けることで「複利効果」による資産の成長が期待できます。特定口座なども選択可能ですので、確定申告などわずらわしい手続きもなく運用をすることができます。
なお、下記タイアップページ経由で新規に資産運用を開始するなどの条件を満たした方に対して、「1000円がプレゼント」されるタイアッププログラムを実施中です。(※詳細はキャンペーンページで確認してください)
※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年3月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年6月時点)
マネックスグループ会社が運営、1,000円から積立投資ができる「ON COMPASS(オン コンパス)」
ON COMPASS(オン コンパス:旧MSV LIFE/マネラップ)は、月々1,000円からの少額で本格的な国際分散投資を低コストで行うことができる投資一任型のロボアドバイザーです。運営会社であるマネックス・アセットマネジメント(旧マネックス・セゾン・バンガード投資顧問)は、マネックスグループの子会社となります。運用面では、「ためる」「たのしむ」「そなえる」の3つのタイプから利用者に最適な資産計画にもとづいて投資を行ってくれるため、投資初心者でも手軽に国際分散投資を開始することができます。投資先は低コストのETFに絞られていることで手数料が年率1.0075%程度(税込)と他の主要ロボアドバイザーよりも低い水準となっているだけでなく、1000円という少額から本格的な投資ができることも大きな特徴です。
まとめ
ロボアドバイザーは各社が異なるアルゴリズムや商品ラインナップで構成されていますので、1社だけでなく複数社に分散して投資するというのも一つのやり方です。今回ご紹介した大手のロボアドバイザーサービスを中心にぜひ検討してみてください。
少額株式投資・ロボアドバイザーの比較
HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム
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