株式会社お金のデザインが提供する、資産運用サービス「THEO(テオ)」が、2月16日でサービス開始8周年を迎えた。運用金額は今年1月31日時点で2200億円を突破、ユーザー数は13万人と、約7年で19倍に成長した。同社は特設サイトでインフォグラフィックスを公開、サービスの特徴とユーザーの動向など紹介している。
ポートフォリオは周年ごとに公開されており、今回は「THEO TIMES」という英字新聞調のデザイン。同社取締役CIO(最高投資責任者)のスチュワートボックス マット氏が、2023年のTHEOの運用実績を解説する形式となっている。
THEOでは目的別の3つの機能ポートフォリオを組み合わせて、資産配分を決定している。簡単な質問に答えるだけで、231通りあるポートフォリオの中から最適なポートフォリオを提案してくれる。3つの機能別ポートフォリオは「株式(グロース)」「債券(インカム)」「実物資産(インフレヘッジ)」で、23年はグロースが前年比32.2%増、インカム、インフレヘッジがともに同15.7%増(円ベース)で、機能別ポートフォリオすべてがプラスとなった。
また、23年はTHEOに「リスク調整機能」(ビジネス・モデル特許取得)が追加された。保有株式をインプットすると、保有株式と合わせたときに最適になるようTHEOを調整。顧客の資産全体のリスク低減を図る。今後は「顧客の資産サイドと負債サイドを含めたバランスシート全体を考慮し、最適なポートフォリオを提案できるような機能をリリースしていきたい」(同社)としている。
インフォグラフィックスでは、2023年12月に実施したユーザーアンケート(回答数9414名)を基に、ユーザーの属性や運用期間ごとの損益情報などを紹介している。それによると、ユーザーでTHEOを利用するまで投資経験が「ほとんどない」は60%、「ある程度ある」35%、「豊富にある」5%で、初心者が過半数。男女比率は男性71%だが、女性も徐々に増えている。年代別では20代4%、30代19%、40代35%、50代29%、60代11%、70代以上2%と、40代~50代を中心に幅広い。
保有資産は、約60%が1000万円未満で、資産形成層が中心。平均初回入金額は約16万円、一人あたりの平均運用額約170万円。積立率と平均積立金額では、77%が平均約3万5千円で積立を実施している。
THEO+(テオプラス)docomoで「dカード積立」を使っている人は2万8千人以上、ESG投資を気軽に始められる「THEOグリーン」は1万4千人に増えている。
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