金融庁のレポートで老後に2,000万円が不足するということが取り上げられたことにより、老後に向けての資産運用ニーズが高まっています。以前は株式投資を始めるハードルが高かったのですが、現在はフィンテックなどが進んだことにより、少額からでも株式投資ができるようになってきました。
そこで今回は、比較的少額から株式投資を始めることができるサービスをピックアップしてご紹介していきたいと思います。本格的に株式投資をする前に感覚を掴みたいという方や、株式投資をしながら学んでいきたいという方はぜひ参考にしてみてください。
少額で株式投資ができるサービス
Tポイントで1株数百円から株式投資ができる!SBIネオモバイル証券「ネオモバ」

SBIネオモバイル証券(ネオモバ)は、ネット証券 口座開設数 No.1(※1)の「SBI証券」と、共通ポイント貯まる・使える店数No.1(※2)のポイントサービス「Tポイント」とマーケティングを繋ぐ「CCCマーケティング」の共同出資で誕生した会社です。
SBIネオモバイル証券では、Tポイントで株式投資ができるサービスで1株単位から株式が購入できるため、数百ptのTポイントから株式投資を開始することができます。また、積立投資も行うことができるため、少額から投資を始めて単元株を取得するといった投資方法も可能です。
利用料は月額220円(税込)からとなっていますが、ネオモバ限定Tポイントが毎月200ptもらえるため、非常に取り組みやすいサービスです。
※1 2019年3月現在の口座開設数。比較対象範囲は、主要ネット証券5社との比較となります。「主要ネット証券」とは、口座開設数上位5社のSBI証券、カブドットコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券(カナ順)を指します。(2019年3月末現在、各社公表資料等より、SBI証券調べ)
※2 2019年3月末時点 Tポイント・ジャパン調べ
100円から株が買えて、100万円以下までは購入手数料無料!dポイントでも投資できる「日興フロッギー」

日興フロッギーはSMBC日興証券が提供している、記事から株が買えるサービスです。日興フロッギーでは、様々な企業が紹介されている記事やマーケット情報を読みながら情報収集ができ、その企業が気に入ればそのまま株を購入することができます。日興フロッギーで購入できる対象は、東京証券取引所上場の約3,700銘柄の株式やETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)など豊富です。
日興フロッギーでは、100円から株式を購入することができ、100万円までの株の購入には手数料がかかりません。コツコツと少額で株数を増やしていくといった投資方法も取り組みやすくなっています。
また、「日興フロッギー+docomo」というNTTドコモとの協業サービスも提供しており、日興フロッギーにログインしてdアカウントを連携することで「dポイント」を使って、100ポイントから株式投資を始めることができます。
NISA口座を利用することも可能なので、成長を期待している株や長期保有したい株があるという方にもメリットがあります。
1口1万円からIPOやバイアウトを目指すベンチャー企業に株式投資ができる「ファンディーノ」

ファンディーノ(FUNDINNO)は、累計成約件数255件、累計応募金額81億円(2022年5月時点)を超える株式投資型クラウドファンディングサービスです。1口10万円前後の小口から、IPOやバイアウトを目指す企業の株式に投資することができ、投資後も投資先企業からのIR情報を定期的に確認することが可能です。
応募企業については、個人投資家保護の観点から、詳細な調査とリスクの洗い出しを行うなど厳正な審査を行い、その審査方針は「将来的にスケールする可能性のある会社かどうか?」「革新性はあるか?」「独自性はあるか?」といったような明確な基準に基づいています。審査過程は、公認会計士・弁護士・税理士等有識者を中心としたチームで行い、また、審査会議においては多数決ではなく、審査員全員一致でなければ通過することができないという厳しい審査を行っています。
非上場株式への投資ということでハイリスクではありますが、IPOやバイアウトを目指す成長性の高い企業に小口から投資をすることができるため、ハイリターンを目指したい方や、共感できる企業や面白そうな企業を応援してみたいという方におすすめのサービスです。
LINEポイントやLINE Payの残高を利用可能!株式投資は1株数百円、投資信託は100円から始められる「LINE証券」

LINE証券は、LINE証券株式会社が運営するサービスで、LINEアプリで1株数百円から有名企業300社の株式を買うことができます。平日21時まで取引可能なので、日中は忙しいという会社員の方にも取り組みやすいサービスとなっています、また、LINEポイントを証券口座への入金に充当して株を買うことも可能なほか、LINE Payの残高からもかんたんに入金することができるため、貯まっているLINEポイントやLINE Payの残高を利用して始めることができます。
配当の配分や株式分割の割当ては保有株数に応じて受けることができるため、少額から配当狙いの投資などを始めることもできます。また、株以外にも投資信託を手数料無料で100円から購入することもでき、こちらもLINEポイントが利用可能です。すべての投資信託の購入手数料が無料というのも取り組みやすいポイントです。
どこがおすすめ?少額株式投資・ロボアドバイザーの比較・ランキング

HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム

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