投資のプロがおすすめするロボアド3選は?新NISA対応や特徴を解説

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この記事では、AI(人工知能)を活用した投資サービスであるロボアドバイザーについて、その種類と特徴、そして2024年から始まる新NISAに対応したロボアドバイザーについて解説します。

また、おすすめのロボアドバイザー3選を紹介し、それぞれの特徴と新NISA対応の詳細についても説明します。是非参考にしてみてください。

※本記事は2024年3月14日時点の情報です。最新の情報についてはご自身でもよくお調べください。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. ロボアドバイザー(ロボアド)は大きく分けて2種類
  2. 新NISAに対応したロボアドバイザーも
  3. おすすめのロボアドバイザー3選
    3-1.WealthNavi(ウェルスナビ)
    3-2.ROBOPRO(ロボプロ)
    3-3.SUSTEN
  4. まとめ

1. ロボアドバイザー(ロボアド)は大きく分けて2種類

ロボアドバイザーはAI(人工知能)を活用した投資サービスで、投資診断や投資アドバイス、運用などを行います。ロボアドバイザーのサービスは主に「アドバイス型」と「投資一任型」の2つに分けられます。アドバイス型ではロボアドバイザーが資産配分を提案し、利用者がその提案を基に自分で投資信託やETF(上場投資信託)を購入します。

一方、投資一任型ではロボアドバイザーの提案に基づいて資産配分を決定し、その方針に従って投資信託やETFなどが自動的に購入されます。また、定期的に資産の価値を確認し、時価が基準とする配分から大きく外れた場合には「リバランス」が行われ、値上がりした資産を売り、値下がりした資産を買う操作が行われます。

アドバイス型の特徴

  • 利用者が購入手続きをする
  • 利用者がリバランスする
  • 手数料が比較的安い

投資一任型の特徴

  • 原則、自動で取引
  • 自動でリバランス
  • 手数料が比較的高い

2.新NISAに対応したロボアドバイザーも

2024年から新NISAがスタートし、それに対応するロボアドバイザーの数も増えています。新NISAには、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの投資枠が設けられており、それぞれで運用可能な投信やETFが定められています。

たとえば、ウェルスナビの「おまかせNISA」は、リスク許容度に応じて5種類の資産配分パターンから提案が行なわれ、新NISA口座に自動積立だけで入金した場合の手数料は0.693~0.733%(年率・税込)です。

リスク許容度別資産購入の割合
出典:ウェルスナビ「「おまかせNISA」はどのように売買する?

つみたて投資枠では株のETFを、成長投資枠では米国株を含む株式や債券、不動産、金などを含む幅広い資産のETFを運用します。また、定期的に資産の状況を確認し、リバランスします。

また、sustenキャピタル・マネジメントの「SUSTEN」も投資一任型のロボアドバイザーで、新NISAに対応しています。手数料は年率0.08~0.3%(年率・税込)です。資産の配分を自動で調整し、投資枠を節約する機能もあります。

価格が下がった資産を一度売却して買い直すことで、翌年に差額分の生涯投資枠を復活させることが可能です。年間の投資枠を使い切ったときは課税口座で投信を購入し、翌年にその投信を売却してNISAの投資枠で買い直すこともできます。これにより、実質的にNISA口座に移すことが可能です。

3.おすすめのロボアドバイザー3選

資産運用に役立つロボアドバイザーを3つ紹介します。

3-1.WealthNavi(ウェルスナビ)

ウェルスナビ(Wealthnavi)出典:ウェルスナビ「NISAも使える全自動の資産運用

ウェルスナビ株式会社が提供するロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」は、2023年11月6日時点で預かり資産が9,500億円を突破しました。これは、2016年7月の正式リリースから約7年3カ月の間に達成されたものです。これにより、「WealthNavi」は国内No.1のロボアドバイザーとなっています。

参考:ウェルスナビ「預かり資産・運用者数 国内No.1ロボアドバイザー(※1)「WealthNavi(ウェルスナビ)」が預かり資産9,500億円を突破

ウェルスナビは、ノーベル賞受賞者の理論に基づいた「長期・積立・分散」の資産運用を自動で行うサービスで、その機能性、透明性、シンプルな手数料が評価されています。また、強固な顧客基盤を持つパートナー企業を通じても利用が広がっています。

ウェルスナビは2024年1月から始まる新NISAに全面的に対応し、NISA口座と通常の口座それぞれの部分最適ではなく、顧客から預かる資産全体を最適化します。新NISAでは、自動積立を利用すると、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の両方で資産を購入します。

自動積立のみで入金する場合、新NISA口座全体の手数料は、リスク許容度に応じて年率0.63〜0.67%程度(税込0.693~0.733%)となる見込みです。新NISAの開始を機に、より多くの人々が資産運用に取り組めるよう、サービスの改善が続けられています。

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ウェルスナビ・タイアッププログラム

3-2.ROBOPRO(ロボプロ)

ROBOPRO
出典:ROBOPRO「あなたの資産形成に、AIの将来予測を

ROBOPROは40以上のマーケットデータを活用し、統計的処理で2,000種類以上の特徴量を計算して相場の将来を予測します。また、月に1度投資配分を大胆に変更し、最大8つのETFの中から銘柄を選定し、これにより、パフォーマンスの最大化を目指します。


出典:ROBOPRO(「ROBOPROは、AIで金融市場を先読みする資産運用サービスです

また、ROBOPROは人間の感情や思い込みに左右されない定量的な視点で冷静な判断をします。一般的なロボアドバイザーとは異なり、金融市場を細かく先読みして定期的に投資配分を調整し、あらゆる金融局面に対応してリスクとリターンのバランスを取りながら、資産拡大の機会を積極的に狙うからです。

これにより、ROBOPROは他のロボアドバイザーとは全く異なる金融商品となっています。一般的なロボアドバイザーは顧客のリスク許容度に応じて投資配分を提案し、運用コースを変更しない限り大幅な調整はされにくい設計です。

しかし、ROBOPROはこれとは異なり、AIを活用して金融市場を先読みし、定期的に投資配分を調整します。これにより、あらゆる金融局面に対応してリターンとリスクのバランスを取りながら、資産拡大の機会を積極的に狙います。

3-3.SUSTEN

SUSTEN
出典:SUSTEN「理想の投資を完全自動化

SUSTENはスマートフォン一つで利用でき、新NISA制度の最適化機能を備えた資産運用の自動化サービス(インベストメント・オートメーション)です。投資やNISAについて詳しく知らなくても、SUSTENはユーザーに合ったポートフォリオを自動的に構築します。

SUSTEN自動化
出典:SUSTEN「資産運用の自動化サービス

簡単な診断で、ユーザーに合ったポートフォリオ(資産配分)を決定してくれます。また、銘柄を選ぶ手間なく、日々進歩し続ける投資理論を常に取り入れながら、世界中に分散投資が可能です。これにより、SUSTENは資産運用を簡単かつ効率的にできるサービスとなっています。このような特徴から、SUSTENは資産運用における新たな可能性を提供していると言えるでしょう。

2024年から始まる新しいNISAは、個人投資家の資産運用に大きな変革をもたらすとされていますが、その使い方によっては将来の結果に大きな差がでる可能性があります。SUSTENの『インベストメント・オートメーション』は、新NISAに完全対応しており、一連の機能を自動化しています。これにより、ユーザーはいくつかの簡単な質問に答えるだけで、自分の状況に合わせた最適化されたオーダーメイドの投資プランを自動的に提供します。これにより、新NISAを最大限に利用することが可能です。

また、投資や新NISAについてよく知らない人でも、スマートフォン一つで簡単にこのサービスを利用できます。これにより、投資の敷居を下げ、より多くの人々の資産運用を可能にしています。このような特徴から、SUSTENの『インベストメント・オートメーション』は、新しいNISAを最大限に活用するための有力なツールと言えるでしょう。

4.まとめ

2024年1月に新しい少額投資非課税制度(NISA)が開始され、一部のロボアドバイザーはすでに新NISAに対応する方針を公表しています。この制度の拡充は資産運用への関心を高め、ロボアドバイザーにとっては好機となるでしょう。

しかし、NISAは1人あたり1口座しか開けない制限があり、ロボアドバイザーだけを提供する運営会社にとっては集客に不利な面も存在します。新NISA時代の到来にどのように対応していくのか、今後もロボアドバイザー各社の動きに注目です。

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山下耕太郎

一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011