独driveMybox、ブロックチェーン企業IBEXUSと提携し炭素排出量データ検証の確立へ

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ドイツに拠点を置く、コンテナ輸送プラットフォームdriveMyboxは、スイスのブロックチェーン企業IBEXUSと、コンテナトラック輸送で発生する炭素排出量データの検証と証明プロセスの確立に向け提携を結んだ。

driveMyboxは、輸送コストやスケジュールを最適化するプラットフォームを提供している企業だ。同社のプラットフォームではコンテナの予約やライブトラッキングが可能なだけでなく、空きコンテナのロスを軽減する効率的な運用を促す機能が搭載されている。IBEXUSは、カーボンニュートラルで知られるNEARブロックチェーンをパートナーに持ち、サービスプロバイダーとともにブロックチェーン上に構築できるデジタルソリューションを提供する会社だ。

今回の提携では、driveMyboxのデジタルオールインワンソリューションにブロックチェーンを活用して、輸送トラックの排出する炭素排出量と炭素相殺の測定、文書化のプロセスを完全にデジタル化することを目指している。具体的には、炭素量の測定をカーボンフットプリントソフトを提供するClimatePartners が実行することで、ISO14083 に準拠する証明書を発行。ブロックチェーンはNear-Protocol と Concordium の 2 つのインフラストラクチャが採用され、顧客のニーズに最適なテクノロジーの選択ができるという。これにより顧客が、炭素量の測定やカーボンオフセット証明書のライフサイクルを一貫して監視し、検証や保護が容易になるとしている。

driveMybox の CTO 兼共同創設者であるLeonard Heilig 氏は、「我々は、コンテナトラック輸送のプロセスを完全にデジタル化し、最適化する先駆者であると自負している。自社の顧客とサービスプロバイダーに付加価値サービスを提供したい」と述べている。

【参照記事】Using blockchain to monitor truck emissions

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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