ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」を提供するウェルスナビ株式会社は2月1日、2024年から始まった新NISAに関する意識調査の結果を公表した。新NISA開始後の1月12日、13日にかけ全国の20代~50代の今後の投資意向がある人。投資初心者あるいは投資未経験者(自己認識によって投資上級者を除外)1100人を対象にアンケートを実施、有効回答数は4120。
「新NISA開始に伴い『投資』に関する行動を変えたか、あるいは概ね今後1ケ月以内に変える予定があるか」と質問したところ、約半数にあたる49.7%は「行動を起こしていない」と回答した。
一方、「行動した」人の中で多かった回答は「資産運用やNISAに関して情報収集をした」が34.5%、「資産運用について家族や友人に相談した」が20.8%となっており、実際に証券口座を開いたのは7.7%にとどまった。
「新NISA制度について利用するうえで難しいと感じる点はあるか」という質問には、「NISA制度そのもの」という回答が58%で最多となり、制度自体の理解に苦慮している人が多いことがわかった。
難しさを感じる点として、「投資する商品の選び方」が56.1%、「投資する額の決め方」が47.9%となり、新NISAの利用を始めるまでに、既に多くのハードルを感じている様子がうかがえた。
「新NISAをどのように使いたいか」という質問をしたところ、最も多い回答は「将来のためにコツコツ運用したい」の72.7%。同社は「投資未経験の人の間でも、長期投資の重要性について理解が広がっている」と見る。また、「自分のライフプランにあった形で運用したい」人は56.7%と過半数に上り、ライフプランと資産運用を結びつけている人も多いという結果だった。
同社では、NISA対応サービスとして2021年2月に「おまかせNISA」をスタートしており、新NISAにも全面対応している。入金するだけで、非課税枠(つみたて投資枠/成長投資枠)を活用しながら、自動で資産を購入できる。また、NISAについて解説するセミナーやコラムで情報発信している。
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HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム
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