CATEGORY 投資ニュース

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

Optera、サプライチェーン排出量管理ツールをアップデート。施設レベルの排出量データの取り込み機能など搭載

サステナビリティ管理ソリューションを提供するOpteraは10月31日、スコープ3のデータ収集および排出量管理ツールであるサプライチェーン・マネージャー(Supply Chain Manager)をアップデートしたと発表した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

べイン、AQ Compute株の過半数取得。欧州でグリーンデータセンター開発推進

米投資ファンドのべイン・キャピタルは10月29日、独投資運用会社のAquila Group傘下のグリーンデータセンター開発業者であるAQ Compute株の80%を取得したと発表した。べインはAquilaとの戦略的提携を通じて、欧州全域でハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)および人工知能(AI)顧客向けの持続可能なデータセンターの開発・運営を大幅に加速させる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ブルックフィールド、オーステッドより英国で3.5GWの洋上風力発電所の株式取得。3,500億円投資

カナダの投資ファンドのブルックフィールド・アセット・マネジメントは10月30日、デンマークのエネルギー大手オーステッドより、英国で発電容量3.5ギガワット(GW)規模の洋上風力発電所4か所の株式12.45%を取得すると発表した。取引額は23億ドル(約3,500億円)。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

電動航空機ベータ、シリーズCで490億円調達。eVTOL開発推進して物流、防衛、医療などの市場開拓へ

電動航空機の開発を手掛けるベータ・テクノロジーズ(BETA Technologies)は10月31日、シリーズC(資金調達ラウンド)で3億1,800万ドル(約490億円)を調達したと発表した。電動垂直離着陸機(eVTOL)の開発を進め、物流や防衛、医療などの市場開拓を目指す。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

マイクロソフト、初の木材使用したハイパースケールDC建設。CO2多排出の鉄鋼やコンクリート代替

米マイクロソフトは10月31日、二酸化炭素(CO2)排出の主な原因である鉄鋼やコンクリートの使用量を大幅に削減するために、超軽量かつ超強度の木材を使用した初のデータセンターを建設していると発表した。同社によると、米国においてエンジニアードウッドのハイパースケールデータセンターとしては最初の事例になる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ヌビーンとレオン・キャピタル、不動産サステナコンサルLongevity Partnersに戦略的投資。建築領域のソリューション革新を推進

ヌビーンのプライベート・エクイティ・インパクト・チームとレオン・キャピタルは10月30日、不動産領域のサステナビリティ・コンサルティングを手掛けるLongevity Partnersに戦略的投資を実施した。レオンとヌビーンのプライベート・エクイティ・インパクト・チームが協働することで、Longevity Partnersのグローバルな継続的な成長を加速させるとともに、建物環境における持続可能性ソリューションのさらなる革新を推進させる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

Andium、シリーズBで33億円調達。遠隔フィールド監視プラットフォーム拡張して運用コストとGHG排出大幅削減に寄与

産業向けにあらゆるモノがネットにつながるIIoTプラットフォームを提供するAndiumは10月29日、シリーズB(資金調達ラウンド)で 2,170万ドル(約33億円)を調達したと発表した。遠隔フィールド監視プラットフォームを拡張し、エネルギーや鉱業会社の運用コストおよび温室効果ガス(GHG)の大幅削減に貢献する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

トランプ氏勝利で「グリーン・インセンティブは失われるが、再エネのコストは維持」。シュローダーが影響を予測

米国大統領選挙におけるドナルド・トランプ氏の勝利を受け、資産運用大手のシュローダー・インベストメント・マネジメントは11月6日、「米国大統領選挙の結果を受けて:投資家への影響」と題するレポートを発表した。トランプ氏の4年ぶりの大統領復帰が米国経済や世界貿易、株式および債券市場、エネルギー転換にどのような影響を持つのか、シュローダーの運用担当者が見解を述べている。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

【11/19開催】ゼブラ企業と欧州動向をもとに考える、成長至上“じゃない”社会と経済システム

日本で今注目されている組織のあり方の一つがゼブラ企業です。これは、複雑な社会課題の解決に挑みながら新たなお金の流れによって経済性と社会性の両立を図る企業のこと。経済産業省・中小企業庁がローカル・ゼブラ推進政策を発表するなど、新たな経済そしてビジネスのあり方として議論の的となっているのです。今回のイベントでは、ゼブラ企業を国内で普及する要となった株式会社Zebras and Company 共同創業者・代表取締役の田淵良敬さんをお招きし、成長だけに依存しない経済におけるビジネスおよび社会の姿について議論します。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

モーニングスター・サステナリティクス、CSRDやEUタクソノミーなどに対応した新ソリューションを提供開始

ESG(環境・社会・ガバナンス)評価機関モーニングスター・サステナリティクスは10月7日、欧州連合(EU)サステナブルファイナンス・アクションプランに関連する新ソリューションを提供すると発表した。企業持続可能性報告指令(CSRD)やEUタクソノミーなどに対応し、EUの新たな規制報告の課題に取り組む投資家および企業を支援する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ゴールドマン・サックスAM、再エネ電力BrightNightへの650億円の投資完了。クレジット・ファシリティは590億円に拡大

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント傘下のオルタナティブ運用チーム(Goldman Sachs Alternative)は10月7日、再生可能エネルギー電力ソリューションを提供するBrightNightへの4億4,000万ドル(約651億円)の戦略的投資を完了した。併せてクレジット・ファシリティ(融資限度枠の範囲で借り入れ・返済が可能)は、3億7,500万ドルから4億ドルに引き上げられた。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

Lithios、シード期に15億円調達。リチウム抽出の先進技術を拡大して世界的なEV・エネルギー需要に対応

電気化学的リチウム抽出技術を開発するLithiosは10月8日、シード期(創業前または創業後間もない企業が行う資金調達)に1,000万ドル(約14億9,000万円)を調達したと発表した。世界的に電気自動車(EV)やエネルギー需要が高まる中、低コストで持続可能なリチウム供給源へのアクセスを確保すべく、リチウム抽出の先進技術の拡大を図る。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

英国、25年よりキャップ&フロア方式採用へ。電力システムの脱炭素化に資する長期エネルギー貯蔵(LDES)投資後押し

英国政府は10月10日、再生可能エネルギー導入に伴う電力需給調整のための長期エネルギー貯蔵(LDES)への投資を促すべく、キャップ&フロア方式を開始すると発表した。2025年に第1ラウンドを実施する。