TAG 気候変動

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

リオティントとボルボ提携、低炭素素材とサステナブルな自立走行で脱炭素化。6月には気候変動対策も

英豪資源大手リオティント(ティッカーシンボル:RIO)とスウェーデン商用車大手ボルボ(VOLV B)は9月、戦略的パートナシップの覚書を締結したと発表した(*1)。リオティントは責任ある調達にもとづく低炭素な製品・ソリューションの供給と、ボルボの持続可能な自立走行ソリューションの試験運用をつうじた脱炭素化をはかる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

WWFジャパン、2030年目標達成のためカーボンプライシングの導入を要請

公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)は11月4日に声明を発表。日本政府が脱炭素社会に向けた戦略を話し合う「GX実行会議」で、二酸化炭素の排出などに金銭負担を求めるカーボンプライシング(CP)の基本的な構想案を示したことを受け、「2030年目標達成のため排出削減を強く促すCPを透明性の高い議論に基づき導入することを要請する」とする声明を発表した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ミュンヘン再保険 23年4月より新規石油・ガス田開発への投資・引き受け停止し保険商品などに適用

独ミュンヘン再保険(ティッカーシンボル:MUV2)は10月6日、新たに石油・ガス業界向けの投資、保険引き受け方針を公表した(*1)。自社の投資、(再)保険取引、および事業オペレーションの脱炭素化を推進すべく、2023年4月から新規の石油・ガス田開発事業への投資、保険引き受けを停止する意向だ。

ESG投資コラム

世界最大級の日用品メーカー、ユニリーバのサステナブルな取り組みは?投資できるファンドも

2015年に国連サミットで持続可能な開発目標(SDGs)が採択されたほか、気候変動の国際的な枠組み「パリ協定」も締結されました。金融の世界ではESG(環境・社会・ガバナンス)投資が拡大基調にあり、脱炭素化に向けた動きが活発化しています。今回は、私たちに身近で、先進的にサステナビリティに取り組んでいるユニリーバについて紹介します。

ESG投資コラム

「世の中を良くする企業ファンド(野村日本株ESG投資)」の成績や手数料は?投資先の分析も

この記事では数あるファンドの中から、野村アセットマネジメントが運営する「世の中を良くする企業ファンド(野村日本株ESG投資)」をピックアップし、詳細を解説します。

ファンドの基本方針は、日本を良くする会社への投資です。具体的に「日本を良くする」とは、企業がESG活動を通じて、持続可能な社会を形成していくことを指しています。各企業が、ESG活動を収益に結びつけることができるか?という点も重要なポイントです。ファンド選びに迷っている人はご確認ください。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

インド、30年までのCO2排出05年比45%削減にコミット。再エネ比率50%に引き上げ

インド政府は8月3日、地球温暖化につながる温室効果ガス(GHG)排出削減目標をひきあげ、2030年までにGDP原単位のGHG排出量を05年比で45%削減することにコミットすると発表した(*1)。同年までに電源構成にしめる再生可能エネルギーの割合も50%にひきあげる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

欧州議会、天然ガスと原子力をグリーンエネルギー認定。ESG投資マネー呼び込みやすく

欧州議会は7月6日、持続可能な経済活動を分類する「タクソノミー」で原子力と天然ガスを含める法案を支持した。2023年1月より欧州連合(EU)域内で適用される公算が高まった。持続可能なグリーンエネルギーとして認定されたことで、ESG(環境・社会・ガバナンス)マネーを呼び込みやすくなる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

都市部の気温上昇、投資家が気にかけるべきポイントと投資機会は?

猛暑に干ばつ、豪雨、連続する台風。気候変動が世界各地で深刻な影響を与えている。英国の資産運用大手シュローダーは2019年から地球規模の環境地理空間データを利用し分析することで、投資先の主要な環境リスクを探り出してきた。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

シンガポール、同国初となるグリーン国債を最大3.4兆円発行へ。地下鉄などインフラ整備に充当

シンガポール金融管理局(MAS)は8月1日、2030年までに同国初となるグリーンボンド(環境債)「グリーンSGS(インフラ)」を最大350億シンガポールドル(約3兆4,000億円)発行すると発表した。同国の地下鉄(MRT)などグリーンインフラの整備に充てる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ロベコ、サステナブル投資の知的財産を公開する新たなイニシアティブを開始

資産運用のロベコが「サステナブル投資(SI)オープンアクセス・イニシアティブ」を開始した。同イニシアティブを通じてサステナブル投資の知的財産を公開していく計画で、第一段階として、顧客や学術界に対し、ロベコ独自の「SDG(持続可能な開発目標)評価フレームワーク」を用いて算定した、企業の「持続可能な開発目標(SDG)スコア」を公開。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

英中銀、気候変動リスクは今後30年で英大手金融機関に最大55兆円の損失を生むと推計

英中央銀行のイングランド銀行、気候変動が同国の大手金融機関に与えるリスクを測るストレステスト(健全性審査)の結果を初めて公表した(*1)。イングランド銀行は気候変動を「最優先」の戦略課題に位置づけており、追加的な政策を実施しない場合には2050年までの30年間で3,340億ポンド(約55兆円)の損失が生じる可能性があると試算する。

投資信託

石油・ガスの大手企業3社にネットゼロへの迅速な移行を促す。シュローダーESG四半期レポート

シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社は8月17日、サステナブル・インベストメント・レポートの2022年第2四半期分の日本語訳を公表した。筆頭のテーマは、温室効果ガスや二酸化炭素(CO2)の排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにする「ネットゼロ」への迅速な移行を促すための議決権行使とエンゲージメントの方法。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

日本企業のESGは本当に遅れているのか?シュローダーが見解

サステナビリティに世界的な注目が集まる中、日本はESG(環境・社会・ガバナンス)で海外に遅れをとっていると指摘されることが多い。しかし、資産運用大手のシュローダーは「多くの日本企業がステークホルダー・マネジメントにおいて先進的な取り組みをとってきた」という見解を示している。

投資信託コラム

海外金融機関のESG動向は?具体的な取り組み事例やESGデータ・指標の解説も

気候変動問題や人権問題などの世界的な社会課題が顕在化している中、企業が長期的な成長を目指す上で、ESGの観点での配慮ができていない企業は、投資家などから企業価値毀損のリスクを抱えているとみなされます。投資の世界においてもESGの考えは浸透しています。ESGに配慮した企業に対してのみ投資をする「ESG投資」は世界的に非常に普及しています。今回は、ESG投資で先進的な取り組みを行なっている海外金融機関の動向やESG投資を行なうにあたって使われるESGデータ・スコア等について解説します。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

シュローダー、SBTi認定を受けた最大の資産運用会社に。ESG四半期レポート

シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社は5月27日、「ESG四半期レポート」の22年第1四半期のレポートを公表した。企業とのエンゲージメントや実態調査など、サステナビリティへの取り組みを掲載したレポートで、今回のテーマは「ネットゼロに向けた科学的根拠に基づく当社の取組み、株主総会シーズンにおける企業への期待、削減貢献量の分析フレームワーク概要について」。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

GM、サプライヤーにESG誓約への署名要請。気候変動と人権対策求める

米自動車大手のゼネラル・モーターズ(ティッカーシンボル:GM)は4月25日、世界中のサプライヤーに対し、同社が新たに設けた「環境・社会・ガバナンス・パートナーシップ誓約」への署名を求めると発表した(*1)。カーボンニュートラル(温室効果ガス(GHG)の排出を全体としてゼロにする)へのコミットや社会的責任プログラムの開発、持続可能な調達慣行の遂行を要請する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

アルファベットやメタなど5社 炭素除去技術の開発支援に1,200億円投資

米グーグルの親会社アルファベット(ティッカーシンボル:GOOGL)や米メタ・プラットフォーム(旧フェイスブック、FB)など5社は4月12日、脱炭素技術の開発を共同で支援すると発表した。2030年までに9億2,500万ドル(約1,200億円)を投じ、二酸化炭素(CO2)を除去する技術が開発された際に削減量を買い取る。

投資信託

アマゾン 37件のクリーンエネルギーPJ発表 100%再生可能エネルギー目標へ前進

米アマゾン・ドット・コム(ティッカーシンボル:AMZN)は4月20日、新たに37件の再生可能エネルギー関連のプロジェクトを追加したと発表した(*1)。これらのプロジェクトに投資することで、同社の再生可能エネルギーの発電容量は約30%増加し、12.2ギガワット(GW)から15.7 GWとなる。当初の2030年から5年前倒しの25年までに、すべての事業に必要な電力を100%再生可能エネルギーでまかなうという目標の達成に向けて大きく前進する見込みだ。

投資信託

シュローダーが「エンゲージメント・ブループリント」発表。アクティブ・オーナーシップの新基準示す

シュローダーは5月9日、「エンゲージメント・ブループリント」を発表した。アクティブ・オーナーシップに関する新しい基準と、株式・債券ファンドマネジャーおよびアナリストのエンゲージメント(企業と対話し企業価値向上に資する行動を促す取り組み)における目標を示す内容。