G20(Group of Twenty)とは、G7(Group of Seven)と言われるカナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国の7か国に、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、韓国、メキシコ、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ、欧州連合・欧州中央銀行を加えた20か国・地域のことを指します。
G20の目的は国際経済協調にあり、近年の会合では世界経済、貿易・投資,開発、気候・エネルギー、雇用、IT、テロ対策、移民・難民などの問題が取り上げられています。会合には、IMF(国際通貨基金)、FATF(金融活動作業部会)、世界銀行、欧州中央銀行など、関係する国際機関も参加します。G20の加盟国のGDPが世界の約8割以上を占めていることから、G20の決定は経済分野に大きな影響力を持っています。
G20は、仮想通貨を含む金融システムが経済の発展に必要であるとの共通認識を示すも、仮想通貨についてはマネーロンダリングやテロ資金供与に利用されるリスクを防止するという観点から取り扱いに関する国際規格の策定を進めています。日本では2017年4月、G20により国際規格の策定を任されたFATFのガイドラインに沿って、改正資金決済法が施行されました。
G20に関するニュース一覧
- 2022/2/24UAE、暗号資産サービス提供にライセンス制度を導入
- 2021/11/24財務省、暗号資産取引を外為法の規制対象に
- 2021/11/4FATF、暗号資産ガイダンスの改訂版を公開
- 2021/10/26FATFがトラベルルール含む暗号資産ガイダンスを改訂
- 2021/9/6金融庁が2021年度の金融行政方針を公表、NFTやIEOにも言及
- 2021/8/19トラベルルール対応へ「Veriscope」がローンチ
- 2021/7/28EUがトラベルルールへの対応強化へ法案を公開、EU脱退直後のイギリスでも同様の動き
- 2021/7/19G20が世界共通のステーブルコインに言及、適切な準備が必要と主張
- 2021/7/13警告続くBinance、CEOのCZ氏が規制に関して言及
- 2021/7/9各国のDeFi団体が合同でFATFへ提言、規制整備には業界団体との連携が必要と主張
この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます
・AML(Anti-Money Laundering)とは・意味
仮想通貨に関する用語集の一覧
- アトミックスワップ
- アルトコイン
- 暗号資産
- インターオペラビリティ
- ウェブウォレット
- ウォレット
- 億り人(おくりびと)
- オフチェーン
- オンチェーン
- カウンターパーティーリスク
- 仮想通貨
- 草コイン
- クロスチェーン
- 公開鍵暗号(秘密鍵・公開鍵)
- コールドウォレット
- コルレス銀行(コルレスバンク)
- コンセンサス・アルゴリズム
- サイドチェーン
- シャーディング
- デスクトップウォレット
- ティッカーシンボル(ティッカーコード)
- ナンス
- ハッシュ(値)
- パブリックチェーン
- ビットコインETF
- フィアット通貨
- プライベートチェーン
- プラズマ
- プレセール
- ブロックチェーン
- ペイメントチャネル
- ペーパーウォレット
- ホールド
- ポジショントーク
- ホットウォレット
- ボラティリティ
- ホワイトペーパー
- マイナー
- マイニング
- マルチシグ(マルチシグネチャ)
- モバイルウォレット
- ライデンネットワーク
- ライトニングネットワーク
- レイヤー2(セカンドレイヤー)
- Airdrop(エアドロップ)
- AML(Anti-Money Laundering)
- ATH(All Time High)
- CBOE(シカゴ・オプション取引所)
- CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)
- CFTC(米商品先物取引委員会)
- Coinmarketcap.com(コインマーケットキャップ)
- DApps(分散型アプリケーション)
- DAO(自律分散型組織)
- DEX(分散型取引所)
- ERC-20
- ERC-223
- ERC-721
- FATF(金融活動作業部会)
- G20
- ICO(Initial Coin Offering)
- ILP(インターレジャープロトコル)
- IMF(国際通貨基金)
- IoV(Internet of Value:価値のインターネット)
- KYC(Know Your Customer)
- OTC取引(店頭取引)
- PoI(Proof of Importance:プルーフ・オブ・インポータンス)
- PoS(Proof of Stake:プルーフ・オブ・ステーク)
- PoW(Proof of Work:プルーフ・オブ・ワーク)
- Non-Fungible Token(NFT)
- P2P(Peer to Peer:ピア・ツー・ピア)
- SCAM(スキャム)
- SEC(米国証券取引委員会)
- STO(Security Token Offering)
- Weiss Ratings(ワイスレーティングス)
The following two tabs change content below.
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチームは、Web3やブロックチェーンなどフィンテックに知見が深い編集部メンバーで構成。最新のニュースやコラム、Web3に関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説しています。
最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム (全て見る)
- DevvStream、米国最大級の炭素隔離施設の50%株式取得 – 環境保全と経済成長の融合を目指す - 2024年10月21日
- SolarWise、VeChainでソーラーパネル所有権をNFT化 – 小規模投資家に新たな投資機会 - 2024年10月18日
- CHARが新機能追加 - バイオ炭クレジットの多様なポートフォリオ実現へ - 2024年10月18日
- Neutral、透明性の高いREDD+クレジット取引手段「REDD」を発表 - 2024年10月15日
- Plastiksがダノン・スペインと提携ープラスチック循環の透明性を向上へ - 2024年10月10日