ERC-20とは、イーサリアムの開発コミュニティ全体の利便性を高める目的で2015年11月19日に誕生した、スマートコントラクトの共通規格を指します。ERCは、Ethereum Request for Commentsの略称であり、イーサリアムの技術提案のことです。
ERC-20誕生前のトークンはそれぞれ仕様が異なっており、仮想通貨取引所やウォレットで取り扱いを開始するためには各サービスに適合するようシステムを調整する必要がありました。トークンの規格を統一するERC-20が採用されたことで、仮想通貨関連サービスでもERC-20に対応するだけで新規発行されたトークンの取り扱いが開始できるようになりました。2017年に隆盛を極めたICOでは、ERC-20に準拠したトークンが多数開発されました。
- BNB(バイナンスコイン)
- USDC(USDCoin)
- MKR(Maker)
- VET(VeChain)
- TUSD(TrueUSD)
- OMG(OmiseGo)
- ZIL(Zilliqa)
- ZRX(ZRX)
- BAT(Basic Attention Token)
- PAX(Paxos Standard)
ERC-20トークン例
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- CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)
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