人気NFT「BAYC」の独自通貨「ApeCoin」が誕生、NFT保有者へエアドロップも

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人気NFT「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」を手がけるYuga Labsは3月17日、Bored Ape Yacht Clubに関連する独自のERC20トークン「ApeCoin(APE)」をTwitter上で発表した。同時に、エアドロップについても言及している。

発表によると、今回発行されるApeCoinは、文化、ゲーム、経済活動のためのトークンであり、Web3.0の最先端を行く非中央集権型コミュニティを強化するという。

ApeCoinは、ApeCoin DAOによって所有、運営されるとのことだ。ApeCoin DAOのメンバーになる条件はApeCoinを保有していることのみであり、メンバーはApeCoin DAOの運営方針やエコシステムの資金の使い道を決める投票に参加することができるという。

ApeCoinの分配については、総発行枚数の62%がApeCoinのコミュニティに割り当てられる。そのうち15%の部分についてはすでにエアドロップが行われた。

今回のエアドロップの対象者は、Bored Ape Yacht Clubおよびその姉妹NFTコレクションMutant Apes Yacht Club(MAYC)の保有者となる。また、Bored Ape Kennel Club(BAKC)のNFTを同時に保有している場合、より多くのトークンが配布されるという。

総発行枚数の残り38%については、Yuga Labsやプロジェクトへの貢献者、Bored Ape Yacht Clubの創設者などへ割り当てられる。

ApeCoinの使い道として、Yuga LabsとサンフランシスコのゲームスタジオnWayが共同開発を行なっているP2E(Play to Earn)ゲーム内で、通貨として利用されることが明らかになっている。また、Yuga Labsが開発するゲーム特化メタバースMetaRPGでも使用される予定だ。

ApeCoinはすでにBinanceやCoinbase、FTXといった多くの暗号資産取引所に上場している。

【参照記事】Twitter – ApeCoin

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株式会社techtec リサーチチーム

「学習するほどトークンがもらえる」ブロックチェーンのオンライン学習サービス「PoL(ポル) 」を運営。日本発のブロックチェーンリーディングカンパニーとして、世界中の著名プロジェクトとパートナーシップを締結し、海外動向のリサーチ事業も展開している。Twitter:@PoL_techtec