昨日のビットコイン相場は大きな変動なく推移。41,000ドルを挟んだ展開となっており、特にニュースもない状況。
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引き続き42,000ドルを超えてくれば45,000ドルが見えてきそうだが、なかなか上値も重い状況なのでいつ動き出すのかわからない。下落方向の余地というのも限定的という見方は変えていないため、戦略は変わらずロング目線を維持したいところ。
その他の通貨ではEOSが足元は強い印象だが、このまま買われていくような強い材料というのも出ていないため、静観姿勢。またETCが上昇しているが、ETCが中長期的に上昇していく視点はないため、細かく上昇したタイミングではショートで攻める予定。
米国市場は株式市場は下落。昨日の注目ポイントはパウエル議長がインフレを鈍化させるために必要な措置を講じると表明したことにより金利が大幅上昇、10年金利は2.31%まで0.15%超の上昇を見せている。5月の利上げ確率が0.5%一気に引き上げる可能性が60%まで高まっており、急速に利上げを織り込む動きが強まった印象。
米ドルも金利高を背景に対主要通貨に対して上昇、ドル円はいよいよ120円タッチとなるかのような大きな上昇を見せており、119円台後半まで続伸する動きとなった。
ドル円はちょっとピッチが早いためこの動きが継続するかはわからないが、足元は株安が円高圧力をかけるようなこともなくなってきており、円を買う材料が全くなくなってきていることから、日本円の一人負け状態の動きは継続しそうな印象。
また原油価格も再度112ドルまで上昇しておりEUがロシア産原油の禁輸を行うか注目されている。ロシア以外の原油の需要が高まっていることから需給環境の逼迫は継続する様子なため、欧州のインフレ率には大きく影響する可能性が高くなっている。
ポジションはユーロドルのロングとポンドドルのロングは保有しており引き続き維持。短期的には弱い可能性が高いため少し広いレンジで見ている。
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中島 翔
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