仮想通貨ウォレットLedgerでERC-20の送受信可能に、今後DeFiのプラットフォームとしても示唆

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仮想通貨ウォレットLedgerを提供するLedger社は9月5日、LedgerのネイティブアプリであるLedger Liveにイーサリアムブロックチェーンを基盤としたERC-20トークンのサポートを開始した。これにより、Ledger内でERC20トークンを保存できるだけでなく、送受信も可能になる。

これまでLedgerで保管していたERC20トークンの移動を行うには、外部のアプリであるMyEtherWalletやMetaMaskに接続する必要があった。Ledger LiveのプロダクトマネージャーBenjamin Arama氏によると、外部のアプリを利用せずにLedgerで保管と送受信ができることでより優れたユーザー体験を実現できるという。同氏は今後、Ledgerを通して、分散型の金融サービス(DeFi)を利用するユーザーに有用なサービスを提供する予定であり、Ledgerプラットフォームを介した仮想通貨レンディングサービスは現在検討中であるとの考えを示した。

【参照記事】Ledger adds ERC-20 support to Ledger Live; explores offering DeFi services

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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