GMOコイン、国内初となるダイ(DAI)の取り扱いを開始

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GMOインターネットグループ傘下の暗号資産取引所GMOコインは2月16日、新たにメイカー(MKR)とダイ(DAI)の取り扱いを開始したことを明らかにした。今回の2種類の暗号資産の取り扱い開始により、GMOコインの取扱銘柄数は国内最多の19銘柄となった。(2022年2月16日時点)

DAIの取り扱いは国内初である。1月24日にCoinBestが「2022年2月末に販売所及び取引所において、新たに「ダイ(DAI)」の取扱いを開始する予定である」と公表していたが、実際に取り扱いは開始されていなかった。

DAIとは、イーサリアム上で稼働する暗号資産である。1DAI = 1ドルを目標価格として設定しており、実際に1ドル付近で価格が推移していることから、暗号資産型ステーブルコインと認識されている。イーサリアム(ETH)やベーシックアテンショントークン(BAT)など特定の担保資産をロックすることで発行される仕組みだ。

MKRとは、​​イーサリアム上で稼働するERC-20規格の暗号資産である。MKRは、2017年にローンチされたプロジェクト「MakerDAO」のガバナンストークンだ。MakerDAOは、ダイ(DAI)の発行および管理を行うプラットフォームとして機能する。MKRは、すでにbitbankが1月25日より取り扱いを開始しており、今回のGMOコインの取り扱いで国内2例目となる。

MKRとDAIは、それぞれ「販売所」と「つみたて暗号資産」で取り扱われる。販売所は、暗号資産の売買を管理企業(GMOコイン)と行う取引形式である。つみたて暗号資産は、GMOコインが提供する、毎日または毎月決まった日に決まった金額の暗号資産を自動で購入できるサービスのことだ。

GMOコインにおける、MKR、DAIの取引ルールは以下の通りである。

【販売所 取引ルール】

■メイカー(MKR)
最小注文数量:0.0005 MKR / 回
最小注文単位:0.00000001 MKR / 回
最大注文数量:2.5 MKR / 回
最大取引数量:25 MKR / 日

■ダイ(DAI)
最小注文数量:1 DAI / 回
最小注文単位:0.00000001 DAI / 回
最大注文数量:5,000 DAI / 回
最大取引数量:50,000 DAI / 日

【参照記事】メイカー(MKR)、ダイ(DAI)取扱開始のお知らせ〜ダイ(DAI)の取り扱いは国内初!取扱銘柄数は国内最多の19銘柄に〜 | ビットコイン・暗号資産(仮想通貨)ならGMOコイン

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宮﨑 龍三

慶應義塾大学総合政策学部3年。大学では国際政治・経済を専攻中。株式会社techtecでライターインターンとして働く他、仮想通貨ウォレットを内蔵したメッセンジャーツールアプリ「Links」を運営する株式会社Linksにもインターンとして参画している。仮想通貨を含めたブロックチェーン技術以外にも、機械学習、経済学など多種多様な分野への関心が強い。Twitter:@ryuzo10121