テスラ22年1~3月期、純利益7倍超の過去最高益。販売台数50%増見通し維持
米電気自動車(EV)大手のテスラ(ティッカーシンボル:TSLA)が4月20日に発表した2022年1~3月期決算は、売上高が前年同期比81%増の188億ドル(約2兆4,000億円)、純利益は同7.6倍の33億ドルだった。サプライチェーンの混乱や中国EV工場の操業を一時停止した影響を受けながらも、売上高と純利益はともに四半期ベースで過去最高を更新した。
米電気自動車(EV)大手のテスラ(ティッカーシンボル:TSLA)が4月20日に発表した2022年1~3月期決算は、売上高が前年同期比81%増の188億ドル(約2兆4,000億円)、純利益は同7.6倍の33億ドルだった。サプライチェーンの混乱や中国EV工場の操業を一時停止した影響を受けながらも、売上高と純利益はともに四半期ベースで過去最高を更新した。
民泊仲介大手の米エアビーアンドビー(ティッカーシンボル:ABNB)が5月3日に発表した2022年1~3月期決算は、売上高が前年同期比70%増の15億893万ドル(約1,900億円)だった。最終損益は1879万ドルの赤字(前年同期は11億7221万ドルの赤字)となり、赤字幅が大幅に縮小した。新型コロナのパンデミックを乗り越えて旅行需要の回復が続いており、四半期ベースの宿泊などの予約件数は初めて1億件を突破した。
米アマゾン・ドット・コム(ティッカーシンボル:AMZN)が4月28日に発表した2022年1~3月期決算は、売上高が前年同期比7%増の1,164億4,400万ドル(約15兆円)、最終損益は38億4,400万ドルの赤字だった。出資先の新興電気自動車(EV)メーカー、米リヴィアン・オートモーティブ(RIVN)の株式評価損を計上したことが響いた。
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米バイオ製薬モデルナ(ティッカーシンボル:MRNA)は2月24日、2022年の新型コロナウイルスワクチンの売上高が190億ドル(約2兆1,800億円)になるとの見通しを発表した。21年第3四半期時点では、同売上高を170億ドルと見込んでいたことから、20億ドル見通しを引きあげたことになる。190億ドルは契約済み分の金額であり、22年の契約見込み分は含めていないことから、会社予想をさらに上回る可能性がある。
民泊仲介大手の米エアビーアンドビー(ティッカーシンボル:ABNB)が2月15日に発表した2021年10~12月期(第4四半期)決算は、売上高が前年同期比78%増の15億ドル(約1,700億円)、最終損益は5,500万ドル…
産業システム大手の独シーメンス(ティッカーシンボル:SIE)が2月10日に日発表した2021年10~12月期(22年度第1四半期)決算は、売上高と利益ともに市場予想を上回った。すべての事業および地域で受注が拡大しており、なかでも工場の自動化システムの需要が非常に高かった。
仏エネルギー大手のトタル・エナジーズ(ティッカーシンボル:TTE)が2月10日に発生した2021年通期決算は、調整後純利益が前年比4.4倍の18億1,000万ドルと黒字幅が大きく拡大し、市場予想の171億ドルも上回った。コモディティ価格の急騰が利益を押しあげた。
米ウォルト・ディズニー(ティッカーシンボル:DIS)が2月9日に発表した2021年10~12月期(第1四半期)決算は、売上高、1株利益ともにアナリスト予想を上回った。テーマパーク事業が回復したほか、動画配信サービスが好調だった。決算発表の翌日10日の米国株式市場が大幅下落するなか、良好な決算となった同社の株価は3%超上昇した。2月17日時点でも同水準を推移している。
フランスの金融大手BNPパリバ(ティッカーシンボル:BNP)が2月8日に発表した2021年10~12月決算は、純利益が市場予想を上回った。国内市場が好調で利益拡大をけん引した。2月14日時点での株価は、決算発表後と比較して3%程度低迷しているが大きな変動は見られていない。
米製薬大手メルク(ティッカーシンボル:MRK)が2月3日に発表した2021年10~12月決算は、売上高が前年同期比24%増の135億ドル(約1兆5,500億円、1ドル=115円換算)、純損益は前年同期の26億ドルの赤字から38億ドルの黒字に転換した。新型コロナウイルスの経口治療薬「モルヌピラビル」や主力のがん治療薬の販売が好調だった。モルヌピラビルの22年通期売上高が50~60億ドル(5,700~6,900億円)になるとの見通しも発表した。2月15日時点での株価は、決算発表後とほぼ同じ水準となっている。
米アマゾン・ドット・コム(ティッカーシンボル:AMZN)が2月3日発表した2021年10~12月期決算は、純利益が前年同期比98%増の143億2,300万ドル(1兆6,400億円、1ドル=115円換算)だった。21年11月に上場を果たした電気自動車(EV)メーカー、米リヴィアン・オートモーティブの株式評価益118億ドルを計上したことが利益の大幅拡大に寄与。3日の米国市場の時間外取引でアマゾン株は終値を14%超上回って取引され、15日時点でも同水準となっている。
米メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック、ティッカーシンボル:FB)が2月2日に発表した2021年10~12月期決算は、売上高が前年同期比20%増の336億7,100万ドル(約3兆8,700億円、1ドル=115円換算)、純利益は同8%減の102億8,500万ドルだった。弱い業績予想が示されたほか、ユーザー数が伸び悩んだことが失望され、決算翌日の3日には株価が約26%大幅下落した。2月15日時点の株価も急落後とほぼ同水準を推移している。
米ゼネラル・モーターズ(GM)が2月1日に発表した2021年10~12月期決算は、売上高が同10%減の335億8,400万ドル(3兆8,000億円、1ドル=115円換算)、純利益は同39%減の17億4,100万ドルだった。半導体不足のなか新車販売が低迷した。決算公表以降の株価は少しずつ低迷しており、2月11日時点までの間で約9%下落した。
米石油大手エクソンモービル(ティッカーシンボル:XOM)が2月1日に発表した2021年10~12月期決算は、最終損益が88億7,000万ドル(約1兆200億円、1ドル=115円換算)の黒字(前年同期は200億7,000万ドルの赤字)だった。原油や天然ガス価格の高騰が業績を押しあげた。良好な決算を受け、株価は1日に6%超上昇し、2019年4月以来の高値水準で推移。2月10日時点でも同水準となっている。
米スターバックス(ティッカーシンボル:SBUX)が2月1日発表した2021年10~12月期決算は、売上高が市場予想を上回ったものの、1株当たり利益が予想を下回った。コスト高が利益を圧迫しており、2022年の業績見通しを引き下げた。純利益は前年同期比31%増の8億1,500万ドル(約935億円、1ドル=115円換算)だった。
米グーグルの親会社アルファベット(ティッカーシンボル:GOOGL)が2月1日に発表した2021年10~12月期決算は、売上高、1株利益ともに市場予想を上回った。主力のインターネット広告事業が好調で最高益を更新した。2月9日時点では若干値下がりしているものの堅調に推移している。
米石油大手シェブロン(ティッカーシンボル:CVX)が1月28日に発表した2021年10~12月期決算は、50億5,500万ドル(約5,800億円、1ドル=115円換算)の黒字(前年同期は6億6,500万ドルの赤字)だった。原油・ガス価格の上昇が追い風となった。ただし、調整後1株当たり利益は市場予想を下回った(*2)。
米マクドナルド(ティッカーシンボル:MCD)が1月27日に発表した2021年10~12月期決算は、売上高と1株当たり利益ともに市場予想を下回った。人件費や原材料費の増加が利益を圧迫した。売上高は前年同期比13%増の60億900万ドル(約6,900億円、1ドル=115円換算)、全世界の既存店売上高は同12.3%増だった。コスト上昇に対応して値上げを実施したことが増収に寄与した。なお、決算発表後には株価が下落したが、2月7日の株価は1月中旬の水準に戻している。
米アップル(ティッカーシンボル:AAPL)が1月27日に発表した2021年10~12月期決算は、売上高と純利益ともに過去最高を達成した(*1)。世界的に半導体が不足するなか、主力製品である「iPhone」などの販売が好調だった。好決算を受け、決算翌日の28日の株価は約7%上昇し、31日時点でも維持している。