TAG 持続可能な開発目標

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

環境省、日本企業の脱炭素経営の取り組みを紹介。TCFD、SBT、RE100はいずれも世界上位

環境省は6月8日、「企業の脱炭素経営の取組」として、気候変動に対応した経営戦略の開示(TCFD)や脱炭素に向けた目標設定(SBT、RE100)などを通じ、脱炭素経営に取り組む企業名を公表した。2015年のパリ協定を契機に、日本でも脱炭素経営の動きが活発になっている。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

経産省「産業技術ビジョン2020」公表。SDGs、サーキュラーエコノミー等への対応促す

経済産業省は5月29日、「産業技術ビジョン2020」を公表した。「日本におけるイノベーションの停滞の本質的課題を見つめ直し、2050年に向けた産業技術の方向性と実現すべきこと」と提起し、これをひとつの契機としてイノベーションの好循環を生み出していくための指針を示す。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

世界の投資家はESGを重要視するも、評価とデータが課題。モルガン・スタンレー調査

モルガン・スタンレー・サステナブル投資研究所とモルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントは5月29日、サステナブル投資の動向、動機、課題、実践アプローチに関するレポート「サステナブル・シグナル」を発表した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

七十七銀、鉄道建設・運輸施設整備支援機構発行のサステナビリティボンド100億円購入

仙台市の大手地銀である株式会社七十七銀行は5月28日、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)が発行したサステナビリティボンド(発行額100億円、年限10年)を購入したと発表した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

S&Pグローバル、7,300社のESGスコアを発表。SAMのサステナビリティ・データを基に算出

世界最大の信用格付プロバイダーS&Pグローバルは5月18日、S&PグローバルESGスコアを開発したと発表した。このESGスコアは、グローバル資本市場の95%を占める7,300社以上を対象とし、世界的に知名度の高いSAMの企業サステナビリティ評価データ(CSA)に基づいて算出したものだ。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

循環経済を実現するには?経産省「循環経済ビジョン 2020」公表

経済産業省は5月22日、今後の循環経済政策が目指すべき基本的な方向性を取りまとめた「循環経済ビジョン 2020」を公表した。これまでの廃棄物・環境対策としての3R(リデュース、リユース、リサイクル)から「環境と成長の好循環」につなげる新たなビジネスモデルへの転換を促す内容となっている。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

日本企業にESG投融資を呼び込むには?「サーキュラー・エコノミー及びプラスチック資源循環ファイナンス研究会」が初会合

経済産業省と環境省が事務局を務める有識者会議「サーキュラー・エコノミー及びプラスチック資源循環ファイナンス研究会」は5月18日、初会合を開いた。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

モーニングスター、サステナリティクスを買収へ。ESG分析とデータ提供を全世界へ拡大

先駆的な米国独立系投資リサーチ企業であるモーニングスターは4月21日、サステナリティクスとの買収に合意したと発表した。サステナリティクスは、環境・社会・ガバナンスのESG格付と調査で知られている。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

「脱プラ」「サーキュラーエコノミー」などに高い関心と共感、電通「SDGsに関する生活者調査」

株式会社電通は4月27日、SDGs(持続可能な開発目標)に関する生活者調査の結果を公表した。SDGsの認知度、共感度、行動意向についての変化を見るとともに、生活者の今後の行動を予測するため、生活者が望む「今後増えるもの」についても調査した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ムーディーズ、ESGリスクを重視。2019年民間セクター発行体格付の33%で

信用格付け大手の米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは4月14日、同社が2019年に民間セクターの発行体を対象に行った7,637の格付のうち、33%においてESGリスクを重要な信用評価として考慮したと公表した。これは、格付分析におけるESGの重要性を強調するものだ。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

三井住友銀、豪金融グループにグリーンローン。海外向けで初

株式会社三井住友銀行は4月16日、豪の金融グループのMacquarie Group(マッコーリー・グループ) Limitedに対し、環境配慮型融資「クロスボーダーシンジケートローン(グリーンローン)」を実行したと発表した。三井住友銀行が日本から海外向けにグリーンローンを実行するのは初めて。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

環境省、「TCFDに沿った気候リスク・機会のシナリオ分析実践ガイド」改訂版公開

環境省は3月30日、企業がTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)を活用して気候関連リスク・機会を経営戦略に織り込むシナリオ分析を行う際の支援ツールとして「TCFDを活用した経営戦略立案のススメ~気候関連リスク・機会を織り込むシナリオ分析実践ガイド~」を改訂、同省ホームページで公開した。

ブロックチェーン

ブロックチェーン技術が新型コロナウイルス対策で期待される領域

インドのモディ首相は3月25日から3週間の全土封鎖を発表したが、同国のあるスタートアップは医療サプライチェーンにブロックチェーン技術を使用する仕組みを提案している。新型コロナウィルス対策の文脈で世界的にブロックチェーン技術が検討される事案が増えてきている。スタートアップビジネスを専門とする印メディアInc42が3月25日、伝えた。

ブロックチェーン

家庭用蓄電池メーカー独ゾンネン、スマートコントラクトで再生可能エネルギーを有効活用

ドイツの家庭用蓄電池メーカーのゾンネン(sonnen)は新たに仮想発電所(バーチャル・パワープラント:VPP)を立ち上げたことを3月12日、発表した。VPPは電力供給の最適化にブロックチェーン技術を活用し、参加者は価値の安定した仮想通貨で支払う。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

キャッシュレス決済で寄付・社会貢献、三井住友カード「タッチハッピープロジェクト」

三井住友カード株式会社は3月9日、デジタルマーケティング支援の株式会社メンバーズと共にキャッシュレス決済を通じてサステナブルな世の中づくりに貢献する取り組み「タッチハッピープロジェクト」を開始したと発表した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

銀行融資におけるESG考慮が広がる。フィッチ・レーティング調査

銀行融資においてESG要因を考慮するケースが増えていることが、格付会社フィッチ・レーティングの最新レポートで明らかになった。同社の2019年第3四半期ESG調査に参加した182の金融機関による融資額の約半分が、ESGリスクによるスクリーニング対象となっていた。

Web3

actcoinサービス開始へ。約140件のNPO・企業と協働、SDGsに連動したプロジェクトが進行中

ソーシャルアクションカンパニー株式会社開発を行う社会貢献活動に独自コインを付与するサービス「actcoin」は、2019年1月末にサービスを開始した。2020年1月21日現在、約4,600ユーザーに到達、発行済みコイン数は1,200万コインを突破、NPOなど非営利団体の活動を支援する日本財団CANPAN プロジェクトと連携し、約140件のNPOや企業によるプロジェクトと協働している。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

世界経済「減速」53%、気候変動には「成長機会」 CEO調査

大手会計事務所のPwCの日本法人PwC Japanグループは1月21日、「第23回世界CEO(最高経営責任者)意識調査」の日本調査結果を発表した。それによると、世界経済に対して「減速」と回答したCEOの比率は29%から53%まで大幅に増え、「改善」は昨年の42%から22%と大幅に減少、警戒感が広がっている。