三井住友カード株式会社は3月9日、デジタルマーケティング支援の株式会社メンバーズと共にキャッシュレス決済を通じてサステナブルな世の中づくりに貢献する取り組み「タッチハッピープロジェクト」を開始したと発表した。プロジェクト期間ごとに社会課題を設定し、その解決を目指すNPO・NGO法人に、Visaのタッチ決済や三井住友カード公式アカウントを活用して寄付を行う。デジタルマーケティング支援の株式会社メンバーズが協力している。プロジェクト第一弾として、日本の「食」を課題に設定し、日本初のフードバンク団体セカンドハーベスト・ジャパンをパートナーに迎えた。期間は2月3日~5月31日まで。
同プロジェクトでは、三井住友カード発行カードでのVisaのタッチ決済1回につき1円(国内加盟店に限る)、三井住友カードの公式Twitter のリツイート、いいね1回につき1円、または公式Facebook のフォロー、いいね1回 につき1円を寄付する。
セカンドハーベスト・ジャパンは、「すべての人に食べ物を」という理念のもと、企業や個人から様々な要因で余剰となった食品の寄贈を、施設・団体や個人に再配布している。「生活を支えるのに十分な食べ物」を渡すことができる「フードセーフティネット」の構築を目指し、2020年は東京都内で10万人、神奈川・埼玉で6万人を対象にした「東京2020:10万人プロジェクト」を推進している。
第一弾では、国連が定めるSDGs(持続可能な開発目標)のうち、「1.貧困をなくそう」「12.つくる責任つかう責任」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」の3つのゴールに寄与する。三井住友カードは「キャッシュレス決済を通じて、顧客やパートナー団体とともにハッピーな未来の実現を目指して今後も第二弾、第三弾を準備」だ。
【関連サイト】三井住友カード タッチハッピー

HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム

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