TAG 石油

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

オキシデンタル傘下1PointFive、BCGとDACによる炭素除去契約を締結。CDR関連コンサルサービスを通じても協働

米石油大手オキシデンタル・ペトロリアム傘下の炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)企業1PointFive社は1月11日、米ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)と二酸化炭素除去(CDR)クレジット契約を締結した。空気中の二酸化炭素(CO2)を回収するダイレクト・エアー・キャプチャー(DAC)によるCDRクレジット供給に向けたコンサルティングサービスでも協働する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

エクソンモービル、低炭素ソリューション事業が10年後に数十兆円規模に。石油・ガス事業を上回る可能性

米石油大手のエクソンモービル(ティッカーシンボル:XOM)が2021年2月に設立した低炭素ソリューション事業が拡大している。同社は2023年4月4日に実施した投資家向け説明会で、同事業が早ければ10年後に数千億ドル(数十兆円)規模の売上高を計上し、収益基盤となるベース事業(石油・ガス事業)を上回る可能性がかなり高いと明らかにした(*1)。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

英BP、EV充電ステーション導入でマークス&スペンサーと独占契約。低炭素交通後押し

英石油大手BP(ティッカーシンボル:BP)と英小売り大手マークスアンドスペンサー(MKS、以下M&S)は12月8日、英国内のM&S店舗でBPの電気自動車(EV)充電ステーション「bp pulse」を導入する独占契約を締結したと発表した。向こう2年間でM&S70店舗で900基の導入を目指す。

ESG投資コラム

出光興産のESGの取り組みや将来性は?株価推移、配当も

大手金融機関や投資家が投資先を検討する際、ESGを重視する傾向が強まっています。企業側は外部からの期待に応えるため、ESGを経営で取り入れるようになりました。

今回は出光興産のESG関連の取り組み、業績、株価推移などについて紹介します。石油業界にとってESGは逆風とも言えますが、同社はどのような取り組みを行っているのでしょうか。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ロイズ・バンキング・グループ 英五大銀初となる新規石油・ガス田プロジェクト向け融資停止

英銀大手ロイズ・バンキング・グループは10月21日、新規の石油・ガス田開発へのプロジェクトファイナンスおよびリザーブ・ベース・レンディング(石油・ガスの埋蔵量を担保とした融資)を行わない方針を明らかにした。英国の五大銀行で初となる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

石油・ガスの大手企業3社にネットゼロへの迅速な移行を促す。シュローダーESG四半期レポート

シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社は8月17日、サステナブル・インベストメント・レポートの2022年第2四半期分の日本語訳を公表した。筆頭のテーマは、温室効果ガスや二酸化炭素(CO2)の排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにする「ネットゼロ」への迅速な移行を促すための議決権行使とエンゲージメントの方法。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

仏トタルエナジーズ ドローンを活用したメタンの排出検知・定量化開始

仏エネルギー大手のトタルエナジーズ(ティッカーシンボル:TTEF)は5月16日、事業で排出されるメタンの検知、定量化、削減を図るべく、世界各国で操業する石油・ガス上流部門(#1)の事業すべてで、ドローンを活用した排出検知・定量化する取り組みを開始した。

投資信託

バフェット氏率いるバークシャー、シェブロン株を大量保有。シティも購入

ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイ(ティッカーシンボル:BRK B)が、1~3月期に米石油大手シェブロン(CVX)株を大量に買い増していることが明らかになった。バークシャーにとっては、アップル(AAPL)、バンクオブアメリカ(BAC)、アメリカン・エキスプレス(AXP)に次ぐ4番目の保有額となる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

独アリアンツ、2030年までにネットゼロ目指す。石油・ガスへの一部引受・投資停止

独保険大手アリアンツ(シンボル:ALV)は4月29日、気候変動に関する新たなコミットメントを公表した。2030年までにネットゼロの達成を目指すほか、一部の石油・ガス事業への投資・保険引受の停止などを通じ、脱炭素社会の形成に向けた取り組みを推進する。

投資信託

英BP22年1~3月期、204億ドルの赤字。ロシア撤退損失3兆円超も調整後純利益は前期比2倍強

英石油大手BP(ティッカーシンボル:BP)が5月3日に発表した2022年1~3月期決算は、ロシアからの事業撤退に伴う損失を255億ドル(約3兆3,000億円)ドル計上したことが響き、最終損益は204億ドルの赤字(前年同期は46億ドルの黒字)に転落した。もっとも、減損などの影響を除く調整後純利益は、前年同期比2倍強の62億ドルとなったほか、強固な財務基盤を背景に25億ドル規模の自社株買いの追加実施も発表した。

投資信託

アップル、時価総額で首位陥落。サウジ国営石油がトップ返り咲き

米アップル(ティッカーシンボル:AAPL)は5月11日、「最も価値のある会社」から陥落した。サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコ(コード:2222)が時価総額首位に返り咲いた。米ファクトセットによると、アラムコの時価総額は11日に2兆4,000億ドル台に達する一方、アップルは2兆3,700億ドルとなり、今回の逆転劇が生まれた。アップルは20年に時価総額でアラムコを抜き去り、世界で最も価値のある会社となっていた。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

IEA、石油消費抑制に向けた10対策を提言。4ヶ月以内に先進国の日量約270万バレル需要減少へ

国際エネルギー機関(IEA)は3月18日、ロシアのウクライナ侵攻を受けた西側諸国の制裁強化により、予想されるロシア産石油の流通減少に対応する消費抑制策を公表した(*1)。高速道路の最高速度を少なくとも時速10キロ引き下げるなど、10項目すべてを実行することで、先進国は4ヶ月以内に日量約270万バレルの需要を減少させることができると見込む。

投資信託

ロシア・ウクライナ情勢の「三つの可能性」とその影響は?ナティクシスIMがコメント

ナティクシス・インベストメント・マネージャーズ株式会社(ナティクシスIM)は3月22日、ナティクシス・インベストメント・マネージャーズ・ソリューションズのジャック・ジャナスウィックス、ギャレット・メルソン両氏のコメント「ロシア・ウクライナ情勢:現状と課題」を発表した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

米エクソンモービル 2050年までに温室効果ガス排出をネットゼロに

米石油大手のエクソンモービル(ティッカーシンボル:XOM)は2月18日、石油・天然ガス事業から排出される温暖化ガス(GHG)を2050年までにネットゼロにすると発表した。より積極的な気候変動対策を求める市場の圧力が高まるなか、同社は排出削減を進める欧州石油メジャーへのキャッチアップを図る。

投資ニュース

英BPが露石油大手ロスネフチ株を売却 ロシアのウクライナ侵攻受け決定

英石油大手BP(ティッカーシンボル:BP)は2月27日、保有するロシア石油大手ロスネフチ(ROSN)の株式19.75%を売却すると発表した。あわせて、バーナード・ルーニー最高経営責任者(CEO)とボブ・ダドリー前CEOは、ロスネフチの取締役を即日辞任した。ルーニーCEOは2020年より、ダドリー前CEOは13年より取締役に就いていた。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

英石油大手シェル 中国で世界最大級の水素電解槽を活用したグリーン水素製造を開始

英石油大手のシェル(ティッカーシンボル:SHEL)は1月28日、中国・河北省張家口で世界最大級の水素電解槽を活用したグリーン水素の製造を開始したことを発表した。同プロジェクトはシェル・チャイナと張家口市交通建設投資による合弁事業となる。プロジェクトで活用される電解槽は20メガワットの生産能力を誇る。現在開催されている北京オリンピック期間中に、張家口市の競技エリアを走行する燃料電池自動車(FCV)に供給するグリーン水素の約半分を賄う見込みである。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

米エクソンモービル21年10~12月期は燃料価格上昇で約1兆円黒字、今後はトランジション推進へ

米石油大手エクソンモービル(ティッカーシンボル:XOM)が2月1日に発表した2021年10~12月期決算は、最終損益が88億7,000万ドル(約1兆200億円、1ドル=115円換算)の黒字(前年同期は200億7,000万ドルの赤字)だった。原油や天然ガス価格の高騰が業績を押しあげた。良好な決算を受け、株価は1日に6%超上昇し、2019年4月以来の高値水準で推移。2月10日時点でも同水準となっている。