TAG 石油

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

米エクソンモービル 2050年までに温室効果ガス排出をネットゼロに

米石油大手のエクソンモービル(ティッカーシンボル:XOM)は2月18日、石油・天然ガス事業から排出される温暖化ガス(GHG)を2050年までにネットゼロにすると発表した。より積極的な気候変動対策を求める市場の圧力が高まるなか、同社は排出削減を進める欧州石油メジャーへのキャッチアップを図る。

投資ニュース

英BPが露石油大手ロスネフチ株を売却 ロシアのウクライナ侵攻受け決定

英石油大手BP(ティッカーシンボル:BP)は2月27日、保有するロシア石油大手ロスネフチ(ROSN)の株式19.75%を売却すると発表した。あわせて、バーナード・ルーニー最高経営責任者(CEO)とボブ・ダドリー前CEOは、ロスネフチの取締役を即日辞任した。ルーニーCEOは2020年より、ダドリー前CEOは13年より取締役に就いていた。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

英石油大手シェル 中国で世界最大級の水素電解槽を活用したグリーン水素製造を開始

英石油大手のシェル(ティッカーシンボル:SHEL)は1月28日、中国・河北省張家口で世界最大級の水素電解槽を活用したグリーン水素の製造を開始したことを発表した。同プロジェクトはシェル・チャイナと張家口市交通建設投資による合弁事業となる。プロジェクトで活用される電解槽は20メガワットの生産能力を誇る。現在開催されている北京オリンピック期間中に、張家口市の競技エリアを走行する燃料電池自動車(FCV)に供給するグリーン水素の約半分を賄う見込みである。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

米エクソンモービル21年10~12月期は燃料価格上昇で約1兆円黒字、今後はトランジション推進へ

米石油大手エクソンモービル(ティッカーシンボル:XOM)が2月1日に発表した2021年10~12月期決算は、最終損益が88億7,000万ドル(約1兆200億円、1ドル=115円換算)の黒字(前年同期は200億7,000万ドルの赤字)だった。原油や天然ガス価格の高騰が業績を押しあげた。良好な決算を受け、株価は1日に6%超上昇し、2019年4月以来の高値水準で推移。2月10日時点でも同水準となっている。

投資ニュース

米シェブロン2021年10~12月期 業績改善 1株利益は予想下回る

米石油大手シェブロン(ティッカーシンボル:CVX)が1月28日に発表した2021年10~12月期決算は、50億5,500万ドル(約5,800億円、1ドル=115円換算)の黒字(前年同期は6億6,500万ドルの赤字)だった。原油・ガス価格の上昇が追い風となった。ただし、調整後1株当たり利益は市場予想を下回った(*2)。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

仏トタルエナジーズ、ミャンマーから撤退へ。人権問題を深刻視

仏エネルギー大手のトタルエナジーズ(ティッカーシンボル:TTEF)は1月21日、ミャンマーから撤退する計画を発表した(*1)。2021年2月に国軍のクーデターが発生して以来、人権や法の支配をめぐる状況が悪化していることを踏まえ、事業の継続は困難と判断した。