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FXコラム

2021年12月の相場振り返りと2022年に向けての注目材料・見通しは?ファンドマネージャーが解説

12/6からの相場は、多くの国の中銀政策決定会合が開催されました。サプライズもかなりありましたが、事前の織り込みが進んでいたことやクリスマス休暇前で新たにリスクを取る参加者が減少していたこともあり、一時的に揉み合うことはあっても大きなトレンドにはなりませんでした。世界各国中銀がインフレ対応を優先させる方向に方針転換するなか、オミクロン株の感染拡大及び、米中関係の悪化も重なり株が上値重く推移し、長期金利は低位安定しました。

株式投資コラム

ドキュサイン、ズーム、ペロトン…「巣ごもり消費銘柄」を手放す機関投資家から見る市場の動きは?

クラウド型電子署名サービスのドキュサイン(ティッカーシンボル:DOCU)が12月2日に発表した2022年度8~10月期(21年8~10月)決算は、売上高、1株利益ともに市場予想を上回りました。ところが、翌3日に株価は前日比42.22%安と暴落しました。

2022年度11~1月期(21年11月~22年1月)の前年同期比増収率について、これまでの伸び率を下回る見通しを示したことなどから、アナリストの間で「成長が鈍化している」との懸念が広がったためです。

今回はドキュサインの動向および、そこから予測される市場の動きについて解説します。

株式投資コラム

2021年11月15日~19日の株式・為替・債券の動向は?ウィークリーマーケットレポート

2021年11月15日~19日週米国債券市場は、小売売上高を受けて株高が進行するなか金利が上昇する展開となりました。インフレ懸念が高まっていますが、マーケットではFRBの2022年利上げ見通し予想が早まっています。経済指標が堅調な数字を見せる場合、金米国債券市場は、米小売売上高を受けて株高が進行するなか金利が上昇する展開となりました。

投資信託コラム

米国ETF「VTI」の今後の見通しは?価格推移や主な取扱証券会社も

VTIは米国のほとんど全ての銘柄をカバーしているため、このETFに投資することで米国株式市場全体に投資することができます。近年、米国株式市場が好調なため、投資家に人気のETFの一つです。

しかし、VTI ETF(以下VTI)の価格形成に歪みが生じています。それは、VTIが保有している全銘柄のうち、上位10銘柄の組み入れ比率が約22%(2021年7月末時点)にも上っているためです。これでは組み入れ比率が高い銘柄にVTIの価格が左右されるため、本来のメリットである米国市場全体に投資しているとは言い難い状況です。

そこで今回は米国のETFで人気の「VTI」の見通しについて解説します。

FXコラム

2021年5月の為替相場の傾向と今後の展開は?米雇用統計や米CPIの影響解説も

2021年5月相場は、予想を大幅に下回った米雇用統計と予想を大幅に上回った米CPIと、両極端な米経済指標が相場の話題の中心となりました。今回は、各国中央銀行のインフレに対する評価と金融政策の動向を解説しながら5月の為替相場を振り返ってみたいと思います。

FXコラム

2021年2月の為替相場、変動の要因は?米国金利上昇や株式相場との関係も

2021年2月の相場は、何といっても世界的な金利上昇が注目されました。米個別株の混乱が予想外に早期に収束し市場心理が改善したことで、米金利が再度上昇を開始し、2/25に米10年金利が1.61%を付けるまで上昇を続けました。今回は、この金利を中心に2月の為替相場を振り返ってみたいと思います。

投資信託コラム

個人の債券投資、何がおすすめ?債券のプロが教える投資の始め方

投資をスタートするにあたり、「債券」という言葉をよく耳にすることは多いと思います。「債券=安全資産」という固定観念を持つ方は多いと思いますが、実際には債券でも色々特徴は異なることから、その認識は捨てた方がいいでしょう。ここでは債券投資について、元クレジットトレーディングの筆者の経験から投資の始め方を解説します。