「フォルトゥナ」の記事

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ブラックストーン傘下ESGソフトSphera、SupplyShift買収。サステナビリティ・コンサルティングAnthesisはRevoltと合併

サステナビリティ分野のスタートアップによる同業のM&Aが散見されている。ブラックストーン傘下にてESGパフォーマンス・リスク管理ソフトウェアを提供するSpheraは1月9日、サステナブルサプライチェーンソフトを開発するSupplyShiftを買収した。Anthesisは、パーパス策定やサステナビリティ分野のスペシャリストRevoltと合併する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

スペースXとTモバイル、スマホとの直接通信が可能な衛星の初打ち上げに成功。デッドゾーンの解消目指す

米起業家イーロン・マスク氏率いる宇宙スタートアップのスペースXと米通信大手Tモバイルは1月3日、衛星とスマートフォンの直接通信「Direct to Cell」を可能とする衛星の初打ち上げに成功した。現在、通信手段がない地域でメッセージの送受信などを利用できるようにする取り組みが大きく前進した形だ。

ESG投資コラム

【サステナ不動産銘柄】建設DXのパイオニア、米建材大手ビルダーズ・ファーストソースの業績や今後は?

米ビルダーズ・ファーストソース(ティッカーシンボル:BLDR、以下BFS)は、米国の住宅建設資材分野の業界大手です。そこで今回は、BFSの会社概要や製品の特徴をおさらいした上で、同社のサステナブルな取り組みや業績・株価動向を紹介します。

ESG投資コラム

ビル・ゲイツ創設のブレークスルー・エナジー・ベンチャーズ、ファンドのアプローチ手法や投資先の注目スタートアップは?

マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏は2016年、自身が主導する形で「ブレークスルー・エナジー・ベンチャーズ(以下、BEV)」を立ち上げました。そこで今回は、BEVの概要や立ち上げの狙い、アプローチ手法、および注目の投資先を紹介します。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

オリックス傘下の資産運用会社ロベコ、24年のエンゲージメントテーマに海洋生物多様性と有害化学物質を選定

オランダの運用会社ロベコ(オリックス子会社のオリックス・ヨーロッパ傘下)は1月4日、2024年のエンゲージメント(対話)テーマとして、新たに海洋生物多様性と有害化学物質を選定したと発表した。これらのテーマは、高排出企業への取り組みとサステナブル(持続可能な)ファッションへの移行推進に次ぐものだ。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

炭素除去スタートアップのスタンダード・バイオカーボン、7億円調達。米国でバイオ炭製造施設立ち上げ

炭素除去(CDR)スタートアップのスタンダード・バイオカーボン(Standard Biocarbon)は2023年12月21日、500万ドル(約7億2,000万円)の資金を調達したと発表した(*1)。調達した資金を元手に、米国でバイオ炭製造施設を立ち上げる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

CCUスタートアップのディメンショナル・エナジー、シリーズAで29億円調達してSAF生産拡大へ。B Corp認証申請も

炭素有効利用(CCU)のスタートアップであるディメンショナル・エナジー(Dimensional Energy)は12月12日、シリーズA(資金調達ラウンド)で2,000万ドル(約28億5,000万円)を調達した。調達した資金を元手に、持続可能な航空燃料(SAF)の生産を拡大し、クローズドループ(#1)構築を推進する。併せて、B Corp(#2)認証の申請を行ったことも発表した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

フェムテックスタートアップOrchid、体外受精による妊娠開始前に胚の遺伝子異常を特定する検査開始

リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)スタートアップのOrchidは12月5日、初となる胚の全ゲノム解析検査を開始したと発表した(*1)。顧客は同サービスを利用し、体外受精による妊娠開始前に胚の遺伝子異常を特定することができるようになる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

電子決済スタートアップSumUp、450億円調達。グローバルに小規模加盟店向け製品サービス拡充へ

電子決済分野のスタートアップSumUpが、2億8,500万ユーロ(約450億円)を調達したと発表した。調達した資金を元手に、グローバルに事業展開を進め、ターゲット顧客である小規模加盟店向け製品サービスの拡充を図る。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

脱炭素SaaSプラットフォームのテラスコープ、森林・土地・農業(FLAG)分野の排出量測定・管理ソリューションを提供開始

脱炭素SaaSプラットフォームを提供するテラスコープ(Terrascope)は12月11日、自社プラットフォーム上に、土地集約型セクターの企業向けに森林・土地・農業(FLAG)分野の排出量測定・管理機能を追加すると発表した。これにより、同社はFLAG排出機能を組み込んだ最初のSaaSプラットフォームの一つとして、より正確な炭素会計の実現に向けた強力なソリューションを提供できるようになる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

マイクロソフト、炭素除去スタートアップMombakとアマゾン熱帯雨林再生プロジェクトの炭素除去クレジット契約を締結。自然ベースとしては世界最大級

米マイクロソフト(ティッカーシンボル:MSFT)は12月6日、炭素除去スタートアップMombakと、アマゾン熱帯雨林の再生プロジェクトからの炭素除去クレジット契約を締結したと発表した。自然ベースの炭素除去クレジットとしては世界最大級となる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

欧州、建物のエネルギー性能指令の改正案で合意。最低エネルギー性能基準の設定や化石燃料ボイラーの段階的廃止など

欧州理事会と欧州議会は、建物のエネルギー性能に関する指令の改正案の暫定的な政治合意に達したと発表した。今後、欧州連合(EU)の加盟国は、最低エネルギー性能基準(MEPS)の設定や化石燃料ボイラーの段階的廃止などに取り組む。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

EV電極製造スタートアップAM Batteries、シリーズBで47億円調達。ドライ電極技術の商用化加速

リチウムイオン電池の電極製造装置を製造するスタートアップAM Batteriesが、シリーズB(資金調達ラウンド)で3,000万ドル(約46億7,000万円)を調達したと発表した。調達した資金を元手に、ドライ(乾式)電極(DBE)技術及び電極製造装置の商用化を目指す。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

グリーン黒鉛スタートアップUP Catalyst、シード期に6億円調達。CO2からの炭素材料量産へ

持続可能な炭素材料を開発するスタートアップUP Catalystは12月6日、シード期(創業前または創業後間もない企業が行う資金調達)に400万ユーロ(約6億2,000万円)を調達したと発表した。調達した資金を元手に、欧州で二酸化炭素(CO2)由来の炭素材料と黒鉛(グラファイト)の生産を拡大することで、黒鉛の中国依存の低下に貢献する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

航空業界の脱炭素化推進。グラファイトはアメリカン航空と1万トンの永久的炭素除去契約を締結。水素燃料電池航空ゼロアビアはシリーズCで170億円調達。

航空業界の脱炭素化に向けた取り組みが推進されている。炭素除去スタートアップのグラファイト(Graphyte)は11月28日、アメリカン航空と2025年初頭に1万トンの炭素を永久除去する契約を締結した。航空スタートアップのゼロアビアは27日、シリーズC(資金調達ラウンド)で1億1,600万ドル(約170億円)を調達し、水素燃料電池を搭載した航空機の開発を進める。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

オンライン決済ストライプ、特定の炭素除去量を予約注文できる新製品を提供開始。顧客は数クリックでクレジット購入が可能に

オンライン決済のストライプが、オフテイク・ポートフォリオから特定の炭素除去量を予約注文できる新商品「Climate Orders」を提供すると発表した。このツールを活用することで、顧客は僅か数クリックで炭素クレジットを購入したり、APIを使って永久的炭素除去を自社の気候変動対策に統合したりすることができるようになる。

ESG投資コラム

【脱炭素銘柄】太陽光発電システム・装置の米エンフェーズ・エナジー(ENPH)の業績や今後は?新NISA対応組み入れファンドも

エンフェーズ・エナジー(ティッカーシンボル:ENPH)は太陽光パネルの効率性を大幅に高めるマイクロインバーターを開発・販売しています。今回は、エンフェーズの会社概要や製品の特徴をおさらいした上で、サステナブルな取り組みや業績・株価動向、新NISA成長投資枠対応の組み入れファンドを紹介します。

ESG投資コラム

【医療DX銘柄】デジタルヘルス市場のパイオニア、米インテュイティブ・サージカルの業績や今後は?新NISA組み入れファンドも

米インテュイティブ・サージカル(ティッカーシンボル:ISRG)は、手術支援ロボット分野で世界最大手です。そこで今回は、インテュイティブの会社概要や製品の特徴をおさらいした上で、同社のサステナブルな取り組みや業績・株価動向、新NISA成長投資枠対応の組み入れファンドを紹介します。

ESG投資コラム

【サステナブル不動産関連銘柄】塗料大手シャーウィン・ウィリアムズ(SHW)の業績や今後は?新NISA組み入れファンドも

米シャーウィン・ウィリアムズ(ティッカーシンボル:SHW)は塗料の分野で世界大手です。そこで今回は、シャーウィンの会社概要や製品の特徴をおさらいした上で、同社のサステナブルな取り組みや業績・株価動向、新NISA成長投資枠対応の組み入れファンドを紹介します。