「フォルトゥナ」の記事

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

Airbnb、AIスタートアップGamePlanner.AIを買収。旅コンシェルジェ提供により顧客体験向上につなげる狙いか

米民泊大手エアビーアンドビー(ティッカーシンボル:ABNB)は11月14日、人工知能(AI)スタートアップGamePlanner.AIを買収したと発表した。GamePlanner.AIが有するAIやデザインなどの専門性を活用し、旅行コンシェルジェ機能などの提供を通じて顧客体験の向上を目指す見通しだ。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ホーム・デポ財団、30年までに退役軍人に1,100億円拠出コミット。アフォーダブル住宅に焦点当て、5万人にポジティブインパクトを

米ホームセンター大手ホーム・デポの非営利部門ホーム・デポ財団は11月10日、2030会計年までに退役軍人を対象として7億5000万ドル(約1,100億円)拠出することにコミットすると発表した。この資金を活用し、主にアフォーダブル・ハウジング(安価な価格の住宅)問題に焦点を当て、約5万人の退役軍人にポジティブインパクトをもたらす狙いがある。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

EV向け磁石開発スタートアップNiron Magnetics、GMやステンランティスなどから50億円調達。レアアースフリー磁石の商用化目指す

電気自動車(EV)向け磁石を開発するNiron Magneticsは11月8日、ゼネラルモーターズ(GM)やステンランティスなどから3,300万ドル(約50億円)を調達したと発表した(*1)。調達した資金を元手に、世界初となるレアアース(希土類)が不要な永久磁石Clean Earth Magnetの商用化を目指す。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

バイオニックハンドAether、シリーズAで9億円調達。高性能義手の製造と研究開発推進

バイオニックハンド(生体工学の技術を用いた高機能な義手)を開発するスタートアップAether Biomedicalは11月13日、シリーズA(資金調達ラウンド)で580万ドル(約8億8,000万円)を調達したと発表した(*1)。主力製品Zeus Handの製造や研究開発を推進する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

フェムテックスタートアップCercle立ち上げ。メタ元COOサンドバーグ氏らの支援受けつつ女性の健康改善目指す

女性特有の健康課題をテクノロジーにより解決を目指すFemTech(フェムテック)のスタートアップCercleが、11月8日にサービスを開始した。米メタの元最高執行責任者(COO)シェリン・サンドバーグ氏らの支援を受ける。人工知能(AI)を活用し、女性の健康、特に不妊の改善を目指す方針だ。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

EdTechスタートアップxUnlocked、シリーズAで9億円調達。教育プラットフォームのサービス領域拡充へ

教育とIT(情報技術)を組み合わせたEdTech(エドテック)分野のスタートアップxUnlockedは11月8日、シリーズA(資金調達ラウンド)で500万ポンド(約9億3,000万円)を調達したと発表した。これまでに金融・サステナビリティ分野の教育プラットフォームを提供する中、調達した資金を元手にサービス領域の拡充を図る。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

バイデン政権、低炭素材料を用いたクリーンな建設プロジェクトに3,000億円拠出。気候変動、イノベーション、雇用創出の取り組み推進

米国連邦政府の一般調達庁(GSA)は11月6日、低炭素の建材や材料を使用する建設プロジェクトに20億ドル(約3,000億円)を拠出すると発表した(*1)。バイデン大統領が掲げる「米国への投資(Investing in America)」アジェンダの一環として、気候危機への取り組み、イノベーションの創出、高賃金の雇用を推進する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

炭素クレジット格付スタートアップの英ビーゼロ、最新の炭素クレジットポートフォリオ構築ツールをリリース。

炭素クレジット格付機関スタートアップの英ビーゼロカーボン(BeZero Carbon)は11月6日、新たに炭素クレジットポートフォリオ構築ツールをリリースしたと発表した。同ツールを活用することで、炭素クレジットの購入者(バイヤー)は炭素クレジットポートフォリオ全体のリスクを把握し、信頼できるネットゼロ戦略を策定できるようになる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

インシュアテックと保険大手の提携加速。米ネクスト・インシュランスや米コアリーションは中小企業向けサービス強化

保険とIT(情報技術)を融合したインシュアテック企業と世界の保険大手との提携が加速している。米ネクスト・インシュランスは米保険大手オールステートおよび独保険大手アリアンツのデジタル投資部門アリアンツXと、米コアリーションはMS&ADホールディングスと提携し、それぞれ中小企業向けサービスの拡充を図る。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

リチウムイオン電池リサイクルスタートアップPrinceton NuEnergy、シリーズAで24億円調達。直接リサイクル推進

リチウムイオン電池の先端リサイクル技術を開発するスタートアップPrinceton NuEnergy(PNE)は11月6日、シリーズA(資金調達ラウンド)で1,600万ドル(約24億円)を調達したと発表した。低温プラズマ分離支援(LPAS)を利用した直接リサイクル法(構成部材をできるだけ壊さずに取り出し再利用する)により、環境に大きなインパクトを与えるリチウムイオン電池のリサイクルを推進する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ESGデータ収集スタートアップESG Flo、8億円を調達。CSRDやSEC要件準拠の報告書作成支援を強化

ESG(環境、社会、ガバナンス)データの収集スタートアップESG Floは10月31日、シード期(創業前または創業後間もない企業が行う資金調達)に525万ドル(約7.9億円)を調達したと発表した(*1)。調達した資金を元手に、欧米当局が求める要件に準拠した報告書作成支援を強化する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

気候テックへの投資40%減もセクター全体の減少幅よりは小さなものに。太陽光、グリーン水素、CCUSは投資増 PwC調査

監査法人プライスウォーターハウスクーパース(PwC)は10月17日、気候テックへの投資動向を伝えるレポート「2023年版気候テックの現状(2023 State of Climate Tech)」を公表。気候テックへの投資は40%減とセクター全体の減少幅(50%減)より小さなものとなった。太陽光発電やグリーン水素、二酸化炭素(CO2)回収・有効利用・貯留(CCUS)といった排出削減効果の高い分野への投資は増加した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

グリーン水素スタートアップNovoHydrogen、30億円調達。米国でプロジェクト開発加速へ

グリーン水素プロジェクトを手がけるスタートアップNovoHydrogenは10月17日、クリーンエネルギー企業Modern Energyより、エクイティ・コミットメント(新株予約権を利用した資金調達)で2,000万ドル(約30億円)の資金を調達したと発表した(*1)。調達した資金を元手に、全米でグリーン水素の製造を加速させる方針だ。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

気候テックスタートアップOverstory、21億円調達。山火事と停電リスク軽減するAI製品拡大へ

気候テックスタートアップOverstoryは10月19日、シリーズB(資金調達ラウンド)で1,400万ドル(約21億円)の資金を調達したと発表した(*1)。調達した資金を元手に、山火事や停電リスクの軽減に資する人工知能(AI)を活用した植生管理(#1)製品の導入拡大を目指す。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

不動産脱炭素化スタートアップBedrock Energy、13億円調達。地中熱利用空調システム関連技術の開発・導入加速へ

不動産の脱炭素化に貢献するテック系スタートアップBedrock Energyは10月11日、シード期(資金調達ラウンド)に850万ドル(約12億7,000万円)の資金を調達したと発表した。調達した資金を元手に、地中熱で商業用不動産の脱炭素化を図る取り組みを加速させる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

myenergi、55億円調達。スマートホーム関連製品の販拡や家庭でのエネルギー移行を推進

スマートホームエネルギー関連製品を手がけるスタートアップmyenergiは10月11日、ベンチャーキャピタルのエナジー・インパクト・パートナーズ(EIP)より3,000万ポンド(約55億円)の出資を受けたと発表した。調達した資金を元手に、エコスマート製品の販売拡大や家庭でのエネルギー移行を推進する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

電力需給予測Amperon、シリーズBで30億円調達。電力網の脱炭素化推進

電力需給予測システムを提供するスタートアップの米Amperonホールディングスは10月4日、シリーズB(資金調達ラウンド)で2,000万ドル(約30億円)の資金を調達したと発表した。調達資金を元に、電力需給予測ソリューションを推進し、グリッド(電力網)の脱炭素化を後押しする。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

水電解装置エレクトリック・ハイドロジェン、シリーズCで570億円調達。グリーン水素製造と商用化を加速

水電解装置開発のスタートアップ企業エレクトリック・ハイドロジェン(以下EH2)は10月3日、シリーズC(資金調達ラウンド)で3億8,000万ドル(約570億円)を調達したと発表した。今回の調達資金を元手に、大容量のグリーン水素装置の製造および商用化を加速させる方針だ。