「フォルトゥナ」の記事

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

欧州理事会、ネットゼロ産業法を最終承認。ネットゼロの製造エコシステム強化

欧州理事会は5月27日、気候変動対策を進めるためのネットゼロ産業法を最終承認した。太陽光発電パネルや風力タービンなどのネットゼロ技術に関わる重要製品の域内生産を拡大し、ネットゼロの製造エコシステムの強化を図る。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

米環境保護局、メタン排出量削減に向けた最終規則を発表。石油・ガス部門の排出量報告を強化

米環境保護庁(EPA)は5月6日、メタン排出量削減に向けた最終規則を発表した。EPAの温室効果ガス報告プログラム(GHGRP)を改訂し、気候変動の主な要因の一つである石油・ガス施設からのメタン排出に関する透明性と説明責任の向上を図る。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

気候テックスタートアップElectricity Maps、気候変動フォーカスファンドのTransitionsなどから8億円を調達

気候テックスタートアップのElectricity Mapsは5月7日、気候変動に焦点を当てたファンドTransitionとRevent より、500ユーロ(約8億円)を調達したと発表した。調達資金を元手に、電力業界のデータドリブンな脱炭素化の支援を加速させる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

炭素クレジット格付スタートアップのシルベラ、プロジェクト比較プラットフォームやスクリーニングツールをリリース

炭素クレジット格付スタートアップのシルベラ(Sylvera)は5月1日、炭素削減プロジェクトの発掘・比較を可能にする新製品や、プロジェクトのスクリーニングと評価を支援するソリューションをリリースした。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

衛星・AIスタートアップのエーアイダッシュ、シリーズCで90億円調達。気候変動に強い持続可能なインフラ産業への移行目指す

人工知能(AI)による衛星画像解析の技術を提供するスタートアップのエーアイダッシュ(AiDash)は4月30日、シリーズC(資金調達ラウンド)で5,850万ドル(約90億円)を調達したと発表した。気候変動に強い持続可能なインフラ産業への移行目指す。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

米エネルギー省、CO2輸送インフラの拡充に向けて最大770億円拠出。国内CCS産業の成長支援

米エネルギー省(DOE)は5月2日、全米の二酸化炭素(CO2)排出量の削減に貢献し、CO2輸送インフラの拡充を支援するプロジェクトに対して、最大5億ドル(約770億円)を提供することを発表した。この取り組みを通じ、国内のCO2の回収・貯留(CCS)産業の成長を支援する狙いがある。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

炭素管理スタートアップのカーボンファクト、シリーズAで23億円調達。ファッション特化の環境報告自動化を支援

炭素管理スタートアップのカーボンファクト(CarbonFact)は4月30日、シリーズA(資金調達ラウンド)で1,500万ドル(約23億円)を調達したと発表した。ファッション業界特化の環境データ収集と報告の自動化を支援するソリューションの提供を強化する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ISSB、IFRSサステナビリティ開示タクソノミーを公表。サステナビリティ開示を効率的に分析

国際会計基準(IFRS)財団傘下の国際サステナビリティ基準審議会(ISSB、#1)は4月30日、IFRSサステナビリティ開示タクソノミー(情報を分類するためのシステム・ルール)を公表した。投資家やその他の資本提供者は同タクソノミーを基に、サステナビリティ関連の財務開示を効率的に分析できるようになる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

CO2除去フロンティア、バイオマス炭素除去・貯留プロバイダーと89億円のオフテイク契約を締結

炭素除去技術の開発を後押しするフロンティア(Frontier)は5月1日、バイオマス炭素除去・貯留(BiCRS)プロバイダーのヴォルテッド・ディープ(Vaulted Deep)と総額5,830万ドル(約89億円)の炭素除去契約を締結した。フロンティアにとって過去最大のオフテイク契約となる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ブルームバーグ、サステナブル投資スクリーニングツールをリリース。投資判断や規制遵守をサポート

ブルームバーグは4月29日、新たにサステナブル投資関連のスクリーニングツールをリリースしたと発表した(*1)。投資家は新ソリューションを活用することで、ポートフォリオ、ファンド、指数を独自のサステナビリティ基準に照らしてスクリーニングすることができるようになる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

太陽光発電・蓄電スタートアップのパインゲート、1,000億円調達。インフラ構築を推進

太陽光発電・蓄電スタートアップのパインゲート・リニューアブルズ(Pine Gate Renewables)は4月29日、6億5,000万ドル(約1,000億円)を調達したと発表した。調達資金を元手に、クリーンエネルギープロジェクトの開発・所有・運営を加速させ、2025年までに3ギガワット(GW)のインフラ構築を推進する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

SAFスタートアップのランザジェット、マイクロソフトより資金調達。世界展開やAI活用も視野

持続可能な航空燃料(SAF)スタートアップのランザジェット(LanzaJet)は4月22日、マイクロソフトの気候イノベーションファンドから投資を受けたことを発表した。ランザジェットはSAFの世界展開を進めるとともに、マイクロソフトが有するデータと人工知能(AI)を活用し、コーポレート機能とSAF製造技術の向上も模索する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

英国、30年までに航空燃料の10%をSAF義務付け。25年より施行へ。脱炭素化をリード

英国政府は4月25日、2030年までに同国発の路線で利用される航空燃料の、少なくとも10%を持続可能な航空燃料(SAF)にすることを義務付けると発表した。この取り組みを通じ、英国におけるSAFの需要を喚起し、排出を削減につなげ、航空や環境分野で世界をリードする。