「藤井 理」の記事

投資信託コラム

円安時におすすめの投資対象は?平均リターンや主な商品、始め方を比較

為替市場では円安が進んでいます。昨年末(2021年12月)に1ドル=115円前後で推移していたドル円は、2022年6月には1ドル=135円台に乗せ、現在(2022年6月28日時点)も135円を挟んで推移しています。

ドル高の背景には、米国の中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)が利上げに踏み切ったことで日米金利差(米国債と日本国債の金利差)が拡大したこと、資源価格の上昇により貿易収支が赤字に転じたこと等が挙げられます。

FRBはインフレを理由に利上げを継続する姿勢を示しているため、日米金利差は今後も拡大傾向が予想され、ドル円相場も円安傾向が続くとみられています。そこで今回は、円安時の投資対象、平均リターンや主な商品や始め方を解説します。

株式投資コラム

空売りのリスクと対策は?売買のタイミングや効果的な使い方も

FRB(米国連邦準備理事会)の金融引き締めが本格化するなか、株式市場が下落基調にあるため、空売りに興味をもたれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

空売りは少額で大きな取引ができるため、短期間で大きな収益を上げられる可能性がありますが、株価が上昇すると大きな損が発生します。そこで、今回は空売りのリスクや対策などについて解説します。

株式投資コラム

株式トレードの始め方は?初心者向けの証券会社と注意点も

株式投資には、企業の成長に投資する方法と、株価の値動きに着目し売買を繰り返す方法(トレード)があります。企業成長に投資する場合には財務分析、株式トレードの場合にはチャート分析が中心です。

初心者の方が株式トレードを始めるには、準備や心構えが必要です。そこで今回は、株式トレードの始め方や注意点について解説します。

投資信託コラム

レバレッジ型「Direxion ETF」の評判は?主なファンドの比較や注意点も

投資信託の人気ランキング上位にはインデックスファンドほか、レバレッジ型投資信託(ファンド)が入っています。レバレッジ型は、指数の2倍、3倍の値動きを目指した投資信託で、短期間に大きく変動するため一部の投資家の間では人気です。

しかし、レバレッジ型には大きな収益機会があるものの、大きな損失を出してしまうこともあるため、特に初心者の方は注意する必要があります。今回は米国でレバレッジETFを数多く組成している運用会社DirexionのETFについて、評判やコストなどを解説します。

投資信託コラム

東証再編による株価指数とインデックスファンドへの影響は?

2022年4月4日の東証指数の再編で、東証1部や2部などの市場区分が廃止され、プライム、スタンダード、グロースの3つの区分に変更されました。

この再編によりTOPIXや東証マザーズ指数も段階的に見直されます。これらの指数は、インデックスファンドの対象となっています。そこで、今回は東証再編による株価指数とインデックスファンドへの影響について解説します。

債券投資コラム

社債とソーシャルレンディングの違いは?投資のメリットとリスクも

ソーシャルレンディングは、少ない金額で気軽に投資可能で、かつ利回りが高いため、個人投資家を中心に人気です。日本の10年国債の利回りは、2022年4月26日時点で0.24%程度ですが、ソーシャルレンディングは運用期間が1年未満で、利回りが1.0~5.0%(年率換算)程度と高い水準です。

そのぶん、国債や社債と比較してリスクが高いため、投資する上では注意が必要です。そこで、今回は類似する仕組みである社債とソーシャルレンディングの違いや、投資のメリット、デメリットなどについて解説します。

ロボアドバイザーコラム

投資一任型ロボアドバイザー6つの運用手法とリスクをプロが分析

投資一任型ロボアドバイザーは、簡単な質問に答えるだけで自身にあった運用が始められる投資方法です。運用をプロに委託できるため簡単に始めることができるロボアドバイザー運用ですが、ロボアドバイザー運用会社は複数存在するため、どの運用会社にするのか迷ってしまうという声も耳にします。

そこで今回は、代表的な7つの投資一任型ロボアドバイザーの運用手法やリスクを解説します。

投資信託コラム

投資初心者は何から始めるべき?プロのおすすめ投資と必要金額、注意点も

投資を始めようと思っても、何から始めたらよいのかわからなかったり、手続き等が難しそうだと感じて躊躇(ちゅうちょ)したり、様々な金融商品から何に投資したらよいのか迷ったりするかと思います。

そこで、今回は投資初心者の方にもわかりやすい投資の方法や必要金額、注意点について、金融・投資のプロの目線から解説します。

株式投資コラム

スタグフレーションによる株価への影響は?日米市場と世界経済の動向も

世界中で原油をはじめ商品価格の上昇が続いています。日本では原油高によるエネルギー価格上昇に加え、食品や家電などの値上げが始まっています。賃金が伸びないなか、さまざまな商品やサービス価格の上昇は、家計を直撃します。また、給与所得が伸びないまま物価が上昇すると、スタグフレーションを招く危険があります。

そこで今回は過去のスタグフレーションを分析し、スタグフレーションによる株価への影響を解説します。

投資・マネーコラム

HiJoJo Partnersの評判は?投資のメリットやリスク、案件状況も

HiJoJo Partnersは、ユニコーン企業を中心に国内外の非上場スタートアップ企業に投資するファンドを組成・販売・運用する会社です。

同社は、ユニコーン投資のハードルを引き下げ、個人投資家向けに100万円から投資できるユニコーンファンドの販売を始めています。同社が発行した3銘柄のうち1銘柄で、募集終了からわずか5カ月で投資先の上場が決まったため、HiJoJoユニコーンファンドが個人投資家から注目を浴び、HiJoJo Partnersの評判が高まっています。

ユニコーンファンドは大きな利益が得られることもありますが、損失を出してしまうこともあります。そこで、今回はHiJoJo Partnersの評判のほか、投資のメリットやリスクについて解説します。

株式投資コラム

米国株の積立投資、メリット・デメリットと対応サービスは?

日本の投資家の間では米国株の人気が高まっています。背景には、日本経済が超高齢化社会に入っているため株価の高い成長が期待できない一方、米国経済は今後も高い経済成長が見込めるため、株価の成長が期待できるからです。また、米国株が1株から投資できることも人気の一因です。

SBI証券や楽天証券では、米国株の積立投資が可能です。積立投資の良い点は、長期的な目線に立つことで株価水準を気にすることなく一定の株式を購入できることです。積立投資は、継続すればするほど株数が増えるため、将来的に大きな資産を形成することが可能です。

そこで、今回は米国株積立投資のメリット・デメリットなどについて解説します。

株式投資コラム

原油高騰による株価への影響は?日米市場と世界経済の動向も

2022年3月、原油価格は2021年3月対比で約2倍に上昇しました。原油価格の上昇は、原油を基に精製されるガソリンやプラスチックなど幅広い製品価格の引き上げにつながるため、インフレをもたらします。急なインフレは経済の混乱を招くため、中央銀行は利上げ政策でインフレを抑制します。

株式市場にとっては、企業の資金調達コストを引き上げてしまうことや、イールドスプレッド(10年国債の利回りと益利回りの差)の拡大要因となるため、マイナス材料です。

今回は、原油高騰による日米株式市場や世界経済への影響について解説します。

株式投資コラム

株式投資、配当と売買益どちらを狙う?メリット・デメリットを比較

株式投資の収益にはインカムゲインとキャピタルゲインの2種類があります。インカムゲインとは配当金や分配金、利息、キャピタルゲインとは売買益のことです。

インカムゲイン目的の場合は、高配当利回りの株式や、REIT(不動産投資信託)など分配金の高い金融商品に投資する方法があります。売買益狙いの場合には、値動きが激しい株式やレバレッジ・インデックス連動型上場投信(インデックスの変化に対し2倍、3倍の動きに連動するように設計された投資信託)などに投資する方法があります。

運用にあたり、配当と売買益のどちらに重点を置くのが良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、株式投資において、配当と売買益のどちらを狙うのがよいのかというテーマで解説します。

株式投資コラム

株主優待目的の投資の注意点は?損しないための対策をプロが解説

株主権利確定が年間でもっとも多い3月に入りました。権利確定日に株式を保有していると、配当金や優待を受け取ることができます。投資家にとってうれしい株主優待制度ですが、廃止されてしまうこともあります。廃止されると株価は下落する傾向があるため、優待銘柄に投資する場合には廃止リスクが低い銘柄に投資する必要があります。

そこで、今回は株主優待目的投資の注意点や、損をしないための対策を解説します。

投資信託コラム

投資で退場しないために初心者が注意すべきことは?プロが解説

2022年3月初頭は、FRB(米国連邦準備制度理事会)が金融政策の緩和から引締め政策への転換を決めたことや、ロシアによるウクライナ侵攻を嫌気し、株式市場は乱高下の激しい動きが続いています。2022年は上昇基調にあった株式指数が転換点を迎えるかもしれません。

そこで今回は、投資で退場しないための心構えや銘柄の選び方など、投資初心者が注意すべきことについて解説します。難局を迎えても相場に残れる立ち振る舞いや考え方をまとめています。

株式投資コラム

ロシアのウクライナ侵攻による日本株への影響は?過去の類似事例も

新型コロナウイルス感染症が収束に向かう中、ロシアによるウクライナ侵攻が株式市場を揺るがしています。米国では利上げも控えているため、株式市場にとってウクライナ問題は二重苦といえます。今回は、ロシアのウクライナ侵略による日本株への影響を過去の類似例と照らし合わせて解説します。

株式投資コラム

日米の主なメタバース関連銘柄は?5社の株価推移や配当、今後の展望

メタバースとは主に、インターネット上に構築された仮想空間で、自分のアバター(分身)を作製し、他のアバターとの交流や、コンサートに参加するなど非現実的な体験ができるサービスを指します。

米国のEmergen Research社の分析によると、同社では世界のメタバース市場規模は2028年に約8,300億ドルに達すると予想しています(2020年は約480億ドル)。

株式市場にとってもメタバース銘柄への期待は高く、第2、第3のアマゾンやアップルのような企業が現れる可能性もあります。そこで今回は注目の日米メタバース関連銘柄について解説します。

株式投資コラム

日銀の指値オペで金利と株価はどうなる?背景や動向も

日本銀行(日銀)が2022年2月14日に指値オペを実施しました。10年国債利回りの上昇がとまらず、日銀が許容する10年国債利回り変動幅の上限(0.25%)に接近していたためです。

今回の指値オペは、日銀が10年国債(363回債、364回債、365回債)の3銘柄を利回り0.25%で無制限に購入するというものです。入札結果は10年国債の市場金利が0.25%より低い水準で推移していたため、実際の応札はありませんでしたが、日銀の上限金利0.25%を死守するという意思を伝えるというアナウンスメント効果があったと思われます。

今回は、日銀が指値オペを行った背景や、今後の金利、株価の動向について解説します。