日本政策投資銀、第5回DBJサステナビリティボンド発行。米ドル建てで過去最大規模の発行額
株式会社日本政策投資銀行(DBJ)は10月2日、「第5回DBJサステナビリティボンド(第81回MTN)」を発行した。サステナビリティボンドは社会的責任投資(SRI)債の一種で、DBJとして6回目の起債となる。発行額は1000百万米ドルで、DBJ発行の米ドル建てSRI債としては、過去最大規模の発行額。
株式会社日本政策投資銀行(DBJ)は10月2日、「第5回DBJサステナビリティボンド(第81回MTN)」を発行した。サステナビリティボンドは社会的責任投資(SRI)債の一種で、DBJとして6回目の起債となる。発行額は1000百万米ドルで、DBJ発行の米ドル建てSRI債としては、過去最大規模の発行額。
英経済誌エコノミストの調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が実施し、カナダの証券会社RBCウェルス・マネジメントが公表した最新調査で、アジアの若年富裕層投資家の間で、投資意思決定の際にESG要因を重視する傾向が強まっていることが分かった。彼らのそのような傾向は、英国や北米地域の若年富裕層投資家と比べて強いことも明らかになった。
気候変動ファイナンス・リーダーシップ・イニシアチブ(The Climate Finance Leadership Initiative、CFLI)は日本時間の9月19日、報告書「低炭素未来の資金調達(Financing the Low Carbon Future)」を発表した。
環境省は「地域におけるESG金融促進事業に係る支援先機関」の1次公募結果を発表した。環境・社会にインパクトがあり、地域の持続可能性の向上や地域循環共生圏の創出に資するESG金融促進を図るべく、地域におけるESG金融促進事業に参加する支援先機関(地域金融機関を公募する事業。
東京都の小池百合子知事が、3日に開かれた都議会定例会の本会議で、来年3月までに都内2カ所で、「民間の決済サービスで利用できる都独自のデジタル通貨を発行する」実証実験を行うことを明らかにしたと、一部メディアで報じられている。
地方銀行の広域連携「TSUBASAアライアンス」参加各行のグループ証券子会社は共同して9月26日、世界銀行(国際復興開発銀行)発行の「サステナブル・ディベロップメント・ボンド」(円建てステップダウン型期限前償還条項付日米2指数連動債)を国内の投資家向けに販売する。
静岡県内の地方自治体や金融機関など25団体は8月30日、金融を通した持続可能な国連の開発目標(SDGs)推進に向けて環境を重視した融資や事業を推進するため「静岡県SDGs×ESG金融連絡協議会」を発足した。全国でも初の試みで、環境省がオブザーバーとして参画し、同県の取り組みを全国のモデルとする方針だ。
サステナビリティ(持続可能性)に特化した企業評価プラットフォーム「SUSTAINA」を運営するサステナ株式会社は8月30日、サステナビリティー活動に積極的に取り組む企業を表彰する「SUSTAINA ESG AWARDS」の2回目となる2019年度の受賞企業を発表した。
愛媛銀行は8月27日、環境省の「2019年度地域ESG融資促進利子補給事業」の指定金融機関として、四国内の金融機関では初めて採択されたと発表した。地域循環共生圏の創出に資する環境に配慮した設備投資計画を図る事業者に対し最大10%、最長3年間の金利負担を軽減する融資の取扱いを開始する。
日本学生支援機構(JASSO)は23日、社会的な課題の解決につながる事業に使途を限定した債券「ソーシャルボンド(社会貢献債)」の発行条件を発表した。「56回日本学生支援債券(JASSOソーシャルボンド)」は発行額300億円、年限は2年、表面利率は0.001%。
JPモルガン・チェース、アップルやアマゾン・ドット・コムなど米大手企業の経営者が所属する団体「ビジネス・ラウンドテーブル」が、従業員や顧客、取引先、地域社会を含むすべての利害関係者(all stakeholders)の利益に配慮していくとする新たな行動原則を公表した。
第一生命保険株式会社は7月30日、世界銀行グループの国際復興開発銀行(IBRD)が発行するサステナブル・ディベロップメント・ボンド(総額約108億円)の全額を購入した。同債券は食品ロス・廃棄問題への取組みを重点テーマとしており、同社は国内機関投資家として初めての投資となる。
株式会社みずほフィナンシャルグループは8月5日、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)の責任銀行原則(9月22日発足予定)に正式に署名したと発表した。
総合情報サービスの日本総研は8月2日、人工知能(AI)開発ベンチャーのLaboro.AIと企業のESG(環境・社会・企業統治)の取り組みを調べるAIを共同開発、導入したと発表した。ESG情報を自動収集し、複雑な非財務情報の収集負荷を5割削減できるという。
クラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFOR株式会社は7月29日、法人向けSDGsマッチング事業「READYFOR SDGs」の提供を開始したと発表した。第一弾参画企業として、中部電力株式会社、大鵬薬品工業株式会社、ロート製薬株式会社、大和リース株式会社、株式会社ストライプインターナショナルが決定した。
環境省は7月8日、「環境サステナブル企業についての評価軸と評価の視点」を公表した。環境サステナブル企業とは、持続的成長に向けて環境要素を企業経営などに戦略的に取り込んでいる企業。同省は環境要素を経営に統合する企業の情報開示と投資家による開示情報を用いた企業価値評価の実務を促進するための活用を呼び掛けている。
国土交通省の「ESG不動産投資のあり方検討会」は7月3日、中間とりまとめを策定、公表した。国内外のESG(環境・社会・ガバナンス)投資やSDGs(持続可能な開発目標)の動きを踏まえつつ、日本の実情や社会的課題に応じた不動産へのESG投資を促進する上での留意点や方向性を示すものと位置付ける。
株式会社商船三井は6月29日、サステナビリティボンドを7月に発行すると発表した。第23回、24回目の無担保社債と個人投資家向けの3件を予定している。
経済産業省は「SDGs経営/ESG投資研究会報告書」を取りまとめ6月28日公開した。公表により企業のSDGs(持続可能な開発目標)経営によるESG(環境・社会・企業統治)投資の呼び込みを後押しする。
UNEP FI(国連環境計画・金融イニシアティブ)が6月18日、UNEP FI不動産WGが2018年11月に作成・発行した「ポジティブ・インパクト不動産投資フレームワーク 総体的インパクト分析ツール:ポジティブ・インパクト金融の実践ガイダンス」の日本語版をホームページ上で公開した。