オーストリア技術研究所と仏セキュリティ企業、仮想通貨の金融犯罪対策でタッグを組む
フランスのセキュリティ企業NIGMA Conseilはオーストリア技術研究所(AIT)と仮想通貨を使った金融犯罪に対抗する共同事業をさらに強化する目的で契約した。2月25日、共同プレスリリースで発表している。
フランスのセキュリティ企業NIGMA Conseilはオーストリア技術研究所(AIT)と仮想通貨を使った金融犯罪に対抗する共同事業をさらに強化する目的で契約した。2月25日、共同プレスリリースで発表している。
米国財務省傘下の金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)の幹部は2月6日、証券会社、銀行、および資産管理会社を代表する米国の業界貿易グループ「SIFMA」が主催するAMLおよび金融犯罪に関するカンファレンスにて、仮想通貨のような新たな決済技術を導入するソーシャルメディアはAML(アンチマネーロンダリング)標準に従う必要があると発言した。また、新技術の統合によって、金融システムを「後退」させることは許さないと強調している。
米国商品先物取引委員会(CFTC)の議長ヒース・ターバート氏は、Faceboookのリブラがどういったプロダクトになるのか、有価証券に含まれるのか、さまざまな観点から明確ではないと指摘した。11月19日、CNBCに語った。
米国政府は、仮想通貨の取り締まりをFATF(Financial Action Task Force:金融活動作業部会)の標準規格に準ずる形で厳密化する方針を固めている。11月15日、ロイター通信をはじめとする各メディアが報じている。
マネーロンダリング(資金洗浄)対策に取り組む国際組織である「金融活動作業部会(FATF)」が28日より、都内で対日審査を始めたと一部報道で報じられている。暗号資産(仮想通貨)交換業者も審査対象で、都内で3週間にわたり、政府や約20社の金融機関から聞き取り調査を行うようだ。
不正ログイン検知サービスを提供するカウリスは9日、暗号資産(仮想通貨)取引所大手ビットフライヤーが同社の不正ログイン検知サービス「FraudAlert」を導入したと発表した。
日銀総裁の黒田東彦氏は24日、大阪市で行った講演後、地元経済界との質疑応答で米Facebookの独自仮想通貨Libra(リブラ)について考えを述べた。「Facebookは膨大な顧客基盤を背景にしており、仮にリブラが導入されれば急拡大し、社会へのインパクトは巨大なものになり得る。今後ともG7、G20を通じて国際的な共通認識と適切な規制を考えていかなければならない」と見解を示したとロイターが報じた。
FATF(金融活動作業部会)は6月21日、仮想通貨サービス提供事業者に対してマネーロンダリングのリスクを防止する旨を記載した解釈ノートとガイダンスを公表した。
金融庁は21日、「事務ガイドライン(第三分冊:金融会社関係)」(16 仮想通貨交換業者関係)の一部改正案を公表した。
マネーロンダリング、テロ資金供与への対策に関する政府間会合FATFは、各国が暗号資産をどのように監督するかを明確にする参考文書を6月21日に発表する。Bloombergが6月12日付で報じている。
2019年6月8日から9日に福岡で開催されたG20財務大臣・中央銀行総裁会議において、各国は暗号資産のマネーロンダリング対策とテロ資金供与を阻止するために、FATF(金融活動作業部会)に2021年までに対策を検討するよう求めることで合意した。
5月26日まで88万円前後で推移していたビットコインの価格だが、27日の早朝から価格が急上昇し、1時間ほどで8%以上の価格上昇が見られた。28日には95万円に達した。6月10日現在は、80万円台を推移している。2週間近く経った今、ビットコイン急騰の要因がなんだったのか考えられることをまとめる。
先進国に新興国を加えた20カ国・地域(G20)は、6月8から9日の福岡市にて財務相・中央銀行総裁会議を行う。議論では、仮想通貨のマネーロンダリング対策に焦点が当たる。6月6日、日本経済新聞が報じている。
EU(欧州委員会)は、マルタへ仮想通貨市場の成長に合わせてAML(アンチマネーロンダリング)レベルを引き上げることを要求した。5日、マルタのビジネス情報サイトMaltaTodayが報じている。
2019年6月8から9日に福岡で開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議で、仮想通貨のマネーロンダリング対策やテロ資金供与を阻止するための新規制案が合意される見通しだ。4月4日、各メディアが報じている。
金融機関監督における国際協力を目的とするバーゼル銀行監督委員会(BCBS、Basel Committee on Banking Supervision)は3月13日、仮想通貨に関する声明を公表した。
EU加盟国の金融当局と連携しながら域内の金融機関を監督するEBA(欧州銀行監督機構)は1月9日、現行法における仮想通貨の定義や現段階で仮想通貨がEUに影響を及ぼす可能性がリスクを取りまとめた「Report with advice for the European Commission」を公表した。
2018年12月25日の日本経済新聞にて、世界最大のマイニング装置大手のBitmain(ビットメイン)の株式上場申請が却下される可能性があると報じられている。
世界の先進国と新興国の中央銀行総裁などから構成されるG20が12月1日閉会した。G20会合ではこれまでに引き続き、仮想通貨を含む金融システムが経済の発展に不可欠であると示し、マネーロンダリングやテロ資金供与を対策するために、国際基準策定の必要性を示した。また、世界経済の電子化が進んだことから、現行の国際的な課税制度では対応できなくなることを見越し、2020年までの解決策の取りまとめに向けて作業を進める方針を確認した。
金融庁は10月19日、第7回目となる「仮想通貨交換業等に関する研究会」にて、以前から議題として挙がっていた仮想通貨のデリバティブ取引について議論を行ったことを明らかにした。