「HEDGE GUIDE 編集部 FXチーム」の記事

FXコラム

2022年7月の利上げ動向は?物価高が続くなか、景気の先行きや雇用についても解説

2022年6月13日からの相場は、USDの方向性が錯綜する展開となりました。FOMCでは0.75%利上げが実施されました。パウエル議長が異例の対応だと述べたことでUSD買いの調整が入りました。FRB以外にも各国中銀の利上げが相次ぎ、リスクオフのUSD買いが進行しました。パウエル議長が米国経済の軟着陸は極めて困難との認識を示したことから、米金利が低下し、USD売り地合いとなりました。この記事では、2022年6月下旬の振り返りと、7月に向けての動向を解説します。

FXコラム

2022年6月米消費者信頼感指数、米5月PCEデフレータは?景況感とインフレ見通しを解説

2022年6月現在、為替相場のメインドライバーは世界経済の景気後退懸念に対するリスクセンチメントの増減に変わりつつあります。一方で各国の最新のCPIのデータを見るとどの国もインフレは高止まり、もしくは加速しています。当面利上げサイクルが継続されるのでしょう。今回は、景況感と物価の両方の状況を確認するために重要となる、米消費者信頼感指数とPCEデフレータついて解説していきます。

FXコラム

2022年6月英CPI・独GFK消費者信頼感調査とカナダCPIは?利上げとインフレ見通しを解説

2022年6月現在、主要中銀の政策決定会合が続き、BOJ以外の全ての中銀がインフレ見通しと共に政策金利を引き上げました。一方で、長期金利は株の低下も織り込まれつつあり、上値が重くなってきています。今後は各国ともどこまで利上げに耐えられるのかを、経済指標や高官発言を確認していく段階です。今回は、英CPI・英GFK消費者信頼感調査・カナダCPIについて、それぞれ解説していきます。

FXコラム

2022年6月のFOMC・BOE予想は?雇用統計や利上げ見通しについて解説

相場を動かすメインテーマが中銀の金融政策の行方となっています。市場は中銀の見通しよりかなり先行して利上げを織り込んでいるものの、経済指標を確認しながら、市場織り込みに近い水準まで利上げができそうな国が選好される展開となっています。一方で、引き締める中銀が明らかに増えたことから、長い間緩和マネーが流入していた株式市場は上値が重くなっています。今回は、FRBとBOEの金融政策決定会合について詳しく解説していきます。

FXコラム

2022年6月の利上げ動向は?物価高が続くなか、雇用統計や要人発言についても解説

2022年5月30日からの相場は、JPY売りの動きが優勢でした。リスクオンのJPY売りというよりは、緩和継続を明言している日銀と引き締め姿勢を強めるその他主要国中銀の金融政策スタンスの差がJPY売りを誘発しました。この記事では、2022年6月上旬の振り返りと、6月下旬に向けての動向を解説します。

FXコラム

2022年6月RBA・ECB・5月米国CPIは?要人発言や利上げ見通しを解説

2022年6月現在、引き続き世界各国の主要中銀の引き締めの動向が相場変動のメインテーマです。ウォラー理事のタカ派発言から再び急速な利上げを織り込みつつある米国債は、5月CPIに注目が集まっています。今回の数字は6月のFOMCのベースとなるため、投資家は今回のCPIをきっかけに動き出そうと待ち構えています。この記事ではRBA/ECBの金融政策決定会合及び米5月CPIについて解説していきます。

FXコラム

2022年6月の利上げ動向は?リスクオフの兆しが見えるなか、米雇用統計やインフレについても

2022年5月16日からの相場は、ドル高の流れに調整が入りました。高インフレに対応する各国中銀の金融引き締め姿勢があるなか、米小売企業の決算が崩れたことがきっかけとなりリスク回避ムードが広がり、米国債をはじめとした主要国の債券利回りの低下に繋がりました。USD/JPY相場にとっては、利上げ一巡後の景気後退の回避が焦点となりつつあります。この記事では、5月下旬の振り返りと、6月に向けての動向を解説します。

FXコラム

2022年6月BOC・5月米国雇用統計は?ファンドマネージャーが利上げとインフレ見通しを解説

2022年5月30日現在、FRBの行き過ぎた利上げ織り込みが剥落し、先々の利上げ中止まで織り込まれ始めました。今度は一転して米株が反発、そして米国以外の国が利上げを加速していることもあり、米国以外の通貨が買われUSD売りの地合いに転換しました。今回は利上げが織り込まれているBOC政策決定会合と、FRBの利上げ見通しを確認する上で大切な米雇用統計について、詳しく解説していきます。

FXコラム

2022年5月以降の米国・NZの利上げは?ファンドマネージャーが政策決定会合とインフレ見通しを解説

2022年5月中旬は、これまでの世界の金利上昇のトレンドに落ち着きが見えてきました。米CPI以降、織り込み過ぎた利上げが株を押し下げることで、米金利上昇によるUSD買いからリスクオフのUSD買いへと材料が変わりながらもUSD買い相場となりました。直近では行き過ぎたUSDロングの調整が入るなど、揉み合いの展開となっています。今回は、RBNZ政策決定会合と5月FOMC議事録について解説していきます。

FXコラム

2022年5月上旬の利上げ動向は?リスクオフの兆しが見えるなか、雇用統計やインフレについても解説

2022年5月2日からの相場は、FOMCをまたいでドルが振幅しました。大幅利上げについて否定的な見方が示され、一時ドル売りの反応が広がりました。しかしFRBの強いインフレ対応姿勢と、予想を大幅に下回る中国の財新PMIによりリスクオフの動きになりました。材料出し尽くしにより株が反転すると、ドル円は129円台、ユーロドルは1.04台まで戻りました。この記事では、2022年5月上旬の振り返りと、5月下旬に向けての動向を解説します。

FXコラム

2022年5月以降の英国・豪州の利上げは?ファンドマネージャーが雇用統計とインフレ見通しを解説

注目された米CPIのイベントを消化し、相場もこれまでの米金利を中心とした世界の金利上昇のトレンドに落ち着きが見え、むしろ織り込み過ぎた利上げが株を押し下げることでリスクオフの様相となりました。為替市場では溜まっていたJPYショートの巻き戻しが発生しています。今回は、BOEとRBAの見通しを確認する上で大切な両国の指標について、それぞれ詳しく解説していきます。

FXコラム

2022年5月以降の米国・英国の金利見通しは?ファンドマネージャーが米CPIと英GDPを解説

2022年5月のゴールデンウィーク中に、米FOMCと英MPCが開催されました。どちらも利上げを決定したものの、内容は大きく異なります。FOMCでは、賃金上昇からくるインフレ抑制に焦点が集まり、MPCでは、インフレの悪影響によるスタグフレーションを予測する中、仕方なく利上げを決定したという形です。FRB・BOEの見通しを確認する上で大切な米CPIと英GDPについて、それぞれ詳しく解説していきます。

FXコラム

2022年5月のRBA、FRB、BOE政策決定会合は?FOMC前後や利上げ見通しをファンドマネージャーが解説

2022年5月現在、ウクライナ情勢が膠着状態となっているなか、相場を動かすメインテーマが中銀の金融政策の行方となっています。市場はある程度の利上げは既に織り込んでいるものの、多くの国でこれまでの物価見通しを上方修正すると…

FXコラム

20年ぶりの円安、2002年との違いは?ファンドマネージャーが解説 日銀政策決定会合についても

2022年4月現在、円は大きく売られています。売られる要因は主に二つあります。BOJが世界でも緩和政策を維持する数少ない中銀となったことと、資源を輸入に頼っている日本の交易条件が資源価格高騰によって悪化しているということです。今回は原因の一つであるBOJの政策決定会合について、詳しく解説していきます。

FXコラム

2022年4月上旬の各国中銀動向は?円安が加速するなかインフレ動向や雇用統計も解説

2022年4月4日以降の相場は、USD買いが優勢となりました。米金融当局のタカ派姿勢が一段と鮮明になったことが背景です。ハト派的とみられていたブレイナードFRB理事が「バランスシートを5月にも急速なペースで縮小」と述べたことがきっかけとなりました。この記事では、2022年4月上旬の振り返りと、4月下旬に向けての動向をファンドマネージャーが解説します。

FXコラム

2022年4月のRBNZ・BOC・ECB政策決定会合は?ファンドマネージャーが解説

2022年4月現在、欧米中心に世界各国の主要中銀がタカ派転換しています。公式見解以上のタカ的な発言をする高官も増えてきています。会合毎にインフレ見通しを引き上げ、スタンスを引き締め寄りにシフトしていることは、金融政策が後手に回ってしまったということでしょう。中銀は遅れを取り戻すべく一気呵成に引き締めをしそうな雰囲気が強まっています。今回は、RBNZ・BOC・ECBの金融政策決定会合について解説していきます。

FXコラム

2022年4月のRBA政策決定会合は?ファンドマネージャーが解説

市場ではウクライナ問題長期化を前提とした取引が進行しています。資源と食料の需給がどうなっていくのか、それに伴うインフレ予想とインフレが各国にどのような影響を及ぼすのかが共通のポイントになってきています。今回は、資源と食料の両面で供給サイドとして景気回復期待が強いオーストラリアの経済状態を把握するため、RBA金融政策決定会合について詳しく解説していきます。

FXコラム

2022年3月の各国中銀動向は?原油やインフレ見通しについても解説

3/21以降の相場は、円安が進行しました。直近のFOMCでは年内毎回の会合での利上げを示唆し、さらにパウエルFRB議長をはじめとした米金融当局者らが0.5%幅の利上げの可能性が示唆されるなど、予想以上のタカ派姿勢をみせました。この記事では、2022年3月の振り返りと、4月に向けての動向を解説します。

FXコラム

2022年3月の米雇用統計と米消費者信頼感指数は?ファンドマネージャーが解説

ロシアのウクライナ侵攻は長期化により徐々に市場の反応は鈍くなってきており、代わりに金融政策への注目が高まっています。市場の織り込みよりもタカ派にシフトしつつあるFRBの動向によるUSDの方向性に注目が集まり始めています。各国の金融政策に注目した取引も活発化してきており、二つのテーマが混同している状況です。今回は、米FRBの動向を予想するにあたり、重要となる米雇用統計と米消費者信頼感指数について詳しく解説していきます。

FXコラム

2022年3月の各国中銀動向は?ロシア・ウクライナについても解説

2022年3月7日以降の相場は、ロシア軍がウクライナの原発を掌握し、対抗して米国がロシア産原油の輸入禁止を決定するなど事態は一段と悪化しリスクオフの様相が強まりましたが、両国の停戦協議が継続していることで、徐々にリスク警戒感が緩み、株式市場は反転して堅調な流れを示しました。この記事では、2022年3月の振り返りと、4月に向けての動向を解説します。